iPhoneをバックアップしてiPadへ安心引っ越し!まるごと保存ガイド

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iPhoneをバックアップしてiPadへ安心引っ越し!まるごと保存ガイド

新しいiPadへ写真もアプリもそっくり移したいのに、使い慣れたiPhoneのバックアップ作業が思いのほか複雑で戸惑ってはいませんか?

ここでは、長年の開発経験で培ったつまずきポイントの回避策を交えながら、Wi-Fi経由の自動保存からパソコンへの安全な写し取りまで、状況に合わせた三つの方法と選び方をわかりやすくまとめています。

準備するものはご自宅のWi-Fiと充電ケーブルだけです。落ち着いて読み進めれば数分で作業の流れが頭に入りますので、今このタイミングで安心の引っ越し計画を始めてみませんか。

目次

iPhoneのバックアップをiPadにとるやさしい手順

iPhoneのバックアップをiPadにとるやさしい手順

iPhoneにたまった大切な写真やアプリの設定を、そのままiPadへ丸ごとお引越ししたいときは、ちょっとしたコツさえつかめばあっという間です。ここでは迷わず進めるための全体像をやさしくお伝えします。

  1. iCloudバックアップ:Wi-Fiにつないで自動でバックアップを作成し、新しいiPadで復元する方法。
  2. パソコン(Finder/iTunes)バックアップ:ケーブル接続でローカルに保存し、iPadで復元する方法。

エンジニアならではのちょっとしたポイント:バックアップ前にiPhoneとiPadを最新OSバージョンへアップデートしておくと、復元トラブルがぐっと減ります。

iCloudでワイヤレス保存

iCloudでワイヤレス保存

ケーブルいらずでワイヤレスにバックアップできるiCloudは、iPhoneが充電中かつWi-Fiに接続されると、自動でデータを丸ごと保存してくれます。写真のアルバムもメモもアプリの設定もそのまま残るので、新しいiPadに切り替えるときはiCloudからスムーズに復元できます。

iOS17とiPadOS17の組み合わせなら、手動で「今すぐバックアップ」をタップすれば即座に保存が始まるので、急いでいるときにも安心です。

プログラマーならではの豆知識として、バックアップ中は画面をロックしておくとプロセスが中断されにくくなります。充電ケーブルにつないで少し放置すると、完了率が安定しやすいですよ。

①iPhoneでWi-Fiに接続して通信を安定させる

まずはiPhoneをWi-Fiにしっかりつないでデータ転送中のトラブルを防ぎましょう。ルーターの近くで作業すると通信が安定しやすいですよ。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から設定アイコンをタップして開いてください。

手順
Wi-Fiを選ぶ

「Wi-Fi」をタップしてスイッチがオンになっているか確認します。オフならスライドでオンにしましょう。

手順
ネットワークに接続する

検出されたネットワーク一覧から、自分のルーター名をタップしてパスワードを入力します。接続済みの表示が出れば準備完了です。

5GHz帯は速度が速い反面届く範囲が狭いので、ルーターのそばで接続してください。

自宅のWi-Fiに慣れている人は、あらかじめルーターのチャネルを空いている番号に変えておくと混線が減って快適です。

②設定を開いて一番上の自分の名前をタップする

設定アプリを開いたら画面上部にある自分の名前が表示された部分をタップしてください。

Apple IDでサインイン済みならプロフィール写真と名前が出ます。未サインインの場合はサインイン画面に進みます。

③「iCloud」から「iCloudバックアップ」を選ぶ

手順
「iCloud」をタップ

設定アプリを開いたら、画面上部の自分の名前をタップしてアカウント画面に進みます。ここで表示されるメニューから「iCloud」を選んでください。

手順
「iCloudバックアップ」を選択

表示されたiCloudの設定画面を下にスクロールし、「iCloudバックアップ」を探してタップします。次の画面でバックアップの切り替えや今すぐバックアップ開始が行えます。

