iPhoneでPDFのパスワードを外して自由に読むコツ!

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iPhoneでPDFのパスワードを外して自由に読むコツ!

iPhoneで受け取ったpdfを開こうとしたもののパスワードの解除に手間取り、資料をすぐ確認できず困っていませんか?

この記事では、長年iOSを扱う現場で磨かれた経験をもとに、追加アプリを使わない標準機能からエンジニアらしい時短テクニックまで、誰でも安全に実行できる具体的手順と活用アイデアをまとめています。

手元の資料をすぐ閲覧できるようになり、通勤中でも作業が進むようになりますので、まずは最初の章から一緒に操作を始めてみましょう。

目次

実体験に基づく具体的な手順でiPhoneのPDFパスワードを外そう

実体験に基づく具体的な手順でiPhoneのPDFパスワードを外そう

パスワードでロックされたPDFに毎回ドキドキしていませんか?実はiPhoneだけでサクッとパスワードを外せる方法がいくつかあります。

  1. Safariでオンラインサービスを利用:専用サイトにPDFをアップロードして解除。通信環境があればすぐ使える。
  2. ショートカットアプリで自動化:一度設定すればワンタップでパスワード解除。プログラマー視点でカスタマイズも自由。
  3. パソコン連携でファイルアプリから解除:大容量PDFやオフライン時に安心。AirDropやiCloudで手軽にファイル移動。

どの方法もステップを追えば迷わず実行できます。

次からはそれぞれの手順を実体験に基づいてわかりやすくご紹介しますね。

ファイルアプリだけで済ませる方法

ファイルアプリだけで済ませる方法

パスワード付きPDFを余計なアプリなしでサクッと解除したいなら、ファイルアプリだけで完結できます。まずファイルアプリでPDFを開いてパスワードを入力したあと、「共有」アイコンからブック(Books)アプリに送るだけで、カギのかかっていない新しいPDFがブック内に保存されるんです。iPhoneだけで手軽にできるので、急いでいるときや余計なインストールを避けたいときにとっても便利です。

①ファイルアプリで対象のPDFを長押ししてクイックルックを開く

手順
ファイルアプリでPDFを長押ししてクイックルックを開く

ホーム画面からファイルアプリを起動して、パスワードを解除したいPDFがあるフォルダに移動します。

対象のPDFを軽く長押しすると、メニューがポップアップします。

メニューから「クイックルック」をタップすると、画面いっぱいにPDFのプレビューが表示されます。

長押しが反応しないときは、画面を軽くタップしてから再度ゆっくり押してみてください。

②表示された入力欄にパスワードを打ち込む

手順
表示された入力欄にパスワードを打ち込む

パスワード入力欄に、PDFを開くときに設定した文字列を正確に入力します。大文字と小文字、数字や記号が混ざっている場合はキーボード左下の「123」「#+=」を切り替えて間違えないようにしましょう。

文字が隠れて見えにくいときには、入力欄右の「目」アイコンをタップすると確認できます。長いパスワードはコピー&ペーストを活用すると入力ミスが減ります。

③共有ボタンをタップしてプリントを選ぶ

手順
③共有ボタンをタップしてプリントを選ぶ

PDFが開いたら、画面下部の共有ボタンをタップします。表示されたメニューを上下にスクロールしてプリントを探し、選んでください。

iOS15以降はメニュー内にプリントが隠れていることがあります。リストを上下にはっきりスワイプすると見つけやすいです。

④ピンチアウトして新しいPDFを作り共有シートを開く

手順
ピンチアウトして新しいPDFを作り共有シートを開く

PDFの表示画面で親指と人差し指を画面上に置き、ゆっくり広げてピンチアウト操作をします。すると画面の下部に新しいPDF作成のプレビューが現れるので、そのサムネイルをタップします。新しいPDFが作られたら自動的に共有シートが開きます。

共有シートではメールに添付したりファイルアプリに保存したりできます。必要なアクションを選んでPDFを渡してください。

⑤“ファイルに保存”を選んでパスワードなしで保存する

手順
“ファイルに保存”でパスワードなしコピーを作成
  1. パスワード解除後のPDF画面で共有アイコンをタップ
  2. メニューを下にスクロールしてファイルに保存を選択
  3. 保存先(例:iCloud DriveやこのiPhone内)を指定して右上の保存をタップ

