サクッと完了!データ移行後の古いiPhoneを安心リセットする全手順

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サクッと完了!データ移行後の古いiPhoneを安心リセットする全手順

iPhoneの設定が落ち着いたものの、データ移行後に手元へ残った古いiPhoneをどう初期化すれば良いのか迷っていませんか?

この記事では安全に情報を消し、売却や譲渡に備えるための確実な手順をエンジニアの経験をもとに細かく解説します。バックアップの確認や探すの解除、復元モードを使った完全消去まで段階ごとにまとめ、つい忘れがちなSIM取り外しや付属品チェックのポイントも盛り込みます。

安心して次の持ち主へ渡せる状態を整えれば、思い出の端末も新たな役目を果たします。では一緒に作業を始めてみましょう。

目次

データ移行後の古いiPhoneを初期化する具体的なやり方

データ移行後の古いiPhoneを初期化する具体的なやり方

データ移行が終わった古いiPhoneは、個人情報を残さず安心して手放せるように初期化しましょう。最新のiOS対応手順をお届けします。

  1. iPhone単体で初期化:設定アプリの「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」で操作
  2. PC(Finder/iTunes)経由で初期化:MacのFinderやWindowsのiTunesに接続して消去
  3. iCloudから遠隔初期化:Apple IDサイトの「iPhoneを探す」機能でリモート消去

どの方法でも最終的に古いiPhoneは初期設定状態に戻ります。バッテリー残量を十分に確保したうえで、自分の使いやすい手順を選んで進めてみてください。

設定アプリを使って直接初期化する方法

設定アプリを使って直接初期化する方法

設定アプリを使うこの方法は、iPhoneだけでサクッと初期化できるのが魅力です。パソコンやケーブルが不要なので、仕事帰りやお出かけ先でスマホ1台あればリセット完了です。充電ケーブルをつないでおくと、操作中の電池切れリスクを減らせるのでおすすめです。

直接初期化のポイント
  • パソコンいらずで手軽にリセット
  • 設定アプリだけで進められる簡単操作
  • バッテリー残量を気にせず実行できる

①設定でAppleIDからサインアウトする

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から歯車アイコンの「設定」をタップしてください。

手順
AppleIDの画面を開く

設定画面の一番上に表示される自分の名前欄をタップして、AppleID設定画面へ進みます。

手順
画面を下にスクロールしてサインアウトを選ぶ

画面下部にある赤文字の「サインアウト」をタップしてください。

手順
パスワード入力とデータ保持の選択

AppleIDパスワードを入力してオフにし、iCloudデータをiPhoneに残すか選んで「サインアウト」を確定します。

iCloudバックアップをオフにする前に、必要なデータが残っているか確認すると安心です。

②設定で探すをオフにする

「探す」をオフにしないとアクティベーションロックがかかったままになるので、初期化前にきちんと切っておきましょう。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から歯車アイコンの「設定」をタップします。

手順
Apple IDを選ぶ

画面上部に表示される自分の名前をタップしてApple IDの設定画面を開きます。

手順
「探す」をタップ

リストの中にある「探す」を見つけてタップします。

手順
iPhoneを探すをオフ

「iPhoneを探す」のスイッチをタップしてオフにします。パスワード入力画面が出たらApple IDのパスワードを入力してください。

オフにできないときは通信状況やApple IDのサインイン状態を確認してから再度試してください。

「探す」がオフになると端末がアクティベーションロックから外れ、初期化後に別の人も問題なくセットアップできます。

③設定>一般>転送またはiPhoneをリセットを開く

手順
設定>一般>転送またはiPhoneをリセットを開く

ホーム画面から設定アプリをタップします。画面上部の検索バーに転送またはiPhoneをリセットと入力するとすばやく見つかります。

一覧の一番下にスクロールすると転送またはiPhoneをリセットが表示されるので、ここを選択して次へ進みます。

設定内が長いときは検索バーを使うと迷わず探せます。

iOSのバージョンで表記が微妙に変わる場合があります。見つからないときはリストを上下にスワイプしてみてください。

④すべてのコンテンツと設定を消去を選ぶ

「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶと、写真やアプリのデータから設定まで、iPhoneの中身がまるごとリセットされます。大事なデータはバックアップ済みか再確認してください。

手順
「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶ

「設定」>「一般」>「iPhoneを転送またはリセット」>「消去」を順にタップしてから「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。