④「iCloudバックアップ」をオンに切り替える

手順4
iCloudバックアップをオンに切り替える

設定アプリを開いたら、一番上にある自分の名前をタップしてください。

「iCloud」を選び、下にスクロールして「iCloudバックアップ」を探します。

iCloudバックアップのスイッチを右にスワイプしてオンにしてください。緑色になれば設定完了です。

もし「今すぐバックアップを作成」がタップできない場合は、Wi-Fiに接続されているか、iPhoneがロック解除されたままか確認しましょう。

毎晩自動でバックアップが行われるようになるので、急なトラブルでもデータが守られます。実際、アプリ開発中にデータが消えかけたとき、この設定で復元できてとても助かりました。

⑤「今すぐバックアップ」をタップして完了を待つ

手順
「今すぐバックアップ」をタップして完了を待つ

バックアップ画面で「今すぐバックアップ」をタップします。処理が始まると進行状況が表示されるので、画面を閉じずに完了を待ちましょう。最新OSではバックアップ速度が向上していますが、写真やアプリのデータ量によっては数分かかることがあります。

バックアップ中は充電ケーブルを接続したままにしておきましょう。途中で電源が切れるとやり直しになることがあります。

⑥iPadで設定を開き同じAppleIDでサインインする

手順
設定アプリを開いてAppleIDでサインイン

ホーム画面の設定アイコンをタップして開きます。

画面上部にある「AppleIDサインイン」の項目を選び、iPhoneで使っていたAppleIDとパスワードを正確に入力します。

認証が完了するとiCloudやApp Storeのデータが自動で同期され、安心して続きの設定が行えます。

⑦「iCloudバックアップから復元」を選んでデータを戻す

手順
「iCloudバックアップから復元」を選ぶ

iPadのセットアップ画面で「Appとデータ」が表示されたら、「iCloudバックアップから復元」をタップしてください。Apple IDのサインイン画面が出たら、引越し元と同じアカウントでログインします。

表示されたバックアップ一覧から、引越し前に作成した最新のデータを選びましょう。日時を確認すると間違いを防げます。

選択すると復元が始まります。安定したWi-Fi環境で待つとスムーズです。完了まではそのままにしておいてください。

復元途中で画面を切り替えたりWi-Fiが不安定だと失敗しやすいので、充電ケーブルをつないだまま安定した通信環境を確保してください。

バックアップの容量が大きいと復元に時間がかかります。気長に待つのがポイントです。

MacやWindowsでケーブル保存

MacやWindowsでケーブル保存

ケーブルでMacやWindowsとiPhoneを直接つなぐバックアップは、Wi-Fiの心配がいらないのでサクサク進みます。

macOS Catalina以降ならFinder、WindowsやmacOS Mojave以前ならiTunesで操作でき、データを高速に転送可能です。暗号化バックアップを選べば、パスワードやヘルスケア情報までしっかり保存できます。

①ライトニングまたはUSB-CケーブルでiPhoneとパソコンをつなぐ

手順
ライトニングまたはUSB-Cケーブルで接続する

純正か認証済みのライトニングケーブル(または最新のiPhoneならUSB-Cケーブル)を用意します。

パソコンのUSBポートにケーブルを差し込み、もう一方をiPhoneに接続します。

画面が暗いままだと接続が認識されにくいので、事前にiPhoneのロックを解除しておくとスムーズです。

初回接続時はiPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」の確認が出るので、必ず信頼をタップしてください。

ケーブルが断線しかけていたり非認証品だと接続が不安定になります。純正品を使うのがおすすめです。

Windowsパソコンの場合はiTunesを最新バージョンにアップデートしておくとドライバ認識で迷いません。

②MacならFinderを開きサイドバーのiPhoneをクリックする

MacでiPhoneのバックアップ画面を開く準備をするよ。Finderを使うと、パソコンとスマホのデータをしっかりつなげられるから安心してね。

手順
Finderを起動する

DockのFinderアイコンをクリックするか、Spotlightで「Finder」と入力してEnterキーを押すと開けるよ。

手順
サイドバーのiPhoneをクリック

Finderのウインドウ左側にある「場所」の下でiPhoneを選ぶと、バックアップオプションが表示されるよ。

もしサイドバーにiPhoneが出てこないときは、USBケーブルの抜き差しとiPhoneのロック解除、画面の「信頼」をタップする操作が必要になるよ。

③WindowsならiTunesを開き上部のiPhoneアイコンをクリックする

手順
iTunesを開いてiPhoneアイコンをクリック

WindowsパソコンでiTunesを起動して、画面左上にある小さなiPhoneアイコンを探してください。見つかったらそこをクリックして接続したiPhoneの概要画面を表示します。

