iPhoneで友達とのやり取りをもっと楽しくしたいのに、会話を彩るステッカーが見当たらず、扱いやすい素材探しで足が止まってしまいますよね。
このページでは、長年iPhoneを使い込んだプログラマーが毎日試して磨いた手順をもとに、無料アプリのインストールから写真の切り抜きによる自作まで、手間なくステッカー素材を増やすコツと遊び方をまとめています。
流れに沿って試すだけで、メッセージ画面が一気ににぎやかになり、送るたびに周りの反応も弾みますので、気になるところからゆっくり手を動かしてみてください。
iPhoneでステッカー素材を集める基本手順

まずはiPhoneだけでステッカー素材を手軽に集める流れをざっくり紹介しますね。
集めた素材はアルバムに分けておくと、あとで探すときにサクッと見つかって便利ですよ。
- Safariで厳選サイトを保存:気に入ったフリー素材サイトをブックマークして画像を長押しでカメラロールに追加
- メッセージのステッカーを活用:友達や公式アカウントから送られたステッカーをスクショでキレイに切り抜く
- ステッカー作成アプリを試す:App Storeで人気の無料アプリを使って好きな画像をステッカー化
- ショートカットで一気に整理:ショートカットアプリを使い、自動でフォルダ振り分け&リネーム
どの方法もすぐに試せるので、自分に合うやり方から始めてみてくださいね。
AppStoreで無料ステッカーアプリを探す

AppStoreの検索タブに「ステッカー」と入れると、すぐに無料で楽しめるアプリがずらりと並びます。画面上部の「無料」フィルタで絞り込めば、コストを気にせず気になるものを片っ端からチェックできます。
スクリーンショットやレビューで好みのデザインを確かめられるうえ、iMessage対応アイコンが付いていればチャットにもサッと貼り付け可能です。新しい素材を探すときの第一歩として、とても手軽で頼りになる方法です。
①AppStoreを開いて検索ボックスをタップ
まずホーム画面からAppStoreのアイコンを探してタップします。青地に白い“A”マークが目印なのでわかりやすいですよ。そのあと画面下部の検索タブをタップして、上部に出てくる検索ボックスを押してください。
②キーワードでステッカーを検索し気になるアプリを選ぶ
App Storeを開いて下の検索タブをタップします。興味のあるキャラクター名や「動物」「手書き風」「ビジネス用」など、自分の用途に合いそうなキーワードを入力してみましょう。
候補に出てきたアプリはアイコンや説明文だけでなくレビュー評価と最終更新日をチェックします。更新が最近だと新しいステッカーが増えている可能性が高いです。
無料と有料を見分けるときはアプリ内課金の有無にも注意を。プログラマー視点では、更新頻度が高いアプリはバグ修正や機能追加が期待できるので安心感があります。
③入手ボタンをタップしてダウンロード
「入手」と表示された青いボタンをやさしくタップします。Face IDまたはTouch IDの認証が求められたら、画面の案内にしたがって顔や指紋を読み込ませてください。そのあと自動でダウンロードが始まり、雲のマークが進行状況を教えてくれます。
ダウンロードが終わるとボタンが開くアイコンに変わります。すぐにステッカーを試したいときは、そのままタップして素材のプレビュー画面へ移動しましょう。
モバイル通信で大きなファイルをダウンロードするときは通信料に気をつけましょう。
④メッセージアプリでステッカートレイを確認
ステッカーを使いたいトークを開いてテキスト入力欄をタップするとキーボードが表示されます。その左にあるAppアイコンをタップしてください。
左右にスワイプするとステッカートレイが並びます。インストールしたばかりのステッカーは端の「…」内に隠れているので、見逃さないようにしましょう。
Safariから画像を保存して自作ステッカーにする