手順
パスコードを入力して進む

画面ロック用のパスコードを求められるので入力し、消去操作を先へ進めます。

手順
Apple IDパスワードを入力

iCloudと紐づく機能をオフにするために、Apple IDのパスワードを入力します。忘れた場合は事前に確認しておきましょう。

実行するとiPhone内のデータは完全に消えます。バックアップしていないデータは戻せないので注意してください。

途中で止まらないように、バッテリー残量を十分に確保してから操作を始めると安心です。

⑤パスコードを入力して消去を確定する

画面に表示された入力欄に端末ロック用のパスコードを順番に打ち込んでください。

正しいパスコードが認証されると「iPhoneを消去」がタップできるようになります。ここを押すと消去処理がスタートします。

消去中はAppleマークと進捗バーが表示され、完了まで数分かかります。画面が消えて再起動したらリセットが完了です。

消去中にバッテリーが切れると途中で止まってしまうことがあります。必ず充電器をつないで進めましょう。

ちなみに、iTunesやFinderに接続した状態で消去すると万が一に備えてバックアップも同時に取れるので安心です。

パソコン経由で初期化する方法

パソコン経由で初期化する方法

パソコンにつないで初期化すると、iTunesやFinderが手順をガイドしてくれるので、はじめてでも安心です。

ケーブルでつなげばオフライン環境でも動くので、ネットワークが不安定な場所でも問題ありません。

さらに、iOSの再インストールも同時に行えるので、システムをまっさらにしてから手放したいときにピッタリです。

①LightningケーブルでiPhoneをMacやPCに接続する

手順
LightningケーブルでiPhoneをMacやPCに接続する

用意した純正またはMFi認証取得済みのLightningケーブルをiPhoneとパソコンのUSBポートにしっかり差し込みます。接続する前にiPhoneの画面ロックを解除しておくとスムーズです。

MacならFinderを立ち上げてサイドバーに表示されるiPhoneを選択、Windows PCなら最新バージョンのiTunesを起動してデバイスアイコンをクリックします。

もし「このコンピュータを信頼しますか?」と確認が出たら、画面指示に沿って「信頼」をタップしてください。

Lightningケーブルが断線ぎみだと認識しづらくなるので、状態のいいケーブルを使うと接続トラブルを減らせます。

②FinderまたはiTunesでiPhoneを選択する

手順
FinderまたはiTunesでiPhoneを選択する

MacではCatalina以降の場合Finderを開き、左サイドバーの「場所」から表示されたiPhoneをクリックします。WindowsやmacOS Mojave以前ならiTunesを起動し、画面上部のデバイスアイコンを選んでください。

はじめて接続する際は端末側で「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されるので「信頼」をタップし、画面ロック用パスコードを入力して承認します。

USBケーブルは純正またはApple認証品を使い、ハブ経由ではなく直接接続すると安定して認識されます。

Finderのサイドバーに表示されない場合、Finderの環境設定で「サイドバー」にある「CD/DVD」「外部ディスク」などからiPhoneの項目を有効にしてみてください。

③iPhoneを復元ボタンをクリックして初期化する

MacのFinderもしくはWindowsのiTunesでiPhoneの管理画面を開えたら、いよいよ復元ボタンをクリックして初期化を進めます。

手順
iPhoneを選択

USBケーブルでつないだiPhoneをFinderのサイドバーまたはiTunes上で選びます。

手順
「iPhoneを復元」をクリック

管理画面にある「iPhoneを復元」ボタンを押します。

手順
確認ダイアログで承諾

初期化でデータが消えると表示されたら、画面の案内に従って再度復元を選びます。

手順
完了まで待機

初期化と最新OSのインストールが自動で進みます。電源を切らずにしばらく待ちましょう。

初期化中はケーブルの抜き差しを避けつつ、MacやPCのスリープ設定をオフにしておくと安心です。

④復元完了後にiPhoneを安全に取り外す

手順
FinderまたはiTunesで取り出し操作

MacならFinderのサイドバーにあるiPhone名の横にある取り出すアイコンをクリックします。WindowsならiTunes上でデバイスの右側にある取り出すボタンを選んでください。

画面上の読み込み表示が消えて、デバイスアイコンが消えたことを必ず確認しましょう。

手順
ケーブルをゆっくり取り外し

LightningケーブルまたはUSB-Cケーブルをまっすぐ引き抜いてください。急に力を入れると端子が傷むので、優しく抜くことがポイントです。

復元中にエラーが出ていないか、表示が消えてもデータが途中で止まっていないかを必ずチェックしてください。

WindowsでiTunesが自動的に閉じる場合は、手動で再起動してから取り出し操作をすると安心です。

初期化が終わったら試したい活用アイデア

初期化が終わったら試したい活用アイデア

初期化が終わったiPhoneは新品みたいにピカピカです。そのまま眠らせるのはもったいないので、こんな活用アイデアで楽しく使いましょう。

活用アイデアこんなときに便利
リモートカメラ外出中にペットや留守宅の様子をさっと確認したいとき
音楽プレーヤー専用機運動中やキッチン作業で通知に邪魔されずに音楽だけ楽しみたいとき
子ども向け学習端末アプリやコンテンツを限定して安心して学習させたいとき
スマート家電コントローラテレビや照明をまとめて操作して家事をもっと快適にしたいとき
ホームジムタイマートレーニングのインターバルやタイマー管理を手元で完結させたいとき