④「このコンピュータにバックアップ」を選択する

手順
「このコンピュータにバックアップ」を選ぶ

FinderのサイドバーでiPhoneを選んで、上部の一般タブを開きます。バックアップ項目にある「このコンピュータにバックアップ」をクリックすると、iPhoneのデータがローカルSSD/ハードディスクに保存されます。

Windows PCを使っている場合はiTunesを開き、左上のデバイスアイコン→「概要」→「バックアップ」欄で「このコンピュータ」を選びます。

プログラマー目線のアドバイスとして、バックアップデータを暗号化するチェックも同時に入れておくと、パスワードやヘルスケア情報も丸ごと保存できるのでおすすめです。

⑤「今すぐバックアップ」をクリックして待つ

手順
「今すぐバックアップ」をクリックして待つ

iPadがWi-Fiに接続された状態で「今すぐバックアップ」をタップすると、画面に進行バーが表示されます。

バックアップ完了までの時間はデータ量によって変わるので、充電アダプタをつないだままゆったり待ちましょう。

データ量が多いと途中で止まることがあるので、Wi-Fi環境が安定している場所で実行してください。

初回バックアップは時間がかかりやすいので、夜寝る前など時間に余裕があるときに行うと気楽です。

⑥完了したらiPadを同じケーブルでつなぐ

バックアップが終わったら、同じケーブルを使ってiPadをパソコンに接続してください。iPadの画面がオフになっているときは、ホームボタン(または上部ボタン)を押してロックを解除しておきましょう。

iPadを初めてそのパソコンに接続すると「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されます。必ず画面ロックを解除して信頼を選んでください。

⑦「バックアップから復元」をクリックしてデータを戻す

表示された「バックアップから復元」をタップすると、先ほど作成したバックアップ一覧が表示されます。

手順
復元するバックアップを選ぶ

バックアップの作成日時がわかるように、デバイス名と日付を確認してタップします。

手順
暗号化バックアップの場合はパスワード入力

暗号化したバックアップを使うときは、設定したパスワードを正確に入力してください。

手順
復元完了まで待つ

データ容量に応じて時間がかかることがあるので、Wi-Fi接続を維持して電源に接続しておくのが安心です。

バックアップは容量が大きいほど時間がかかります。充電器に繋いで、安定したWi-Fiを使いましょう。

エンジニア経験からのコツ:アプリのダウンロードはバックグラウンドで進むので、メイン画面が使えるようになってもしばらく待つと全データが復元されます。

クイックスタートで直接転送

クイックスタートで直接転送

iPhoneとiPadの両方がiOS16以降なら、クイックスタートだけでお引越しが完結します。電源に接続しながら近づけておくだけで、ブルートゥースとWi-Fiが自動でつながって画面の案内に沿って進めるだけです。

わざわざパソコンやiCloudの容量を気にせずに、写真もアプリも設定も一気に転送できるのが魅力。ケーブル接続でも試しましたが、ワイヤレスなら気軽に始められて便利です。

①新品または初期化したiPadの電源を入れる

新品または初期化したiPadの右上にある電源ボタンを1〜2秒ほど長押しします。Appleロゴが表示されたら指を離してください。最新のiPadOSならこの操作だけでスムーズに起動します。はじめての起動では「こんにちは」の挨拶画面が出るので、次の言語や地域設定の準備をしましょう。

②iPhoneを近づけて表示されるクイックスタート画面で続けるをタップする

iPhoneの画面ロックを解除し、BluetoothがONか確認したうえでiPadに近づけると、iPadにクイックスタート画面が表示されます。ここで「続ける」をタップしてください。

