もう迷わない!iPhone初期化前にすることぜんぶガイド

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
もう迷わない!iPhone初期化前にすることぜんぶガイド

手にしたばかりのiPhoneeに戸惑い、初期化前にすることを探して深夜に設定画面を眺めていませんか。

このガイドでは、写真やLINEの引き継ぎを保ちつつ、アクティベーションロックやSuicaの残高まで漏れなく処理できる順番を、図解と手順紹介で丁寧にまとめています。迷いがちな設定を画面ごとに示すので、初めてでもバックアップからサインアウトまで安心して進められます。

もし大切な思い出を失わずに端末を手放したいなら、これから示す順番どおりに試してみてください。数分後には「やることリスト」が終わり、初期化ボタンをタップするだけの状態になれます。

目次

これで安心!iPhone初期化前の準備リスト

これで安心!iPhone初期化前の準備リスト

iPhoneを初期化する前には、あとで慌てないようにサクッと準備しておくのがおすすめです。大切なデータや設定をしっかり守って、心置きなく初期化に進みましょう!

  1. データのバックアップ:iCloudかMac/WindowsのFinderやiTunesで写真・連絡先・メモをまとめて保存。
  2. LINEトーク履歴のバックアップ:LINEアプリ設定からiCloudにバックアップして、トークを復元できるようにしておく。
  3. Apple Watchのペアリング解除:Watchアプリで「Apple Watchを解除」をタップ。自動でバックアップも取られて安心。
  4. 「iPhoneを探す」のオフ:設定>Apple ID>探す>「iPhoneを探す」をオフにしておくと、初期化がスムーズになります。
  5. Apple IDからサインアウト:設定>Apple ID最下部の「サインアウト」を実行。アクティベーションロックを解除できます。
  6. Apple Payの交通系ICカード削除:ウォレットアプリでSuicaなどを選んで「カードを削除」をタップ。新しい端末へスムーズ移行できます。
  7. iMessageとFaceTimeのオフ:Androidに乗り換える場合は、設定>メッセージ&FaceTimeでそれぞれオフにしてSMSトラブルを防止。

エンジニアのコツ:PCでのバックアップは「暗号化バックアップ」をオンにすると、アプリデータやパスワードも丸ごと保存できて復元が楽になります。

LINEは最新バージョンでバックアップしておくと、トーク履歴の復元速度が速くなることがあります。

iCloudでまるごとバックアップする

iCloudでまるごとバックアップする

iCloudを使うとWi-Fiにつないだまま充電しておくだけで、写真やアプリのデータ、設定などをまるごとバックアップできます。パソコンがなくても手間なく完了するので、はじめての方にも安心です。

事前に設定からiCloudストレージの空き容量をチェックしておくと失敗が少なくなります。バックアップ完了前に画面がスリープしないように充電器に接続しておくと、安定して終わらせやすいですよ。

①設定アプリで自分の名前をタップする

手順
設定アプリで自分の名前をタップする

ホーム画面で設定アプリを開き、画面上部にある自分の名前(Apple ID)をそっとタップします。iCloudやメディアの設定に移動できる大事な入口なので、バックアップ前には必ずここから確認を始めましょう。