家族に安心して譲る準備をする

家族に安心して譲る準備をする

iOS17搭載のiPhoneを家族に譲るときは、設定をリセットする前にひと手間加えてあげると安心です。まずはApple IDからのサインアウトや、「探す」機能のオフ、SIMカードの取り外しなどを順番に確認しておくと、譲り受ける側がスムーズに使い始められます。

こうした準備をしておくメリットは、アクティベーションロックのトラブル回避プライバシーの確保、そしてデータが誤って残ってしまう心配をゼロにできることです。家族だからこそ気持ちよく使ってほしいという想いを形にできます。

ホーム画面のクイックスタートで新しいAppleIDを設定する

手順
古いiPhoneと新しいiPhoneを近づける

古いiPhoneと何も挟まずにそっと並べると、新しいiPhone画面に「新しいiPhoneを設定」と出ます。ここで「続ける」をタップしてください。

手順
新しいiPhoneで表示を確認

新しいiPhoneに円形のアニメーションが出たら、古いiPhoneのカメラで枠内に収めます。読み取りが終わったら、続いて出る画面でWi-Fiに接続します。

手順
AppleIDのサインイン画面で新規作成を選ぶ

「AppleIDを設定」の画面で「AppleIDを新規作成」をタップします。生年月日や名前を入力したら、表示されるパスワードルールに沿って安全なパスワードを決めましょう。

手順
SMS認証で本人確認を完了する

登録した電話番号にSMSで届く認証コードを入力します。コードが来ないときは「再送信」を押すか、電話番号が正しいかを確認しましょう。

新しいAppleIDを作るときは、自宅のWi-Fiに繋いでバッテリー残量を50%以上確保すると安心です。

スクリーンタイムで利用制限をセットする

手順
設定からスクリーンタイムを開く

ホーム画面の設定をタップし、リストからスクリーンタイムを選びます。

手順
スクリーンタイムをオンにする

「スクリーンタイムをオンにする」をタップし、案内に沿って「これは自分のiPhone」または「子どものiPhone」を選びます。

手順
App使用時間の制限を設定

「App使用時間の制限」を開き、画面下の「制限を追加」をタップ。カテゴリや個別アプリを選んで、1日の利用時間を指定します。

手順
コンテンツとプライバシーを制限

「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにして、インストールや購入、位置情報など細かくブロックできます。

手順
スクリーンタイム・パスコードを設定

画面最下部の「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップし、数字4桁のパスコードを決めます。

パスコードを忘れると解除に手間がかかるため、必ず別の場所にメモしておきましょう。

プログラマー視点でのアドバイス:家族共有を設定しておけば、管理者アカウントからスクリーンタイム設定を遠隔で変更できます。

下取りや買取で高く売るコツ

下取りや買取で高く売るコツ

データ移行が完了したあとは、下取りや買取で古いiPhoneをできるだけ高く売りたいですよね。普段から画面保護フィルムやケースで大切な本体を守っておくと、傷や汚れを最小限にできて査定額がアップしやすくなります。

加えて、純正アクセサリや元箱をきれいに保管しておくと、査定士さんの印象がぐんと良くなります。複数の買取店やオンライン下取りサイトで見積もりを比較し、期間限定のキャンペーンやクーポンを活用すると、思わぬ上乗せ価格を狙えます。

