iPhoneの着信を逃した後に留守電設定がうまくできず、肝心な連絡を聞き逃してしまうかもしれないと不安ではありませんか?
このページでは電話アプリとキャリア番号のどちらからでも迷わず進められる設定手順を示し、パスコードを忘れたときや挨拶メッセージを録音するときにつまずきやすいポイントも実体験のコツで補います。設定が整うと着信は自動で録音され、メッセージは一覧で確認できるため大切な相手を待たせる心配がなくなります。
手元のiPhoneを開きながら順に進めれば数分で準備が完了しますので、安心して操作を始め、聞き逃しゼロの毎日を楽しんでください。
迷わないiPhone留守電設定ステップ

電話に出られなくてメッセージを取りこぼしてしまうこと、ありますよね。iPhoneにはキャリア留守電とVisualVoicemailの2つがあって、それぞれ設定の流れが少し違います。この見出しでは、どちらでも迷わずに切り替えられるよう、流れをわかりやすくまとめました。
- キャリア留守電番号を登録:電話アプリで留守電サービスの番号へダイヤルしてガイダンスに従う
- VisualVoicemailを有効にする:設定→電話→留守番電話からスイッチをオンにする
- パスワードと挨拶メッセージを設定:あなただけの留守電ガイダンスを録音して保存する
- 動作確認:別の電話から試しにメッセージを残して問題なく再生できるかチェックする
プログラマーならではのちょっとしたコツとして、設定に入る前に機内モードをオン/オフして電波をリフレッシュしておくと、キャリアとの番号登録がスムーズになります。
電話アプリから設定する方法

iPhoneの「電話」アプリには、追加アプリなしでキャリアの留守番電話を呼び出す「留守電」タブが用意されています。最新のiOS17以降では「電話」アプリを開き、画面下の「留守電」をタップするだけで設定画面に進めるので、とてもわかりやすいです。
プログラマーならではの小技として、キャリア設定アップデートが未完了だと留守電タブが表示されないケースがあります。その場合は「設定」→「一般」→「情報」と進み、数秒待ってアップデート完了を確認してから電話アプリを再起動するとスムーズに表示されます。
①電話アプリを開いて留守番電話タブをタップ
ホーム画面から電話アイコンを探してタップします。
画面下に並ぶメニューのいちばん右側にある「留守番電話」を選んでください。
iOSバージョンやキャリアによっては、吹き出しマークだけの表示になることがあります。その場合はマークを目印にしてみてください。
②「留守番電話を設定」をタップ
「電話」アプリの設定画面を開いたら、一覧の中から留守番電話を設定を見つけてタップします。最初はキャリア情報を読み込むので、画面上にクルクルマークが出たら少し待ちましょう。
③パスコードを入力して進む
画面に表示されたパスコード設定欄に、4桁以上6桁以内の数字を入力します。
入力を終えたら右上の「完了」をタップして次に進みます。
他人に知られないように、覚えやすくて複雑な数字を選ぶと安心です。
④挨拶メッセージを録音して保存
「カスタム」をタップすると録音画面が表示されます。iPhoneのマイクに向かって、はっきりと自分の名前や短いメッセージを話してください。
録音が終わったら赤い「停止」ボタンをタップします。すぐ下の「再生」を押すと、録音した声を確認できます。
内容に問題がなければ、右上の「保存」をタップして完了です。これで留守番電話に自分だけの挨拶が登録されます。
⑤完了をタップして設定終了
最後に右上の完了をタップすると、新しい留守電メッセージが登録されて設定が保存されます。これで着信を逃しても安心です。
キャリア番号で設定する方法