Face IDやパスコードでロックがかかったままだと、この先で手間取ることがあります。事前に解除しておくと次のステップがスイスイ進みます。

Wi-Fi接続中だとApple ID情報の読み込みが素早くなるので、つながっていることを確認しておくと安心です。

②iCloudを選びバックアップをオンにする

手順
設定を開く

ホーム画面から歯車マークの設定をタップしてください。

手順
自分の名前→iCloudを選ぶ

画面上部の自分の名前をタップし、その先でiCloudを選んでください。

手順
iCloudバックアップをオンにする

下にスクロールしてiCloudバックアップをタップし、スイッチをオンに切り替えてください。

Wi-Fi接続と電源供給があるとバックアップが途中で止まらず安心です。

初回はデータ量によって時間がかかることがあるので、就寝前などに実行すると便利です。

③今すぐバックアップをタップして完了を待つ

手順
今すぐバックアップをタップ

「iCloudバックアップ画面」で今すぐバックアップを作成をタップしてください。

タップするとバックアップが始まり、バーに進行状況が表示されます。完了までこの画面を閉じずにしばらくお待ちください。

バックアップ中はWi-Fiと電源を維持すると失敗しにくくなります。

パソコンでじっくりバックアップする

パソコンでじっくりバックアップする

iCloudバックアップも便利だけどパソコンを使うとデータを丸ごと保存できて安心。

最新のmacOSVenturaならFinderでiPhoneを選ぶだけでバックアップ開始できるしWindows11はMicrosoftStore版iTunesを起動してiPhoneアイコンをクリックすれば操作はシンプル。

バックアップ時に暗号化設定をオンにするとパスワードやヘルスケアデータまで保護できるから復元後の手間がぐっと減る。

純正のLightningケーブルや公式USB-Cケーブルで接続すると転送が安定するのでケーブル選びにも気をつけてみてください。

動画や写真が多くてデータ量が大きいなら特にパソコンでのバックアップがおすすめ。時間に余裕があるときにゆったり進めましょう。

①FinderまたはiTunesを開きiPhoneを接続する

手順
FinderまたはiTunesを起動する

MacではDockのFinderアイコンをクリックします。WindowsではスタートメニューからiTunesを選んで起動してください。

手順
iPhoneをケーブルで接続する

付属のLightningケーブルまたはUSB-CケーブルでiPhoneとパソコンをつなぎます。コネクタがしっかり奥まで刺さっているか確認してください。

手順
iPhoneで「信頼」を選ぶ

iPhoneのロックを解除し、「このコンピュータを信頼しますか?」のメッセージが出たら必ず「信頼」をタップします。パスコードを入力すると接続準備が完了します。

②今すぐバックアップを選び暗号化にチェックを入れる

iPhoneをUSBケーブルでPCにつないだら、FinderのサイドバーにあるiPhone名をクリックして概要画面を表示します。

手順
ローカルバックアップを暗号化にチェック

「ローカルバックアップを暗号化」にチェックを入れて、任意のパスワードを設定します。

手順
今すぐバックアップを選ぶ

「今すぐバックアップ」をクリックして、暗号化されたバックアップが開始されるのを待ちます。

パスワードを忘れると復元できなくなるので、必ず忘れない方法でメモを残してください。

暗号化バックアップするとWi-Fiパスワードやヘルスケアデータなども守られます。

③完了表示が出るまでケーブルを抜かない

iPhoneとパソコンをつないだら、<strong>画面に「完了」表示が出るまでケーブルを抜かないようにしましょう。iPhone側ではバックアップが終わると「完了しました」とポップアップが出て、パソコンのFinder(またはiTunes)でも進捗バーが消えます。この表示を確認せずにケーブルを外すとデータが壊れたり、復元に失敗したりするリスクが高くなります。