BluetoothやWi-Fiがオフだと表示されないので、事前に両方とも有効にしておいてください。

もし「続ける」が表示されないときは、iPadの電源を一度オフオンしてから再度試してみると改善する場合があります。

③iPadの画面に表示されたもや模様をiPhoneのカメラで読み取る

手順
iPadのもや模様をiPhoneで読み取る

iPhoneのカメラアプリを起動し、背面カメラをiPadの画面に向けます。もや模様が画面の中央にくるようにフレームを合わせてください。

読み取りのコツは、手ブレを抑えることです。両手でiPhoneをしっかりホールドし、画面との距離は約20cmを目安にすると精度が高まります。

画面の映り込みが気になる場合は、iPadを少し傾けると反射を減らせます。安定して読み取れる角度を探してみてください。

④iPad側で「iPhoneから転送」を選ぶ

手順
④iPad側で「iPhoneから転送」を選ぶ

iPadを手に持ったままiPhoneに近づけると、「iPhoneから転送」というポップアップが出ます。画面の案内に沿って「iPhoneから転送」をタップしてください。自動的に設定や写真などのデータが引き継がれます。

iPadとiPhoneの両方でWi-FiとBluetoothをオンにしてロックが解除された状態にしておくとスムーズに進みます。

⑤利用規約と設定を確認して進める

手順
利用規約と設定を確認して進める

iPadに表示された利用規約は画面を上下にスワイプして最後まで読みましょう。

「同意する」をタップするとApp分析や位置情報サービスの許可画面が出てきます。iPhoneでの設定を参考にオンオフを選ぶと後から変更しやすくなります。

Siriの音声入力やTrue Toneディスプレイなどの初期設定も同時に行えます。同じ操作感を維持したいなら、ここでオンのまま進めると安心です。

⑥転送が終わるまで両方の端末を近くに置いて待つ

転送には少し時間がかかることがありますので、iPhoneとiPadを互いに20cm以内の近さでそっと置いてください。移動や他の操作をせずに待つことで、BluetoothとWi-Fiの接続が安定します。

両方の画面がロックされると転送が中断するので、自動ロックをオフにしておくと安心です。

バックアップを活かしてさらに楽しむ応用ワザ

バックアップを活かしてさらに楽しむ応用ワザ

手順通りにバックアップを移したら、iPadで使える楽しみが広がります。ここからはバックアップを活用した遊び心ある応用ワザを紹介します。

応用ワザどんな場面で役立つ
iCloudフォトライブラリ共有旅先の写真を友だちとパッとシェアしたいとき
メモの手書き拡大編集イラストやアイデアをじっくり描き込むとき
Keynoteで資料ブラッシュアッププレゼン資料を見映え良く仕上げたいとき
ローカルバックアップからPDF抽出ネットがなくても資料をさっと確認したいとき

どのワザも、バックアップの中身をしっかり理解しておくとよりスムーズに使えます。ぜひいろいろ試してみてくださいね。

古いiPhoneデータを子ども用iPadに分けて渡す

古いiPhoneデータを子ども用iPadに分けて渡す

古いiPhoneからお子さま用iPadへ必要な学習アプリや絵本アプリだけを移したいときは、親とは別のApple IDを新規作成してファミリー共有を使うのがおすすめです。この方法なら、親の写真や連絡先、メッセージは一切渡らず、子ども専用の楽しいコンテンツだけを引き継げます。

ファミリー共有で購入済みのアプリや音楽をシェアしつつ、画面時間やコンテンツ制限で年齢に合わせた遊び場を用意すると安心感アップです。さらにiCloud写真の同期をオフにしておくと、うっかり大人向けの画像が混ざる心配もありません。

ファミリー共有で子どものAppleIDを作成して制限をかける

ファミリー共有の機能を使うと、子ども用のAppleIDをかんたんに作成して、購入や利用時間に制限をかけられます。

手順
設定アプリでファミリー共有を開く

設定アプリを起動して、自分の名前→ファミリー共有をタップします。

手順
「子ども用のAppleIDを作成」を選んで情報入力

「メンバーを追加」→「子ども用のアカウントを作成」→誕生日やパスワードなどを画面の案内どおりに入力します。

手順
スクリーンタイムで利用制限を設定

設定アプリの「スクリーンタイム」→子どもの名前を選び、利用時間やAppの制限、コンテンツとプライバシーの制限をオンにします。

子どものデバイスにも同じAppleIDでサインインすると、設定した制限が即座に反映されます。

Screen Timeの細かい制限は曜日や時間帯ごとにカスタマイズできるので、学校の日は使用時間を短く設定するなど工夫してみましょう。

iPadで「バックアップから復元」を選び不要アプリを削除する

手順
電源とWi-Fiを準備する

iPadを充電器に接続し、Wi-Fiネットワークに安定していることを確認します。大きなバックアップは通信が途切れない環境で行うとスムーズです。

手順
初期設定で復元を選ぶ

iPadの電源を入れ、「こんにちは」画面が表示されたら画面の指示に従い言語や地域を設定したあと、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップします。