外箱や付属品をまとめてきれいに保管する

手順
外箱や付属品をまとめてきれいに保管する

まず外箱を開いてへこみや汚れがないか確認してください。

充電ケーブルやアダプタ、イヤホンはそれぞれ小袋に入れてまとめると紛失を防げます。

ケーブルは優しく折り返して付属のバンドで留めるとからまりにくくなります。

きつく巻きすぎると内部の線が傷むので、ゆるめにまとめるのがコツです。

バッテリー状態をスクショして提示する

手順
設定アプリを起動する

ホーム画面で歯車アイコンの設定をタップします。

手順
バッテリー画面を開く

「バッテリー」を選び、続けてバッテリーの状態と充電をタップします。

手順
スクリーンショットを撮る

サイドボタンと音量アップボタンを同時に押してスクショします。画面右下にプレビューが表示されるまで押し続けてください。

手順
画像を相手に送信する

プレビューをタップして共有アイコンを選び、メールやメッセージでバッテリー状態画面を送ります。

バッテリーの状態画面には最大容量やピーク性能機能が表示されるので、相手が内部データを確認しやすくなります。

iOSの表示が最新と違う場合は、OSアップデート後に再度同じ手順で確認してみてください。

子ども用の学習端末として再設定する

子ども用の学習端末として再設定する

自宅に眠っている古いiPhoneをお子さんの学習端末に変身させてみましょう。ポイントは保護者目線で安全に使えるように設定を絞ることです。この方法なら費用をかけずに勉強道具を用意できるうえ、画面操作の練習にもぴったりです。

学習端末としてのポイント
  • ファミリー共有で子ども用Apple IDを作成し、購入やサブスクを保護者が管理
  • スクリーンタイムを使って勉強アプリ以外を制限し、利用時間もコントロール
  • インターネット制限で危険なサイトへのアクセスをブロック
  • オフライン教材を事前にダウンロードして通信料を節約

学習アプリをまとめた専用フォルダを作る

手順
ホーム画面でアプリアイコンを長押しする

まとめたい学習アプリのアイコンを指で長押しして、アイコンがゆらゆら動く編集モードに切り替える。

手順
別の学習アプリをアイコンに重ねる

フォルダに入れたい他の学習アプリを最初のアイコンにドラッグすると、自動で新しいフォルダができる。

手順
フォルダ名を「学習アプリ」に変更する

生成されたフォルダをタップして編集画面を開き、学習アプリと入力したら完了をタップする。

Dockに置いておくと、学習タイムにすぐアプリへアクセスできて便利です。

アクセスガイドで操作範囲を制限する

アクセスガイドを使うと画面のタップ範囲をピンポイントで限定できるので、リセット操作中に意図しない画面移動や設定変更を防げます。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から設定をタップして中を開きます。

手順
アクセシビリティを選ぶ

スクロールしてアクセシビリティを探し、タップします。

手順
アクセスガイドをオンにする

「アクセスガイド」項目でスイッチをオンにして、画面ロック用のパスコードを設定してください。

手順
制限したいアプリを起動

制限をかけたいアプリをホーム画面から立ち上げます。初期化前の確認画面でも大丈夫です。

手順
サイドボタンをトリプルクリック

サイドボタンを3回続けて押してアクセスガイドを開始します。画面範囲の調整が必要ならここで行い、「開始」をタップしてください。

パスコードは忘れると解除できないので、メモかパスワード管理アプリに控えておくと安心です。

防犯カメラ・見守りカメラにする

防犯カメラ・見守りカメラにする

手元にある古いiPhoneをそのまま使って防犯カメラ見守りカメラにする方法は、とってもお得でわかりやすいですよ。専用アプリをインストールしてWi-Fiにつなぐだけで、外出先からスマホでライブ映像をチェックできます。赤外線にも対応するアプリなら、夜間のモニタリングもバッチリですし、動きを検知したときだけ録画する動体検知録画を設定すればストレージの節約にもなります。プログラマーの視点からは省電力設定をONにしてバッテリーの過放電を防ぎつつ、定期的にアプリのバックグラウンド更新を見直すのがおすすめです。

専用アプリをインストールして常時起動に設定する

手順
防犯アプリを選んでインストール

App Storeで評価の高い防犯・位置情報追跡アプリを検索してインストールします。

手順
初回起動してアカウント登録

アプリを開いたら案内に沿ってメールアドレスなどを登録し、ログイン状態にしておきます。

手順
位置情報の常時許可を設定

設定>プライバシー>位置情報サービスでアプリを選び、常に許可にします。

手順
バックグラウンド更新を有効化

設定>一般>App のバックグラウンド更新で対象アプリをオンにしておき、常時起動を維持します。

位置情報の常時利用はバッテリー消費が増えるので、長期間放置する場合は電池残量を時々チェックしてください。

実際に家やオフィスに置き忘れた時にスマホの居場所をすばやく確認できると安心です。

電源とWi-Fiを確保できる場所に固定する

手順
電源とWi-Fiを確保できる場所に固定する

まずテーブルや机の上など、動かない安定した台にiPhoneを置きます。揺れやすいソファの上は避けましょう。

Lightningケーブル(またはUSB-Cケーブル)をしっかり挿し、コンセントに接続して充電が始まることを確認します。

「設定」からWi-Fiを開き、ルーター名をタップしてパスワードを入力します。電波強度が上のバーで3本以上あるかチェックしてください。

長めのケーブルを使うと作業中に機器を動かす余裕ができ、トラブルを減らせます。

電波が弱い場合は5GHz帯に切り替えるか、ルーターに近づいてみてください。

よくある質問

よくある質問

バックアップはどうやって確認すればいい?