LINEトークをiCloudに保存する

LINEトークをiCloudに保存する

LINEのトーク履歴は、iCloud Driveを使って丸ごと保存できるので、新しいiPhoneにデータを移すときにとても便利です。

保存するときはiOSの設定でをオンにし、LINEアプリ内の「トークのバックアップ」で「今すぐバックアップ」を選ぶだけでOKです。

注意点としては、テキストはまとめて復元できますが、写真や動画は個別に再ダウンロードになるので、必要なものはあらかじめアルバムに保存しておくと安心です。

①LINE設定でトークのバックアップを開く

LINEアプリを開いたら、画面右下の「設定」アイコン(歯車マーク)をタップしてください。

続いて「トーク・通話」へ進み、「トークのバックアップ・復元」を選びます。ここでバックアップ画面が開きます。

バックアップはWi-Fi環境下で行うと通信量を節約できます。

iOS版とAndroid版で項目の並びが少し違うことがありますが、「トークのバックアップ」という表示を探せば迷いません。

②今すぐバックアップをタップする

手順
Wi-Fiと電源接続を確認

バックアップ中に途中で止まらないよう、iPhoneをWi-Fiネットワークに接続したうえで、Lightningケーブルで充電器に繋いだままにしてください。

手順
「今すぐバックアップを作成」をタップ

画面下部にある今すぐバックアップを作成を押します。進行中は%表示で残り時間がわかるので、そのまま完了を待ちましょう。

注意:iCloudの残り容量が足りないとバックアップに失敗するので、不要な古いバックアップや写真・動画を整理しておきましょう。

補足:初回のバックアップは容量が多いため時間がかかる場合がありますが、完了後は差分のみが保存されるので次回は短時間で済みます。

③「完了」と出るまで画面を閉じない

バックアップや復元が始まったら、画面に進行状況が表示されます。その状態で「完了」と出るまで絶対に閉じないようにしてください。途中で画面を閉じると処理が中断されてエラーになることがあります。

画面を閉じたくなるタイミングでも、ステータスバーのアイコンが動いている間は処理が続いています。

あらかじめ「自動ロック」をオフにしておくと、手動で画面を開き直す手間が省けて安心です。

AppleWatchをペアリング解除する

AppleWatchをペアリング解除する

AppleWatchをペアリング解除するとiPhoneとWatchのつながりがいったんリセットされ、そのタイミングでWatchのバックアップがiPhoneに自動保存されます。

  1. 自動バックアップ:文字盤やアクティビティの記録が安全に保存される。
  2. アクティベーションロック解除:新しいiPhoneでもストレスなくペアリングできる。
  3. 本体初期化:個人情報が残らず安心して手放せる。

①Watchアプリで対象のWatchを選ぶ

iPhoneのホーム画面からWatchアプリをタップしてください。

アプリを開くと「マイウォッチ」タブにペアリング中のWatchが一覧表示されます。その中から設定したいWatchの名前部分を押して選びましょう。

補足情報: Watchがリストに出てこないときは、iPhoneのBluetoothがオンになっているかを確認し、Watchをもう一度近づけてみてください。

②ペアリングを解除をタップする

手順
ペアリングを解除をタップする

Apple Watchの一覧から解除したいデバイス名を確認してペアリングを解除をタップします。

解除中はバックアップが自動で始まるのでWi-Fi環境を維持してください。

watchOSが最新なら再ペアリング後の不具合を防ぎやすくなります。

③iPhoneのパスコードを入力して待つ

ここでは初期化を進めるために、画面に表示されたパスコード入力欄に普段使っている数字を正確に入れてください。ロック解除と同じ手順なのでつまずく心配はありません。

パスコードを入れたら「消去中…」の表示に切り替わります。完了まで数分かかることがあるので、そのまま待ちましょう。画面が暗くなっても処理が進んでいる場合が多いので、急いで操作をやめないでください。

バッテリー残量が少ないと途中で止まることがあるので、できれば50%以上ある状態か、充電器につないだまま実行すると安心です。

iPhoneを探すをオフにする

iPhoneを探すをオフにする

「iPhoneを探す」をオフにしておくと、初期化のときにApple IDの認証画面で手こずらずにすみます。アクティベーションロックが解除されるので、初期化後に新しい端末としてスムーズにセットアップできるメリットがあります。

①設定アプリで自分の名前をタップする

手順
設定アプリを開き名前部分をタップ

ホーム画面の歯車アイコンをタップして設定アプリを開いたあと、画面最上部に表示された自分の名前と写真があるエリアをタップします。

AppleIDの画面が開き、サインアウトや「iPhoneを探す」の設定にすぐアクセスできます。

②探すを選び「iPhoneを探す」をオフにする

探すから「iPhoneを探す」をオフに切り替え

「設定」を開いたら画面を少し下へスワイプして探すをタップします。

画面上部にあるiPhoneを探すのスイッチを左へスワイプしてオフにします。

スイッチを切り替えるとApple IDのパスワード入力が求められるので、表示されたフォームにパスワードを入力して完了をタップしてください。

③AppleIDのパスワードを入力する

画面にApple IDのサインイン画面が表示されたら、入力欄をタップしてキーボードを呼び出します。

画面に表示されているApple ID(メールアドレス)を確認してから、パスワードをゆっくり正確に入力してください。大文字・小文字・記号まで区別されるので、パスワード管理アプリからコピー&ペーストすると入力ミスが減ります。