手順
Apple IDでサインイン

バックアップを保存したApple IDとパスワードを入力してサインインします。パスワードはキーボードをスワイプして打ち込むと速いです。

手順
バックアップを選択する

利用可能なバックアップ一覧から最新のものをタップします。日時の横にWi-Fiアイコンがあるものを選ぶと高速です。

手順
不要なアプリをオフにする

アプリをダウンロードする画面で、不要なアプリの右側スイッチをタップしてオフにします。選び損ねないように指でドラッグして一覧をスクロールしましょう。

手順
復元を開始する

不要アプリの設定が完了したら「復元を開始」をタップします。復元中はWi-Fiを切らないよう注意しましょう。

バックアップが大きい場合は復元に時間がかかります。待機中は画面が暗くなっても放置して大丈夫です。

アプリのデータがiCloud上に残り、ローカルのキャッシュは消えます。重要なデータは事前に書き出しておくと安心です。

ショートカットで定期バックアップをリマインドする

ショートカットで定期バックアップをリマインドする

定期的なバックアップ、つい後回しにしてしまうことありませんか。iOS17からはショートカットアプリで好きな間隔を設定し、カレンダーやリマインダーに自動で通知を送ることができます。

この方法なら月に1回でも週に1回でも好きなタイミングで思い出させてくれるので、バックアップを忘れがちな人にぴったりです。設定もドラッグ&ドロップでリンクを組み立てるだけなので、プログラマーでなくてもすぐに活用できます。

ショートカットAppで毎週の通知を設定する

手順
ショートカットAppで毎週の通知を設定する

まずショートカットAppを開いて、画面下の「オートメーション」をタップします。

右上の「+」を押し、「個人用オートメーションを作成」を選びます。

「時間帯」をタップし、通知したい曜日と時刻を設定します。ここは毎週繰り返しを選ぶのがポイントです。

次に「アクションを追加」をタップし、検索欄で「通知を表示」と入力してアクションを選択します。

通知のタイトルに週次バックアップなど分かりやすい名前を入れ、本文に任意のメッセージを設定します。

右上の「次へ」を押して、実行前の確認をオフにしてから「完了」をタップすれば準備完了です。

通知が届かないときは、iPadの「設定>通知>ショートカット」で許可を確認してみてください。

バックアップ開始URLスキームを組み込んでワンタップ実行にする

iOS16.2以降ならショートカットに「デバイスをバックアップ」アクションがあるので、これを組み込むとホーム画面からワンタップでiCloudバックアップが始まります。

  1. ショートカットアプリを開き、右上の+をタップして新規ショートカットを作成します。
  2. アクション検索に「デバイスをバックアップ」と入力し、表示されたアクションをタップして追加します。
  3. 完了通知がほしいときは「結果を表示」を追加すると、バックアップが終わったらポップアップでお知らせしてくれます。
  4. 画面上部の名前に「バックアップ実行」と入力し、右上の「完了」をタップして保存します。
  5. ショートカット名を指定するURLをコピーします。

    shortcuts://run-shortcut?name=バックアップ実行

  6. Safariで先ほどのURLを開き、共有シートから「ホーム画面に追加」を選ぶとアイコンが作れます。

これでホーム画面のアイコンをタップするだけでiCloudバックアップが自動的に走るようになります。

アクションに「デバイスをバックアップ」が見つからない場合はiOSのバージョンをチェックしてください。

ショートカット名に空白や記号を入れるとURLエンコードが必要になることがあるので、シンプルな名前がおすすめです。

外付けSSDにMacのバックアップを移して容量を節約する

外付けSSDにMacのバックアップを移して容量を節約する

iPhoneをMacにバックアップするとき、TimeMachineやFinderのバックアップファイルがMac本体のストレージをぐんぐん使ってしまう場面があるでしょう。外付けSSDにバックアップをまとめておくと、Macの内蔵容量をぐっと節約できて安心です。