保存されたPDFはファイルアプリで開くと、再度パスワード入力なしで閲覧できます。

AdobeAcrobatを使う方法

AdobeAcrobatを使う方法

Acrobatアプリを使うとパスワード解除が直感的な操作で進められます。PDFを開いてメニューから「パスワードを削除」をタップするだけなので迷いにくく、はじめてでも安心です。

公式アプリなら対応品質も安定していて、複数端末で同じ操作ができるのも心強いです。iPhone上でもMac上でも同じ流れでパスワードを外せるので、デバイス間で作業したい人にぴったりです。

①AppStoreでAdobeAcrobatを入れる

手順
AppStoreでAdobeAcrobatを入れる

まずホーム画面からAppStoreのアイコンをタップしてください。

画面下の「検索」タブを選んで、上部の検索欄に「Adobe Acrobat」と入力します。公式アイコンを目印にしましょう。

表示されたアプリの右側にある「入手」ボタンをタップします。Face IDやTouch ID、パスワード認証が求められたら従って進んでください。

ダウンロードとインストールが終わったら「開く」をタップ。これでAdobe Acrobatが使えるようになります。

②Acrobatを開いてファイルをインポートする

手順
Acrobatを開いてPDFを読み込む

ホーム画面でAcrobatアプリをタップして起動します。

画面下部のファイルタブを選択し「デバイス」一覧から「このiPhone内」をタップします。

PDFを保存しているフォルダを開き、解除したいPDFをタップしてインポートします。

PDFがクラウド上にあると表示されないことがあります。「ファイル」アプリであらかじめiPhone内に保存しておきましょう。

読み込んだPDFはAcrobatの「最近」からすぐにアクセスできます。

③鍵マークをタップしてパスワードを入力する

手順
鍵マークをタップしてパスワードを入力する

まずPDF画面の右上にある鍵マークを探します。タップするとパスワード入力欄が表示されるので、事前に確認したパスワードを正確に入力してください。

入力後はキーボードの「完了」をタップし、ロック解除されるのを待ちます。すぐにファイルの閲覧が始まりますので、誤字がないか注意しましょう。

キーボードが日本語入力のままだと合わないことがあるので、パスワード入力前に英字キーボードに切り替えましょう。

長いパスワードはメモアプリからコピーして貼り付けるとミスが減ります。

④メニューから“別名で保存”を選ぶ

手順
メニューから“別名で保存”を選ぶ

画面右上の「…」をタップしてメニューを開きます。表示されたリストの中から別名で保存を選ぶと、ファイル名を編集できる保存ダイアログが出てきます。

⑤保存先を決めてパスワードなしのPDFを作る

手順
保存先を決めてパスワードなしのPDFを作る

パスワードを外したPDFが開いたら右上の共有アイコンをタップします。

  1. 「ファイルに保存」を選択すると「ファイル」アプリが立ち上がります。
  2. 整理しやすいフォルダをタップして、画面右上の「保存」をタップします。
  3. 保存後にファイルアプリから開いて、パスワードなしで開けることを確認します。

あとから探しやすいように、新規フォルダを作ってまとめておくと安心です。

元のパスワード付きファイルは残るので、不必要なら削除してファイル整理をしてください。

「ファイルに保存」を使うと、どのアプリからもアクセスしやすくなります。

ショートカットアプリで一気にやる方法

ショートカットアプリで一気にやる方法

iPhoneに最初から入っているショートカットアプリを使うと、PDFのパスワード解除がポンと自動で進みます。自分でボタン一つにまとめたショートカットを呼び出すだけなので、いくつものファイルを順番に開いて解除する手間が一気に省けます。

複数のPDFをまとめて処理したいときや、何度も同じ操作を繰り返すのが面倒なときにぴったりです。プログラマー的なコツとして、事前にメニューから選べるようにオプションを用意しておくと、PDFごとに異なるパスワードでもスムーズに使えます。