キャリアの留守電番号を使う設定は、iPhoneの電話アプリから番号へ発信するだけで有効化できるお手軽な方法です。専用アプリは不要で、通信会社が用意した仕組みをそのまま使うため初めてでも迷わず進められます。
- 手間いらずで設定完了:番号をダイヤルするだけで留守電が有効になります。
- 安定した動作:キャリア純正なのでつながりやすく聞き逃しが減ります。
- SIM変更後も継続:同じキャリアなら番号が変わらなければ設定を引き継げます。
番号はキャリアごとに違うため、契約中のキャリア公式サイトで最新の留守電番号を確認してください。
①キャリアの留守電設定番号へ発信
ホーム画面から電話アプリをタップして開きます。画面下部のキーパッドを押し、契約中のキャリアに応じた留守電設定番号を入力しましょう。ドコモは「151→1」、auは「113」、SoftBankは「158」です。
番号を入力したら緑色の発信ボタンをタップします。自動ガイダンスが流れてきたら次のステップでパスワードを設定する準備は完了です。
発信には通話料がかかる場合があります。気になるときは事前に契約プランを確認しておくと安心です。
②音声ガイダンスに従いパスコードを入力
ガイダンスで「パスコードを入力してください」と案内されたら、設定した4桁の番号を画面の数字キーで入力してください。
もし番号を間違えたら、*キーを押すと最初からやり直せます。落ち着いてゆっくり操作しましょう。
③挨拶メッセージを録音
「あいさつメッセージ」の項目をタップすると録音画面に切り替わります。画面のマイクマークをタップすると録音がスタートするので、明るい声で自分の名前や連絡先を伝えましょう。
録音が終わったら再生ボタンでチェックできます。名前がはっきり聞こえるか確認し、問題なければ「保存」をタップして完了です。
④「#」で録音を保存
録音が終わったらキーパッドの#ボタンをはっきりと押します。ここで押さないと録音が消えてしまうので必ず押しましょう。
「録音が保存されました」という音声が流れたら成功です。音声が聞こえないときは手順を最初からやり直してみてください。
#を早く押しすぎると録音途中で切れることがあります。録音の区切りを感じてから押すと安心です。
⑤ガイダンスを終了して通話を切る
ガイダンスが終わったら、画面下の赤い通話終了ボタンをタップして通話を切ります。
もし通話アプリの画面が隠れてしまっても、再び電話アプリを開けば同じボタンで切れますので安心してください。
留守電設定ができたらもっと便利!活用アイデア

活用アイデア | 役立つポイント |
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カスタム留守電メッセージ | 大切な相手ごとに挨拶を変えて好印象をキープ |
時間帯別ガイダンス | 営業時間外や夜間に自動で案内メッセージを切り替え |
自動文字起こし活用 | 届いた留守番電話をテキストで確認できて後から読み返せる |
複数デバイスで共有 | iPhone以外のiPadやMacでも留守電をすぐチェック |
自分の声で挨拶メッセージをおしゃれに録音

電話に出られないとき、自分の声で挨拶メッセージを流すと温かみがグッとアップします。iPhoneの留守電録音機能を使えば、わざわざ外部アプリを用意しなくても、本体マイクでクリアな音声をそのまま記録できます。
カスタマイズのメリットはメッセージを何度でも取り直せること。イントネーションや間の取り方を調整して、自分らしいおしゃれな雰囲気に仕上げると、かけてくれた相手に「次もあなたにかけたい」と思わせるアピールになります。
電話アプリの留守番電話タブで挨拶をタップ
ホーム画面から電話アプリを開いたら画面下の留守番電話アイコンを選びます。留守番電話画面に切り替わったら上部にある挨拶の欄をそっとタップしましょう。
カスタムを選んで録音を開始
「カスタム」をタップすると赤い録音ボタンが現れます。ボタンを押したら、iPhone本体のマイク部分に向かってゆっくりはっきりと話しかけてください。
録音中は画面の波形が動くので、声の大きさを確認しながら進めると安心です。
ヘッドセットを使っているとそちらのマイクが優先されるので、内蔵マイクで録るならいったん切断しておくとよいでしょう。
再生で確認して保存をタップ
画面中央にある再生ボタンをタップして、録音したメッセージを流します。声の大きさやノイズが気にならないか、しっかりチェックしてください。
問題なければ画面右上の保存をタップします。数秒で設定が反映されるので落ち着いて待ちましょう。
再生せずに保存すると録り直しができないので必ず確認してください。
大事な留守電をボイスメモにバックアップ