パスワードを数回連続で間違えると、しばらくアカウントがロックされることがあります。焦らずにパスワードをお忘れの場合からリセット手順を進めると安心です。

Face IDやTouch IDでサインイン設定していれば、次回からは指紋・顔認証でパスワード入力を省略できます。

AppleIDからサインアウトする

AppleIDからサインアウトする

iPhoneを初期化するときは、AppleIDからサインアウトしておくとアクティベーションロックがかかって初期設定で止まってしまうトラブルを避けられます。サインアウトするとiCloudやAppStoreなどの紐づけが解除されるので、まっさらな状態で新しい持ち主に渡したり、自分で再セットアップするときに迷わず進められます。

操作は設定アプリから数タップで完了しますが、AppleIDのパスワード入力が必要になるので、事前にメモしておくと安心です。慌てずに手順を踏めば数分でサインアウトできるので、初期化前の準備としてぜひ実行しましょう。

①設定アプリ最下部のサインアウトをタップする

手順
設定アプリ最下部のサインアウトをタップする

ホーム画面から設定アプリを開いて、画面を一番下までスクロールします。Apple IDのアカウント情報が表示されるエリアを見つけたら、その下にあるサインアウトをタップしてください。

サインアウトにはApple IDのパスワード入力が必要です。手順中にネットワーク接続が切れないよう注意してください。

②データを残す項目を選びサインアウトを確定する

サインアウトを進めると「デバイスに残すデータを選択」という画面が出てきます。ここでは連絡先やカレンダー、Safariのブックマークなど、あとで使いたい情報をオンにしておきましょう。

手順
残したい項目をオンにする

連絡先やカレンダー、Safariのデータなど、必要なものはスイッチを緑色にしておきます。

手順
右上の「サインアウト」をタップ

選択が終わったら右上のサインアウトを押します。

手順
Apple IDパスワードを入力し確定

パスワードを入れてもう一度サインアウトを押すと設定が完了します。

残す項目を間違えると後で連絡先が消えてしまうので、オフにしないように注意しましょう。

③サインアウト完了を確認する

手順
設定アプリを開く

ホーム画面で歯車アイコンを探してタップします。

手順
サインイン状態をチェックする

画面上部に自分の名前ではなく「サインイン」と表示されていればサインアウト完了です。

ウォレットのSuicaを取り出す

ウォレットのSuicaを取り出す

iPhoneを初期化する前にWalletアプリからSuicaを取り出しておくと、新しい端末で残高や定期券情報をスムーズに引き継げます。これをせずに初期化してしまうと、カードが取り出せずに手続きをやり直す手間が増えてしまうので、切り替え直前にサクッと取り出しておくのがおすすめです。

①ウォレットアプリでSuicaを開く

手順
ウォレットアプリでSuicaを開く

ホーム画面を左右にスワイプしてWalletアプリのアイコンを探します。

アイコンをタップしてWalletを起動したら、登録済みのSuicaカードを見つけてタップしてください。

Face IDまたはTouch IDで認証するとSuicaの詳細画面が表示されます。

②右上のメニューからカードを削除を選ぶ

手順
右上のメニューからカードを削除を選ぶ

最新のiOS17を搭載したWalletアプリで、削除したいカードの詳細画面を開きます。画面右上の「…」アイコンをタップするとオプションが表示されるので、一番下にあるカードを削除をタップしてください。

カードを削除すると残高や定期情報が完全に消えます。移行前に残高を使い切るか、チャージ方法をメモしておきましょう。

まれに「…」が表示されないときは、画面右上をゆっくり長押しするとメニューが開く場合があります。

③再登録用の案内が表示されるのを確認する

手順
③再登録用の案内が表示されるのを確認する

カードを削除したあと数秒待つと画面に再登録の案内が現れます。ここには「ウォレットに戻って再登録を行ってください」といったメッセージが表示されるので、しっかり確認しましょう。