①ショートカットを起動して新規ショートカットを作る

手順
ショートカットを起動して新規ショートカットを作る

ホーム画面かAppライブラリでショートカットを探してアイコンをタップします。

右上のボタンを押して、新しいショートカット作成画面を開きます。

上部に表示される名前入力欄に、後で見つけやすいよう「PDF解除」などわかりやすいラベルをつけておきましょう。

補足:もしショートカットがすぐ見つからないときは、ホーム画面を下にスワイプして「ショートカット」と入力するとラクに起動できます。

②“ファイルを取得”アクションでPDFを選べるようにする

手順
「ファイルを取得」アクションを追加

ショートカットの編集画面で右上+ボタンをタップし、「ファイルを取得」を検索して選びます。

手順
取得するファイルの種類をPDFに限定

「ファイルを取得」内の「種類」をタップし、表示されるリストからPDFドキュメントを選びます。これでファイルピッカーがPDFだけに絞られます。

③“クイックルック”アクションを追加してプレビューを表示する

iPhoneのファイルアプリでPDFを開かなくてもサクッと中身をチェックしたいときは“クイックルック”が便利です。ここでは共有シートに“クイックルック”アクションを追加してプレビューを表示する手順をやさしく紹介します。

手順
PDFを長押しして共有シートを表示

ファイルアプリやメールでプレビューしたいPDFを長押しし、共有アイコンをタップして共有シートを開きます。

手順
アクション編集で“クイックルック”を有効化

下段のアクション一覧を左にスワイプし、「もっと見る」をタップします。出てきたリストから「クイックルック」を探してスイッチをオンにしましょう。

手順
プレビューを呼び出す

再び共有シートを開くと、先ほど追加した「クイックルック」が並んでいます。これをタップするとPDFの内容がサムネイル付きでパッと確認できます。

もし「もっと見る」に「クイックルック」が見つからないときは、ファイルアプリを最新バージョンにアップデートしてから再度試してみてください。

補足: クイックルックはPDF以外にも画像やテキストファイルなどのプレビューにも使えるので覚えておくと便利です。

④共有シートを呼び出すアクションを置く

手順
共有シートを呼び出すアクションを置く

プレビュー画面の右上に共有ボタンを置くと、いつでもシートを呼び出せます。viewDidLoad内でナビゲーションバーに以下のコードを追加してください。

navigationItem.rightBarButtonItem = UIBarButtonItem(barButtonSystemItem: .action, target: self, action: #selector(sharePDF))

タップ時に共有シートを出すメソッドは次のように実装します。

@objc func sharePDF() { guard let url = pdfURL else { return } let activity = UIActivityViewController(activityItems: [url], applicationActivities: nil) activity.popoverPresentationController?.barButtonItem = navigationItem.rightBarButtonItem present(activity, animated: true) }

⑤実行して“ファイルに保存”しパスワードなしで書き出す

手順
実行ボタンをタップ

右上の「実行」を押すと処理がスタートします。パスワード解除が完了するまで数秒待ちましょう。

手順
ファイルに保存して書き出す

解除後の画面に共有シートが出るので「ファイルに保存」を選びます。iCloud DriveやこのiPhone内など、好きなフォルダを指定して「保存」をタップしてください。

パスワードを外したPDFで広がる楽しい応用アイデア

パスワードを外したPDFで広がる楽しい応用アイデア

パスワードを外したPDFを手軽に扱えるようになると、いろんな楽しみ方がひろがります。

応用アイデア役立ちポイント
ノートアプリで手書きメモPDFに直接書き込んでアイデアを可視化できるので、会議や勉強でサクッとメモ・図解がそのまま残せます。
複数ファイルをまとめて再配布パスワードなしならファイル連結や分割がラクになり、資料やレシピを一括で友人とシェアしやすくなります。
自分用チュートリアル作成PDF内のリンクや目次を自由に編集して、オリジナルガイドを作れば操作手順が一発でわかる教材が作れます。
子供向け絵本のカスタマイズイラストを差し込んだり言葉を入れ替えたりして、世界にひとつだけのオリジナル絵本を簡単に作成できます。