外付けSSDにお引っ越しすると、万が一Macが突然いっぱいになってもバックアップが残るので、トラブル時も落ち着いて復元できます。持ち運びも軽くて使いやすいので、外出先で大事なデータを守りたいときにもピッタリです。

特に、Macのストレージが256GB以下のモデルを使っているなら、こまめにバックアップを外付けSSDに移す習慣をつけると、写真やアプリの動作もサクサクキープできます。

FinderでバックアップフォルダをSSDへコピーする

まずはSSDをMacに接続してFinder上でマウントされているか確認しましょう。SSDのフォーマットがAPFSまたはMac OS拡張(ジャーナリング)になっているとスムーズにコピーできます。

手順
Finderでバックアップフォルダを探す

Finderを開き、サイドバーまたは上部メニューの「移動」→「フォルダへ移動」でバックアップを保存したフォルダ(例:~/Library/Application Support/MobileSync/Backup)を指定します。プログラマー経験上、パスを直接入力すると迷わず開けることが多いです。

手順
SSDのウィンドウを並べて配置

バックアップフォルダを表示したFinderと、SSDのアイコンを開いたFinderを左右または上下に並べます。こうするとドラッグ&ドロップが確実になります。

手順
ドラッグ&ドロップでコピー

バックアップフォルダをSSDウィンドウへドラッグします。別ボリュームへの移動はデフォルトでコピーになるので、Optionキーは不要です。終了まで途中でFinderを閉じないように注意しましょう。

手順
コピー完了の確認

コピーが終わったらSSD側のフォルダを開き、日付フォルダやファイルサイズをチェックします。サイズが同じなら操作は成功です。

SSDの空き容量は必ずバックアップサイズ+余裕ぶんを確保してください。不足するとコピーが途中で止まることがあります。

ターミナルでシンボリックリンクを張り保存先を切り替える

ターミナルを使ってシンボリックリンクを作成すれば、バックアップデータを好きなフォルダや外付けドライブに移動できるようになります。容量不足の心配をぐっと減らせるテクニックです。

手順
既存バックアップを移動する

Finderを閉じたら、以下のコマンドで既存バックアップフォルダを新しい場所(例:/Volumes/BackupDrive/iPhoneBackup)に移動します。

mv ~/Library/Application\ Support/MobileSync/Backup /Volumes/BackupDrive/iPhoneBackup

手順
シンボリックリンクを作成する

次に次のコマンドでシンボリックリンクを張って、元の場所を新フォルダに繋げます。

ln -s /Volumes/BackupDrive/iPhoneBackup ~/Library/Application\ Support/MobileSync/Backup

バックアップ先のドライブが常にマウントされていないとバックアップが失敗するので注意してください。

パスにスペースが含まれる場合はバックスラッシュ(\)かダブルクォート(”)でエスケープしてください。

よくある質問

よくある質問
バックアップが途中で止まってしまいました。どうすればいいですか?

慌てずに、まずはiPhoneとiPadを充電ケーブルでつないで電源を確保しましょう。そのあとWi-Fiの接続が安定しているか確認してください。もし無線が不安定なら、パソコンに接続してFinder(Mac)やiTunes(Windows)での有線バックアップがおすすめです。

iCloudの容量が足りません。別の方法でバックアップできますか?

iCloudを使わなくても大丈夫です。MacならFinder経由、WindowsならiTunes経由でローカルに丸ごと保存できます。その際に暗号化バックアップを有効にすると、アプリのパスワードやヘルスデータまで一緒に移せますよ。

バックアップ後にアプリのデータだけ復元されません。なぜでしょう?

手順紹介での設定で「バックアップを暗号化」にし忘れていると、ログイン情報や一部データが飛びます。あとゲームアプリなどは独自クラウドを使っているものもあるので、アプリ側でクラウド同期をオンにしてからバックアップすると安心です。

Wi-Fiが遅いときはどうする?