ひと手間でさらにラクになる応用ワザ

ひと手間でさらにラクになる応用ワザ

最後に、ひと手間でiPhone初期化前の準備をもっとスムーズにする応用ワザを紹介します。毎回同じ作業を繰り返すのは大変なので、自分好みにショートカットなどを組んでおくと便利ですよ。

応用ワザ役立つシーンどうラクになるか
自動バックアップスケジュール定期的にデータを残したいとき忘れてもiCloudに自動保存してくれる
LINEトーク一括バックアップ大事な会話をまとめて保存したいときワンタップでトーク履歴をファイル化できる
Apple Watchペア解除ショートカット複数のWatchを扱うときメニュー選択だけで解除作業が完了する
Walletカード一括削除Suicaなどをまとめて解除したいときカード1枚ずつ削除する手間を省ける

iCloudバックアップを自動で毎晩走らせる

iCloudバックアップを自動で毎晩走らせる

夜のあいだに充電器につないでおけば、面倒な操作なしでデータを自動バックアップできると便利ですよね。iCloudバックアップをオンにするだけで、必要なタイミングで毎晩サクッと保存してくれます。

自動バックアップが走る3条件
  • iPhoneを電源に接続している
  • Wi-Fiに接続している
  • 画面がロックされている

iCloudの空き容量が足りないとバックアップが失敗します。設定画面でストレージ残量をチェックしてください。

プログラマー目線では、古いバックアップを整理すると復元時の読み込みがスムーズになります。

設定アプリでiCloudバックアップをオンにして電源とWi-Fiに接続しておく

iPhoneを初期化する前に、iCloudバックアップを確実に実行できるように設定します。電源とWi-Fiをつないだままにしておくと、充電中に自動でバックアップが始まるので安心です。

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から「設定」アプリをタップします。画面上部に表示される自分の名前が書かれた部分を選ぶとApple ID設定が開きます。

手順
iCloudバックアップを有効にする

「iCloud」→「iCloudバックアップ」をタップし、スイッチを緑色にします。これでWi-Fi接続時に自動で最新のバックアップが保存されます。

手順
電源とWi-Fiに接続しておく

充電器をつないで電源確保し、安定したWi-Fiネットワークに接続してください。電波が弱いとバックアップが途中で止まることがあります。

バックアップが完了するまで画面を閉じずに放置すると、余計なトラブルを防げます。

初回はバックアップに時間がかかることがありますが、次回からは増分のみを保存するため短時間で終わります。

古いiPhoneを家族にゆずるスマート引き継ぎ

古いiPhoneを家族にゆずるスマート引き継ぎ

家族に古いiPhoneをゆずるときは、最初に自分のデータをきっちりお掃除してあげると安心です。設定アプリからサインアウトして、写真やメッセージをまっさらにリセットしておけば、新しい持ち主が自分の端末のように使いはじめられます。

エンジニア目線のコツとして、アクティベーションロックの解除とキャリア設定の確認をおすすめします。これを済ませておくと、SIMカードを入れ替えるだけでサクッと通話やモバイルデータが使えるので、家族もストレスなく旧端末ライフを楽しめます。

クイックスタートで新しいAppleIDへデータ転送を行う

手順
両デバイスを近づけて準備する

古いiPhoneと新しいiPhoneを両方とも電源オンで近くに置いてください。Wi-FiとBluetoothを有効にしておくとスムーズに進みます。

手順
古いiPhoneで新しいiPhoneを認識させる

古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneを設定」というアニメーションが表示されたら、カメラで読み取ってください。その後画面の案内に従って進めます。

手順
新しいAppleIDでサインインして転送開始

新しいiPhoneで表示されたサインイン画面に新しいAppleIDとパスワードを入力してください。その後「データを転送」画面で「続ける」をタップして転送を始めます。