メールに添付してすぐに渡す

メールに添付してすぐに渡す

iPhoneのメールアプリを使って、ロック解除したPDFをそのまま添付して送る方法はとってもシンプルです。わざわざほかのアプリにコピーしたりリンクを作ったりしなくても、メール作成画面でファイル選択するだけでパパッと相手に届けられます。

  • 素早く共有:メール作成画面から「添付ファイルを追加」をタップし、ロック解除済みPDFを選ぶだけでOK
  • サイズ制限に注意:大きいPDFは送信エラーになることがあるので、必要に応じて圧縮や分割が便利
  • ファイル名を短く:長い名前はメールアプリで文字化けしやすいので、送信前に軽くリネームしておくと安心
  • 受け手の端末対応:相手のデバイスに標準のPDFビューアがあればすぐ開けるけど、古い環境だと別アプリが必要な場合もある

Mailアプリで新規メールを作りPDFを添付する

手順
新規メール画面を開く

iPhoneのMailアプリを開いて、画面右下の鉛筆マークをタップします。

手順
PDFをメールに添付する

本文入力欄を長押しして表示されるメニューから添付ファイルを追加を選び、ファイルApp内で該当のPDFをタップします。

添付したPDFはアイコンが並ぶリストで確認できます。ファイルが大きいとアップロードに時間がかかるのでWi-Fi環境で行うとスムーズです。

送信前にプレビューで開きパスワード不要を確認する

手順1
プレビューで確認したいPDFを選ぶ

送信前にメールアプリやファイルアプリで送るPDFを探して長押しします。

手順2
クイックルックでPDFを開く

表示されたメニューから「クイックルック」をタップして中身を確認します。

手順3
パスワード不要を確かめてから送信

パスワード入力画面が出ないことを確認したら、そのまま共有シートで送信します。

ノートアプリで資料を並べてメモを書く

ノートアプリで資料を並べてメモを書く

iOS17のノートアプリを使うと、PDFページを並べながらサクサクメモができます。

具体的には、GoodNotesやApple NotesにPDFを読み込んで、画面左右にページを配置。見開き感覚で資料を眺めつつ、その隙間に手書きやテキストで書き込めるんです。

こうすると、参照しながら思いつきを逃さずに書き留められるうえ、後からまとめてPDFとして保存できるので、パスワードを外したあとの整理にもぴったりです。

メモを作成して解除済みPDFをドラッグする

手順
メモを新規作成する

ホーム画面からメモを開き、画面右下の新規作成アイコンをタップしてください。

手順
解除済みPDFをドラッグ

画面の余白を軽く長押しするとドラッグモードに入り、ファイルアプリ内の解除済みPDFをそのままメモ画面へ引き込みます。

ApplePencilやキーボードで好きに書き込む

手順
ApplePencilで注釈ツールを起動

PDFを開いたら右上のマークアップアイコンをタップします。ツールバーからペンアイコンを選ぶと、ApplePencilでサクサク書き込めます

手順
テキストツールで文字入力

ツールバーの「Aa」アイコンをタップしてテキストボックスを追加します。キーボードで文字を打ち込み、色やサイズをサイドバーから調整しましょう。

ApplePencilの筆圧感知を活かすと線の強弱を簡単に変えられて、手書きの味わいがいっそうアップします。

クラウドに入れて全デバイスで読む

クラウドに入れて全デバイスで読む

パスワードを外したPDFをiCloud DriveやDropboxなどクラウドサービスに保存しておくと、iPhoneだけでなくタブレットやパソコンからもすぐにアクセスできます。外出先でiPadから続きを読んだり、自宅のMacで細かい部分をチェックしたりといったシームレスな読書体験が実現します。

プログラマー視点のポイントとしては、フォルダを科目やプロジェクトごとに整理しておくと後で目的のPDFを探しやすくなります。さらに、クラウド側のタグ付け機能やコメント機能を活用すれば、重要なページにメモを残して別端末で確認するときも混乱せずにすみます。