バックアップはどうやって確認すればいい?

「設定>[ユーザ名]>iCloud>iCloudバックアップ」を開くと、最後にバックアップした日時が表示されます。念のためMacのFinder(またはWindowsのiTunes)にも接続してバックアップ履歴をダブルチェックしておくと安心です。

アクティベーションロックって何?

アクティベーションロックって何?

Apple IDに紐づくセキュリティ機能で、サインアウトせずに初期化すると次回の設定でロックがかかります。必ず「設定>[ユーザ名]>サインアウト」でApple IDからログアウトしておくとスムーズに初期化できます。

初期化に失敗したときはどうすればいい?

初期化に失敗したときはどうすればいい?

Wi-Fiが不安定だと初期化が止まることがあります。ケーブルでMacやPCに接続し、Finder(またはiTunes)から復元モードで初期化すると成功率がアップします。経験上、最新バージョンのmacOSやiTunesを使うのがポイントです。

初期化したあとにデータは完全に消える?

初期化はiPhoneに保存された情報をまとめて消す機能です。でも「本当にデータが消えるの?」と心配になりますよね。

実は、iPhoneでは保存データを暗号化したうえで消去しています。「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行すると、暗号化キーを破棄してデータを読み出せない状態にする仕組みです。

この方法なら写真やメッセージの中身が残っている心配はほぼありません。でも念のため、iCloudからサインアウトして「探す」をオフにしておくと、アクティベーションロックも回避できます。

さらに自信を持ちたいときは、パソコン経由でDFUモード復元をすると、OSをまるごと上書きできます。これで「本当にデータを消し切った」という安心感が得られます。

初期化中にWiFiは必須?

初期化作業はiPhone本体だけで進められるため、必ずしもWiFiが必要というわけではありません。設定アプリ→一般→転送またはiPhoneをリセット→すべてのコンテンツと設定を消去を選ぶと、端末内部のみでデータ消去が始まります。ただし、Apple IDのサインアウトやアクティベーションロック解除にはインターネット接続があるとスムーズですので、事前にWiFiに接続しておくのがおすすめです。

AppleCareの保証はどうなる?

iPhoneをまっさらにしてもAppleCareの保証は端末のシリアル番号に紐づいて残りますので、初期化で保証が消えることはありません。

項目内容
保証残存端末を初期化しても有効
確認方法Apple公式サイトでシリアル入力
譲渡時AppleIDからデバイスを削除して新所有者に登録

念のためシリアル番号を控えて、Appleサポートの保証状況ページで現在の有効期間を確認しておくと安心です。

初期化前に「設定>一般>情報」からシリアル番号をコピーしておくとスムーズです。

探すをオフにできないときはどうすればいい?

探すをオフにできない原因は、iCloudからサインアウトする際にApple IDの認証が必須になっているためです。認証に使うパスワードが間違っていたり入力できなかったりすると、設定→探す→Find My iPhoneのスイッチがオフにできません。

パスワードを忘れてしまった場合は、iOS設定→ユーザー名→パスワードとセキュリティでパスワード再設定を行うと便利です。新しいパスワードで認証できれば、再び探すをオフにしてからiCloudからサインアウトできます。

また、端末が手元になかったりネット環境が不安定なときはiCloud.comからアクティベーションロックの解除操作が可能です。それでも解除できない場合は、購入時のレシートや保証書を用意してAppleサポートに問い合わせると、専門スタッフが次の手順を案内してくれるので安心です。

下取り前にSIMカードは抜くべき?

下取りするときは物理SIMカードを抜いておくと安心です。抜き忘れると個人情報が残ったまま手放すことになりかねませんし、新しいiPhoneに差し替えてそのまま使えるので手間も減ります。

もしeSIMを使っているなら、設定アプリでプロファイルを削除しておくのがおすすめです。これで下取り先に余計なデータを渡さずにすっきりお別れできます。

まとめ

まとめ

データ移行が終わったら、まずはApple IDからサインアウトして「iCloudを探す」をオフにしましょう。これで端末の紐づけが解除されて安心です。

次に、「設定」>「一般」>「iPhoneを転送またはリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。画面の案内に従ってパスコードを入力し、完全リセットを実行すればOKです。

これで古いiPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。安心して手放せる状態になったので、新しいオーナーにも気持ちよく使ってもらえますよ。

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