iOS17のSafariなら、Web上で見つけたイラストや写真を簡単にステッカー素材として保存できます。画像を長押しして「画像を写真に追加」をタップするだけでコレクションできるので、素材集めがスムーズに進みます。
- 高解像度の画像を長押しで拡大表示し、細部まできれいに保存
- 写真アプリ内でアルバムを作成し、ステッカー専用フォルダにまとめる
- 利用ルールに気をつけ、個人利用やフリー素材を優先して集める
①Safariで“かわいいステッカー素材”を検索
画面下のSafariアイコンをタップしてブラウザを開きます。アドレスバーをタップして“かわいいステッカー素材”と入力しエンターキーを押します。背景透過の画像を狙うならキーワードの後ろに“PNG”や“透過”を追加すると使いやすい素材が見つかります。
- Safariを起動してアドレスバーをタップ
- “かわいいステッカー素材”を入力
- 必要なら“PNG”や“透過”をキーワードに追加
- 気になる画像を長押しして保存候補をチェック
②長押しで画像を“写真に追加”する
保存したい画像が画面に表示されたら、指先で長押しします。
現れたメニューから“写真に追加”を選択してタップすれば、カメラロールに自動で保存されます。
写真アプリを開くと、一番下に新しい画像として並んでいるのが確認できます。
③写真アプリで画像を開き共有ボタンをタップ
ホーム画面から写真アプリをタップして起動します。
画面下部の「写真」か「アルバム」タブをタップして、ロック画面用にしたい画像を見つけます。
画像が全画面表示されたら、画面左下にある四角から上向きの矢印アイコンを軽くタップしてください。
アルバム内で一括操作したいときは、共有アイコンを長押しすると複数選択モードに切り替わります。
④“ステッカーへ追加”を選んで素材化
画像のプレビュー画面で共有アイコンをタップするとメニューが開きます。
そこで表示される“ステッカーへ追加”をタップすると、iOSのステッカー素材として登録できます。
ステッカーアプリやメッセージ画面に戻ると、新しく追加された素材が並んでいるのを確認できます。
写真アプリの被写体切り抜きでライブステッカーを作る

写真アプリの被写体切り抜き機能を使うと、撮った写真から人物や物をアイコンのように切り出して、動くライブステッカーを手軽に作れます。
- 追加アプリ不要:iPhone標準の写真アプリだけで完結できます。
- 自動認識で手軽:被写体をAIが自動で検出するので、短時間で切り抜き作業が終わります。
- ライブ機能で楽しく:ステッカーが動くから、メッセージやSNSで目を引く表現ができます。
①写真アプリで被写体がはっきり写った画像を開く
ホーム画面から写真アプリをタップして起動します。
画面下部の「写真」タブか「アルバム」タブを選び、「すべての写真」や任意のアルバムから目的の画像を探します。
被写体がはっきり中央に写っているサムネイルを見つけたら、タップして全画面表示にします。
拡大表示された画像で対象が鮮明に写っているかを確認しましょう。
②被写体を長押しして白枠が光るまで待つ
被写体を画面に映したまま指をそっと長押ししましょう。数秒待つと、被写体のまわりに白い枠がキラリと光します。これでフォーカスと露出が固定され、色味や明るさが安定します。
③“ステッカーを追加”をタップ
ステッカー一覧の一番下にある“ステッカーを追加”ボタンを指で軽くタップします。プラスマーク付きのボタンで分かりやすいので、迷わず押せます。
“ステッカーを追加”が見当たらない場合は、ツールバーを左右にスワイプしてステッカータブを表示すると探しやすくなります。
④エフェクトを選んで“完了”をタップ
画面下のエフェクト一覧を左右にスワイプして好みのフィルターを探します。プレビューはリアルタイムで反映されるので、仕上がりを見ながらタップで選んでください。選び終わったら右上の完了を押して設定を保存します。
プログラマー目線だと、エフェクトで画像の色味やコントラストが変わるとデータサイズにも影響します。用途に合わせて軽めのフィルターを選ぶと扱いやすいです。
ステッカー素材を使いこなして毎日をもっと楽しく

ステッカー素材はただの飾りじゃなく、日常をわくわくさせるアイテムです。お気に入りのキャラクターや柄をホーム画面に貼りつけると、朝のロック解除がちょっと楽しくなりますし、友達へのメッセージにもオリジナリティが加わります。
活用シーン | 楽しみ方 |
---|---|
ホーム画面デコ | アイコン周りにステッカーを配置して画面を個性的に |
メッセージスタンプ | iMessageやLINEの会話に手作り感あるワンポイント |
SNS投稿アクセント | InstagramやTwitterのストーリー投稿に彩りをプラス |
ノートアプリカバー | GoodNotesなどデジタルノートのヘッダーを可愛く |
リマインダーアイコン | 通知リストにアイコンを設定して視覚的に管理 |
このようにさまざまなシーンでステッカー素材を活用すると、いつものiPhone操作が自分だけの体験に変わります。好きなものを自由に貼って、毎日をポップに彩ってみましょう。
メッセージでステッカーを重ね貼りして遊ぶ