大事な留守電はそのままにしておくと、サーバーの容量制限でうっかり消えてしまうことがあります。でもボイスメモを使えば、メッセージをオフラインでもしっかり残せるので、後から何度でも再生できます。
ボイスメモに保存しておけば、ファイル名を編集したり、他の人と共有したりするのもスムーズです。大切な伝言を安心してストックできる賢いバックアップ方法です。
留守電リストからメッセージを選択し共有をタップ
電話アプリを開いて右下の留守電タブをタップすると、届いたメッセージ一覧が見られます。聞きたいメッセージをタップして詳細画面に移動しましょう。画面左上にある共有アイコンを探してタップしてください。四角に上向き矢印のマークが目印です。
ボイスメモを選んで保存
「ボイスメモを選択」をタップすると、端末内の録音一覧が表示されます。
お目当ての録音をタップしてチェックマークを付けましょう。
- リストをスクロール:日付やタイトルで探すと見つけやすいです。
- 虫眼鏡アイコン:長い録音が多いときは検索で探しましょう。
画面右上の「完了」をタップすると選択が確定し、ボイスメモが留守電のあいさつに保存されます。
iCloudで他の端末と同期
ホーム画面から設定を開いてください。
画面上部の自分の名前をタップし、iCloudを選びます。
iCloud Driveをタップしてオンにしてください。
下にスクロールして電話を見つけ、スイッチをオンにします。
同じAppleIDでログインした他のiPhoneやiPadでも同じ手順を行うと、留守電の履歴が自動で反映されます。
iCloud Driveを有効にする前に、iOSを最新の状態にアップデートしておくと問題なく同期できます。
VisualVoicemailを文字起こしでサクッと確認

VisualVoicemailの文字起こし機能を使うと、留守電メッセージが自動でテキスト化されるので、いちいち再生しなくても内容をサクッと把握できます。
電話アプリ内の留守電一覧で文字起こしされたメモを確認すれば、急ぎの用件かどうかパッと判断できるのでとっても便利です。周りが騒がしくても文字なら見逃しにくいのがうれしいポイントです。
設定のSiriと検索で音声入力をオン
ホーム画面で設定をタップして、「Siriと検索」を見つけてタップしてください。
「音声入力」というスイッチを探して右にスワイプし、緑色のオンに切り替えてください。
マイクのアクセス許可をオフにしていると音声入力が使えません。
留守電メッセージを開いて自動文字起こしを表示
ホーム画面で「電話」アプリをタップして、画面下のメニューから「留守電」をタップしてください。ここから自動文字起こしが見られます。
一覧から確認したい留守電を選んでタップしてください。音声再生バーの下に文字起こしが自動で表示されます。長い内容もテキストでチェックできるので、とても便利です。
文字起こしはOS15以降が必要です。通信環境が不安定だと読み込みに時間がかかる場合があります。
テキストをコピーしてメモに保存
まず留守電画面の文字起こし部分を長押ししてハイライト状態にします。
表示されたスライダーを動かして必要な範囲を調整しコピーをタップします。
ホーム画面に戻りメモアプリを開いて新しいメモを作成してください。
メモの入力欄を長押ししてペーストを選ぶとテキストが保存できます。
よくある質問