Wi-Fiが不安定でバックアップにかかる時間が長く感じられたら、無線に頼らない方法を試すのがおすすめです。それぞれ簡単にできるやり方をご紹介します。

  1. Quick Start:iPhoneとiPadを近づけて画面の指示に沿うだけで、直接データを移してしまう手軽さが魅力です。
  2. 有線バックアップ:LightningケーブルでiPhoneをMac/PCにつなぎ、そこからバックアップしたデータをiPadに復元すると、スピーディーかつ安定しています。
  3. テザリング利用:スマホのモバイル回線を使ってiCloudにバックアップを作成すれば、自宅Wi-Fiの遅さを気にせずに済みます。

バックアップが途中で止まるのはなぜ?

iPhoneからiPadへのバックアップが途中で止まるのは、ネットワークの接続が不安定だったり、iCloudストレージの容量が足りていなかったり、iOSのバージョンが噛み合っていなかったりといった原因が考えられます。特にWi-Fiの電波が弱い場所で通信が途切れやすくなりますし、iCloud容量は無料枠だけで運用していると知らずに上限近くまで使ってしまうこともあります。まずはこれらのポイントを押さえるだけで、バックアップトラブルに慌てずに対応できます。

iCloudの容量が足りないときは?

iCloudの残り容量が少ないとバックアップが途中で止まってしまいます。そんなときは次の方法でスムーズに容量を確保できます。

  1. ストレージ状況の見直し:設定アプリの「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージを管理」で何が容量を圧迫しているか確認できます。
  2. 不要なバックアップの削除:古いiPhoneやiPadのバックアップが残っていたら思い切って消すと空きが増えます。
  3. 写真や動画の整理:大きなデータはパソコンに移動したり「iCloud写真」をオフにして一時的に容量を節約できます。
  4. プランのアップグレード:何度も容量不足になる場合は必要な分だけiCloudプランを上げるのも手軽です。

LightningとUSB-Cどちらのケーブルを選べばいい?

iPhoneとiPadをつなぐケーブル選びは、見た目以上に使い勝手に差が出ます。Lightningは長く愛されてきた安定感USB-Cは高速転送と急速充電が魅力です。

ケーブル種別転送速度充電速度対応端末
Lightning最大480Mbps最大12W程度ほぼすべてのiPhone/iPad(旧モデル)
USB-C最大10Gbps(USB3.1以上)最大100W(デバイス依存)最新iPadシリーズやMacBookなど

手持ちのiPhoneがLightningならケーブル追加が手軽ですが、大容量ファイルや動画を頻繁に扱うならUSB-C対応のiPadや充電器とそろえると、ストレスなくデータ移動できます。

選び方のポイント
  • 手持ち端末に合わせるならLightningでコストを抑えられる
  • 将来の互換性や速度を重視するならUSB-C対応製品を検討
  • 両方持つことで旅先や友人宅でも安心して接続できる

MacとWindowsで所要時間は変わる?

同じデータをバックアップしてもMacとWindowsでかかる時間に不安を感じるかもしれません。実際には最新OS/端末環境なら大きな差は出ませんが、使うケーブルやパソコンの状態で体感が変わることがあります。

経験上、写真やアプリ設定を含むフルバックアップであれば、どちらも4分〜7分前後で完了します。差を生みやすいポイントは以下のとおりです。

  1. ケーブルとポート:USB3.0以上やThunderboltケーブルを使うと転送速度が安定します。
  2. パソコンのストレージ速度:SSD搭載なら読み書きが速くWindowsでもMacでもスムーズです。
  3. バックグラウンドタスク:ウイルス対策ソフトや大きなファイル転送を停止すると余計な割り込みが減ります。
  4. iTunes/Finderのバージョン:最新版を使うと最適化されて安定感が増します。

プログラマー視点のこだわりとしては、ケーブルはなるべく短くて太いものを選ぶことと、パソコンを再起動してメモリをスッキリさせておくことです。これだけでバックアップ待ち時間がぐっと快適になりますよ。

まとめ

まとめ

これまでiPhoneのバックアップをiCloudまたはMac(Finder)で作成し、iPadの初期設定画面でバックアップから復元を選ぶ方法をお伝えしました。

最新のバックアップ状態は必ず確認してから移行を実行することで、予期せぬデータ抜けを防げます。

復元後はAppleIDのサインインやFace ID(顔認証)、アプリのログイン情報をチェックしておくと安心です。

これで新しいiPadでも今までと同じ感覚で使い始められます。Wi-Fiや同期設定を見直して、より快適な操作環境を楽しんでくださいね。

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