メッセージアプリでステッカーを重ね貼りすると、普段のやり取りがまるで小さなアート作品みたいに変身します。写真や吹き出しの上に好きなステッカーを重ねるだけで、オリジナリティあふれるデコレーションが楽しめます。
- スタンプ感覚でドラッグ&ドロップするだけで貼り付けOK
- 複数のステッカーを重ねると立体感のあるデザインに仕上がる
- ピンチ操作でサイズ調整、回転もスムーズにできる
- 貼る順番を工夫すると、手前と奥行きを表現できる
プログラマー目線のちょっとしたコツとして、細かいパーツを先に貼ってから大きなモチーフを重ねると、後で大きい方を動かしても下のパーツがずれにくくなります。遊び心を活かして、気軽にレイヤーごっこを楽しんでみてください。
スレッドを開きステッカーシートを引き出す
Threadsアプリを起動しステッカーを送りたいスレッドを開きます。画面下部のテキスト入力欄左側にあるステッカーアイコンをタップすると、下からステッカーシートがすっと現れます。
ステッカーをドラッグして吹き出しにドロップ
メッセージのステッカー一覧からお気に入りの絵柄をしっかり長押ししてください。
そのまま指を離さず吹き出しの上に移動させると、ポンと貼り付けられます。
画面端で滑りやすいので、ゆっくり動かすと確実です。
ピンチ操作でサイズと位置を整える
ステッカーの四隅にあるハンドルを指二本でつまむように操作します。指を広げると拡大、寄せると縮小が可能です。
サイズ調整が終わったら、そのままステッカーをタップしたままドラッグすると好きな位置に移動できます。
コツはゆっくり動かすことです。iOSでは動きを感知して慣性が働くので、小さな動きにして止めるとキレイに配置しやすくなります。
FaceTimeのリアクションでステッカーを浮かべる

FaceTime通話中にステッカーを浮かべると、ちょっとした驚きを友だちや家族に届けられます。iOS17の新機能で、リアクションボタンを長押しするとステッカー一覧が表示されるので、お気に入りの素材を選ぶだけです。すると自分や相手の画面にポップアップのようにステッカーが浮かび上がって、いつもの通話がにぎやかになります。
外部アプリを用意しなくても、iPhone15Proなら処理が軽くて動きがスムーズなのが嬉しいところです。プログラマーとしての経験から言うと、よく使うステッカーパックをメッセージアプリであらかじめお気に入り登録しておくと、FaceTimeリアクションでサクッと呼び出せます。ちょっとした遊び心を通話に加えたいときにぴったりです。
FaceTime通話中にビデオエフェクトをタップ
FaceTime通話中に画面を軽くタップしてコントロールを表示し、右下にあるエフェクトアイコンをタップしてください。
ステッカーを選んで画面上に表示
メッセージアプリを開き、任意のトーク画面下部にあるステッカーアイコンをタップしてください。
上部に並ぶステッカー一覧から、使いたい自作素材やダウンロード素材を探してタップします。
選んだステッカーを長押しし、ドラッグで吹き出しや写真の上など好きな位置にドロップしてください。
ドラッグ中に指を画面外に移動するとキャンセルされるので気をつけてください。
不要になったら取り消しボタンをタップ
ステッカーを貼ったあとでやっぱり不要だと感じたら、画面上部にある〈取り消し〉アイコンをそっとタップしましょう。
直前の操作が一つずつ戻るので、何度でも繰り返してお気に入りの配置に仕上げられます。
取り消しは連続タップでどんどん戻せますが、最後に保存すると取り消し履歴がクリアされるので気を付けてください。
ショートカットで画像を一括ステッカー化する

ショートカットアプリを活用すると、写真ライブラリから選択した画像をまとめてステッカー用のPNGに変換しつつ自動で背景を透過できます。スマホだけで完結するので、わざわざ別のステッカー作成アプリを探さなくても手軽に一括処理できちゃいます。
この方法の嬉しいところは細かなカスタマイズが自在な点です。出力サイズや圧縮率を調整できるうえに、ファイル名も自動でリネームしてくれるので、大量の素材を管理するときにとても助かります。エンジニア目線だと、ショートカットをJSONでバックアップしておくと再編集や共有にも便利ですよ。
ショートカットアプリで新規オートメーションを作成
ホーム画面かライブラリからショートカットアプリを探してタップしてください。
画面下部にある「オートメーション」をタップして一覧画面に切り替えます。
右上の「+」をタップし、「個人用オートメーションを作成」を選んで次へ進みます。
オートメーションがすでにあると「+」がメニュー下部に表示されることがあります。
“写真から被写体を切り抜く”アクションを追加
ショートカットアプリを起動して、画面右上の+をタップします。
「アクションを追加」をタップして、検索バーに写真から被写体を切り抜くと入力します。
検索結果に出てきた「写真から被写体を切り抜く」をタップして、ショートカットに組み込みます。
“ステッカーとして保存”アクションをつなぐ
ショートカットの編集画面で下部の検索バーをタップして“ステッカーとして保存”と入力します。
表示されたアクションをタップするとワークフローに追加されるので、そのまま前につなげたいアクションの下にドラッグしてください。
これで選択中の画像が自動でステッカー形式に変換され、メッセージアプリなどで使えるようになります。
“ステッカーとして保存”が見つからない場合は、検索語を「ステッカー」に絞ると見つかりやすくなります。
共有シートから一括処理を実行
ショートカットアプリを開き、共有されたショートカットファイルをインポートします。このとき「承認が必要です」と出たら許可してください。
ショートカットをタップするとURL入力画面が表示されるので、共有されたGoogleシートのURLをペーストしてください。
「実行」を押すとシートのリストを読み込み、画像が自動でアルバムに保存されます。完了後は写真アプリで素材をチェックしましょう。
よくある質問