- 留守電をオンにしたのにメッセージが録音されないのはどうして?
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留守電サービスはキャリア側で管理されていることが多いです。設定画面でオンにしても、プランに含まれていないと録音が始まらない場合があります。キャリアのサポートページで留守電オプションの契約状況を確認してみてください。それでもダメなら、一度iPhoneを再起動してからもう一度試すと直ることがあります。
- 自分の留守電メッセージを変更したいけれど、やり方がわからない
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電話アプリを開いて画面右下の「留守電」をタップします。画面上部にある「あいさつ」を選び、「カスタム」をタップすれば録音が開始します。プログラマー視点だと、タップ操作は意外とズレやすいので、端末をしっかりホールドしてからゆっくりタップすると失敗が減りますよ。
- 留守電に切り替わった通知が来ないけれど設定は合っている?
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通知が来ないときは、設定→通知→電話で「通知を許可」がオンになっているか確かめてください。それでも問題があるときは、ネットワーク設定のリセットを試すと意外と改善します。設定→一般→リセット→ネットワーク設定をリセットで、一度キャリアとの接続情報をクリアしてみましょう。
- 他社のSIMに変えたら留守電が使えなくなった場合は?
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SIMを差し替えた直後はキャリア設定のアップデートが必要なケースがあります。設定→一般→情報を開いて「キャリア設定アップデート」が表示されたら更新してください。それでも留守電ができないときは、新しいキャリアの留守電番号(ボイスメール番号)に直接発信して設定を完了させるといいですよ。
留守電PINを忘れたときは?
パスコード代わりの留守電PINをうっかり忘れても、慌てずにキャリアのサポートを使えばリセットできます。
iPhoneの設定画面では直接初期化できないので、以下の方法で新しいPINを設定しましょう。
- キャリア公式サイトでリセット:My SoftbankやMy docomoなどの専用ページから手続きを進めると、数分で新しいPINを設定できます。
- 電話サポートに連絡:151などのサポート番号に電話して本人確認後にオペレーターからPINを初期化してもらえます。
手続き後は新しいPINを忘れないよう、メモアプリやパスワード管理アプリに必ず記録しておくと安心です。
海外で留守電は使える?
海外でも留守番電話機能は、音声ローミングが有効なら基本的に使えます。ただし、キャリアによっては別途申し込みが必要だったり、国や地域によっては転送先番号がつながりにくかったりすることがあるので、渡航前に利用条件を確認しておくと安心です。
実際に渡航先で試すには、旅先用のSIMと日本回線を並行して動かせる二台持ちや、デュアルSIM対応機なら日本回線を音声専用に設定しておくのがおすすめです。こうしておくと留守電への転送状況を確かめやすく、もしうまく録音されない場合は早めにキャリアサポートへ問い合わせできます。
留守電に残せる時間は何分まで?
iPhoneの留守電にメッセージを残せる時間は、実はキャリアごとにちょっと違うんです。ドコモとauは最大3分、ソフトバンクは最大2分と設定されています。Visual Voicemailなら端末に保存できる件数は50件までで、ひとつのメッセージが長すぎると途中で切れてしまうので気をつけてください。
VisualVoicemailが表示されないときは?
VisualVoicemailが表示されないときは、通信状態やキャリア設定が影響していることが多いです。例えば地下や建物の奥など電波が弱い場所ではうまく読み込めないこともあります。
まずはWi-Fiかモバイルデータどちらか安定した回線で再度試してみてください。通信が安定すると表示されることがよくあります。
つぎに設定アプリを開いて「一般>情報」へ進み、キャリア設定アップデートがないかチェックしましょう。アップデートがあれば画面の案内に従ってインストールしてください。
それでも改善しない場合はネットワーク設定をリセットする方法がおすすめです。小さな設定のズレが原因になっていることがあるので、リセット後に再起動するとVisualVoicemailが復活することがあります。
着信拒否した相手にも留守電は再生される?
- 着信拒否した相手にも留守電は再生される?
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iPhoneで番号を着信拒否しても、相手は留守番電話につながります。電話はスルーされても、相手にはガイダンスが流れてメッセージを残せる状態です。
残された留守電は電話アプリの「留守番電話」を開き、画面を下へスクロールして「着信拒否設定」欄にまとめて表示されます。ここからワンタップで再生できます。
実際に使ってみると、大事な連絡がうっかりブロックされてもこの場所で拾えるので安心感があります。
まとめ

これでiPhoneの留守電設定が完了しました。設定アプリから電話→留守電を開いてVisualVoicemailを有効にし、オリジナルの挨拶メッセージを録音しておけば、大切な電話も逃さず受け止められます。
手順を振り返ると電話アプリ→留守電→VisualVoicemailをオン→挨拶メッセージ録音→転送番号の確認→テスト電話で動作チェックまで一通りできました。
これからは定期的に挨拶メッセージを変えたりテスト電話をかけたりして、自分好みの留守電環境を保ってみてください。安心感がグッと高まります。