転送中は両方の端末の充電残量に余裕があるか確認しておいてください。

初期化後にすぐ新iPhoneへデータを復元する

初期化後にすぐ新iPhoneへデータを復元する

初期化を終えたiPhoneは、起動後のようこそ画面からすぐにiCloudバックアップを選ぶだけでデータを戻せます。最新のiOS 17とiPhone 15シリーズを想定すると、Wi-Fi経由で連絡先や写真、アプリ設定が一気に引き継がれます。

  • すばやく元の状態に:バックアップが最新なら、ホーム画面からアプリ配置までほぼ同じに復元できます。
  • 設定をまるごと移行:Wi-Fiパスワードやメールアカウントなどの細かい設定も引き継げます。
  • プログラマー目線の安心感:クラウド上の差分データを効率よく取り込むので、途中で止まる心配が少ないです。

LINEのトーク履歴だけはiCloudバックアップに含まれないので、事前にアプリ内でのバックアップも忘れずに。

設定時の「iCloudバックアップから復元」を選ぶ

手順
iCloudバックアップから復元を選ぶ

「Appとデータ」画面でiCloudバックアップから復元をタップしてください。

AppleIDとパスワードを入力してサインインします。

表示されたバックアップ一覧から、最後に使っていた日時のデータを選んで復元を開始しましょう。

売却前にアクティベーションロックを完全解除する

売却前にアクティベーションロックを完全解除する

売却前にアクティベーションロックをオフにすると、新しい持ち主がトラブルなくiPhoneを使い始められます。アクティベーションロックは紛失時の不正利用を防ぐ大切な仕組みですが、解除しないまま初期化すると使えなくなることがあります。

この方法では、まずiCloudからサインアウトして「iPhoneを探す」をオフにしたあと、設定アプリで完全にロックを解除してから初期化します。経験上、手順を画面ごとに丁寧に追うことで、慌てずに安全に進められます。

iCloud.comでデバイスを削除してから出品する

手順
iCloud.comにサインインする

PCまたは別の端末でSafariやChromeを開き、iCloud.comにアクセスします。AppleIDとパスワードを入力し、2段階認証が有効なら案内に従って認証コードを入力してください。

手順
「iPhoneを探す」を開く

画面上の「iPhoneを探す」をクリックし、画面上部の「すべてのデバイス」を選択します。

手順
対象のデバイスを選択する

リストから出品するiPhoneをクリックし、詳細画面を表示させます。

手順
アカウントから削除する

画面下部の「アカウントから削除」をクリックすると、iCloudから消去されます。これで新しいオーナーが登録できる状態になります。

2段階認証の画面が表示されたときは、あらかじめ別端末やSMSで認証コードを確認しておくと手続きがスムーズです。

開発者視点:iCloud.comにうまくアクセスできない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアするかプライベートモードで再試行してみてください。

よくある質問

よくある質問
バックアップを取らないまま初期化するとどうなりますか?

写真や連絡先などの大切な情報は完全に消えてしまいます。経験上、iCloudやパソコンでバックアップを忘れると後で取り戻せないので、必ず事前にバックアップを済ませましょう。

Apple IDからサインアウトし忘れるとどうなりますか?

アクティベーションロックが残って初期化後に再設定できず、iPhoneが使えない状態になります。設定アプリからサインアウトしてから初期化を実行してください。

Suicaなどの交通系ICカードを削除し忘れるとどうなりますか?

ウォレットにカードが残ったままだと新しい端末に移行できません。事前にWalletアプリから該当カードを削除しておくとスムーズです。

iMessageとFaceTimeをオフにせずにAndroidに乗り換えるとメッセージが届かないって本当ですか?

Apple側にルートされてSMSが届かなくなります。設定からiMessageとFaceTimeをオフにしておくと、通常のSMSとして受信できます。

Apple Watchのペアリングを解除し忘れるとどうなりますか?