- ステッカー素材はiPhoneのどこに保存されていますか?
-
Safariでダウンロードした画像は写真アプリの「最近の項目」に入ります。見つけやすく整理したいときは、ファイルアプリに「ステッカー素材」専用フォルダを作るとおすすめです。
- ネットで見つけた素材の著作権が心配です。
-
配布サイトに「個人利用可」や「商用利用可」の記載があるかを必ずチェックしましょう。プログラマー視点だと、ライセンス情報をスクショして一緒に保存しておくとあとで安心です。
- LINEスタンプとして使いたい場合はどうすればいいですか?
-
LINEクリエイターズスタジオアプリを使うと簡単に登録できます。ステッカー素材をアプリに取り込んで、ガイドラインに合わせてサイズや余白を調整するとスムーズに申請できますよ。
- 背景が透過されないときはどうすればいいですか?
-
PNG形式で保存する際に背景が残ることがあります。その場合は「写真を切り抜く」ショートカットを作成して、自動で不要部分を削除すると便利です。
ステッカー素材を削除したいときは?
ステッカーを削除したいときは、メッセージアプリで削除したいステッカーを長押しし、表示されるメニューから「削除」を選ぶだけで完了します。不要な素材をこまめに片づけると、キーボードの切り替えがスムーズになり、ストレージの節約にもつながります。エンジニアの視点からは、ステッカーが増えすぎると動作がもたつくことがあるので、定期的に整理すると操作感が軽やかになります。
容量が足りないときどうする?
ダウンロードやアプリのインストール中に「容量が足りない!」と表示されるとテンションが下がりますよね。そんなときはiPhoneのストレージ管理機能を活用してサクッと空きを作るのがおすすめです。
具体的には使っていないアプリのオフロードでデータは残しつつアプリ本体を削除したり、写真をiCloud写真で最適化保存して本体に保存する写真データを小さくしたり、さらに動画や大きなファイルをパソコンに移動しておくと良いです。こうした方法を組み合わせると、ステッカー素材をどんどんダウンロードできる余裕が生まれます。
受信相手が古いiOSならステッカーは見える?
iMessageのステッカー機能はiOS10以降で利用できる機能です。iOS9以前をお使いの相手には、ステッカーはそのまま表示されず「添付ファイル」として扱われます。
実際に試したところ、古いiOSではステッカーをタップしても動かず、背景透過PNGがそのまま貼り付けられている状態に見えます。動くアニメーションや吹き出しへの貼り付けはできないものの、イメージとしては確認できるのでやりとり自体は楽しめました。
もし古いバージョンでも同じ動きを見せたい場合は、ステッカーを長押しして「イメージを保存」→メッセージ入力画面で〈写真〉アイコンから追加すると、全てのiOSバージョンで静止画として確実に表示できます。
プログラマー視点のコツとしては、ステッカーの元ファイルをPNGだけでなくGIFアニメーションで用意しておくと、古い環境でも簡易的に動きを残したまま送ることができます。
自作ステッカーがぼやけるのはなぜ?
自作ステッカーをスマホでプレビューしたときにはクッキリ表示されているのに、印刷や他のアプリに読み込むとぼやけてしまうことがあります。
主な原因は画像の解像度が低いことと、ファイル形式で自動的に圧縮されていることです。
- スマホ画面は表示領域が小さいため低解像度でも粗が目立ちにくい
- JPEG形式は圧縮時に細部を省略しやすく文字や線がにじむ
- ステッカー作成アプリの初期設定が72dpiになっている場合がある
上記を踏まえて、ステッカーをキレイに仕上げるコツを次にご紹介します。
PhotoshopやAffinity Photoで新規ファイルを作成するとき、必ず解像度を300dpi以上に設定してください。
透明部分を残したいときはPNGがおすすめです。JPEGより圧縮による劣化が少ないので、文字や細い線もハッキリ残ります。
まとめ

これまでご紹介した手順を通じて、iPhoneのステッカー素材を手に入れてカスタマイズし、メッセージや写真に貼り付けて楽しむ方法がわかりました。
具体的には、Safariで気になるイラストを保存して写真アプリに取り込み、ステッカー作成アプリで切り抜き・編集したうえでiOSのステッカー機能に登録する流れです。
思いついたデザインをどんどん試して、トーク画面を自分好みに彩ってみてください。楽しみながらステッカー素材を増やして、もっと遊び心あふれるiPhoneライフを満喫しましょう。