初期化後にペアリング解除されず、再ペアリングできないことがあります。Watchアプリから先に解除してから進めると安心です。

バックアップ容量が足りないときはどうする?

iCloudの容量が足りないまま放っておくと、バックアップが途中で止まってヒヤッとする場面が出てきます。容量を増やす方法と、iCloud以外でバックアップを取る方法を組み合わせると、初期化前の準備もぐっと安心になります。

  1. iCloudストレージをアップグレード:月額130円から使える50GBプランに切り替えると、写真やメッセージをしっかりバックアップできます。
  2. 不要データを整理:使わなくなったアプリや古い写真・動画を削除して、iCloudに空き容量を生み出します。
  3. パソコンでローカルバックアップ:MacはFinder、WindowsはiTunesを使ってiPhoneを丸ごと保存でき、iCloud容量を気にせず安心です。
  4. 写真だけ別クラウドへ移動:GoogleフォトやDropboxに写真を退避しておくと、iCloudストレージを節約できます。

バックアップにどれくらい時間がかかる?

バックアップにかかる時間はデータ量や回線速度で変わります。実際の経験では写真や動画が多い場合のiCloudバックアップだと30分〜1時間ほどかかることがありました。パソコンにUSBケーブルでつないでバックアップすると転送が速くなるので写真約5GBなら10分〜15分ほどで完了します。大切なデータが多いときは夜間に電源とWi-Fiをつないだままにしておくと安心です。

Wi-Fiが無いときはどうすればいい?

外出先でWi-Fiが見つからないときも、落ち着いて対策すれば大丈夫です。それぞれの方法には得意なシーンがあるので、自分の環境に合わせて選んでください。

  1. PCに直接つなぐ:Lightningケーブルでパソコンと接続すれば、iTunes(Finder)がオフラインでも確実にバックアップできます
  2. スマホのテザリング:手持ちの別スマホでインターネット共有をオンにすると、すぐにネット回線を作れます
  3. 公衆Wi-Fiを使う:カフェやコンビニの無料スポットは速度にムラがあるものの、短時間の初期化には十分役立ちます

それぞれメリットと注意点があるので、手元の機材や急ぎ度に合わせて一番使いやすい方法を選びましょう。

AppleWatchのモバイルSuicaはどうなる?

AppleWatchに入れたモバイルSuicaはiPhoneとペアリングを外すと同時にWalletから削除されます。大切な残高や履歴を守るには、iPhone初期化前に必ずペアリング解除してSuica情報のバックアップを確保してください。

ペアリング解除の際、Watchアプリが自動的にバックアップを作成し、その中にSuica情報が含まれます。初期化後にAppleWatchを再ペアリングするときにバックアップから復元を選ぶだけで、Suicaの残高を元のまま戻せます。

LINEの引き継ぎでよくある失敗は?

LINEの引き継ぎ作業は慣れないとちょっとした見落としで焦ることがあります。

  1. メールアドレス連携を忘れる:アカウント引き継ぎに必須なのに登録していないと認証コードが受け取れません。
  2. トーク履歴のバックアップをしない:iCloudに保存しているつもりでも、設定がオフだと履歴が消えたままになります。
  3. 引き継ぎ用パスワード(PIN)を控え忘れる:画面に表示された番号をメモせずに進めると次の画面で入力に詰まります。
  4. LINEアプリのバージョンが古いまま:最新にアップデートしておかないと引き継ぎ機能が正常に動かないことがあります。

事前にLINEの設定画面で「アカウント引き継ぎ設定」を必ずオンにしてから操作を始めるとスムーズです。

まとめ

まとめ

これまで紹介した準備をざっくりまとめると、iCloudやパソコンでのバックアップ、LINEトーク保存、AppleWatchペアリング解除、iPhoneを探すオフ、AppleIDサインアウト、Suicaカード削除、iMessageとFaceTimeオフの7ステップを実行しておくと安心です。

プログラマー視点の具体的な手順を踏むことで、データ消失やアクティベーションロック、ICカードトラブルをしっかり防げます。

このまとめを見返しながら進めれば、初めてでも迷わずスムーズに初期化できますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次