ファイルアプリで共有フォルダにPDFを移動する

手順
Filesアプリを開く

ホーム画面からFilesアプリをタップします。iCloud Driveや端末内の一覧が表示されるまで待ちましょう。

手順
対象PDFを長押し

移動したいPDFを見つけたら指で長押しします。メニューがパッと出てくるので安心してください。

手順
共有フォルダを選んで移動

表示されたメニューから移動をタップし、iCloud Driveの「共有フォルダ」を選びます。最後に右上の「移動」を押せば完了です。

MacやiPadで開いて同じファイルを楽しむ

手順
iCloudドライブにPDFを保存

ファイルアプリで先ほどパスワード解除したPDFを長押しして共有メニューを開き「ファイルに保存」をタップします。そのまま「iCloudドライブ」を選んで保存したいフォルダを指定します。

手順
MacでPDFを開く

MacのFinderを開き、サイドバーの「iCloudドライブ」から先ほど保存したフォルダを探します。PDFをダブルクリックするとプレビューアプリで中身をすぐに確認できます。

手順
iPadで同じPDFを楽しむ

iPadのファイルアプリを起動し「iCloudドライブ」を選びます。保存したフォルダにあるPDFをタップすると、拡大やページめくりがタッチ操作で快適に楽しめます。

iCloudの同期には数秒から数分かかる場合がありますので、通信状況を確認してください。

MacとiPadでは同じAppleIDでサインインしておくとスムーズにファイルが共有できます。

よくある質問

よくある質問
iPhoneだけでPDFのパスワードを解除できますか?

iPhoneだけでも大丈夫です。ショートカットアプリで自動化したり、信頼できるPDF編集アプリを使えば手順通りに解除できます。

パスワードを忘れたPDFも解除できますか?

残念ながら正しいパスワードを知らないまま解除するのは難しいです。自分で設定したパスワードを控えておく工夫をおすすめします。

オフラインでPDFのパスワードを外す方法はありますか?

オフラインでも使えるショートカットを用意しておけば、データを外部に送らずに解除できます。自分でショートカットを組むのが手軽です。

解除したPDFはどこに保存すれば安心ですか?

iCloudのフォルダを指定したり、Filesアプリのローカルフォルダでパスワードをかけて管理すると安心です。定期的にバックアップを取るのも忘れずに。

パスワードを忘れたままでも解除できる?

PDFのパスワードを忘れた場合、iPhoneだけで解除する確実な方法は見つかりません。PDFの暗号化を解除するには鍵が必要なので、標準アプリやファイルアプリでは開くことができません。PC向けの専用ツールを使えば試みる手はありますが、iPhoneで手軽に解除できるサードパーティーアプリもほとんどありません。できるだけパスワードを思い出す手がかりを残しておくことが大切です。

無料で作業を済ませたいときはどうする?

Safariで開いたPDFにいちどパスワードを入力したら、共有メニューから「プリント」を選択してピンチアウト(拡大)すると、新しいPDFとして保存できます。

この方法はiPhone標準の機能だけで完結するので、追加アプリや料金は一切かかりません。オフラインでも使えるので、急ぎのときにも大助かりです。

解除したPDFの画質は落ちない?

解除したPDFの画質は、iPhoneの標準機能「プリント→PDFとして保存」を使うと劣化なしです。文字も図版もベクター情報のまま残るので、拡大してもくっきり表示されます。

ほかのアプリを使う場合も、PDF ExpertやAdobe Acrobat Readerでは元の品質を維持してくれることが多いです。ただし、無料版だと透かしが入ったり、容量を抑えるために解像度が下がったりすることがあるので、ロック解除前に少量のページで試してみると安心できます。

ショートカットがうまく動かないときは?

ショートカットでPDFパスワードの解除がうまくいかないときは、ちょっとした設定の行き違いやファイル名のミスが原因になっていることが多いです。慌てずに以下のポイントを順番にチェックしてみましょう。

  1. iOSやショートカットアプリのバージョンを確認:最新のアップデートが適用されているか「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」でチェックしましょう。
  2. ショートカットに必要な操作許可を見直す:設定>ショートカットで「信頼されていないショートカットを許可」がオンになっているか確かめてください。
  3. PDFファイルのパスとファイル名:ショートカット内で指定しているファイル名が正確かどうか、拡張子込みで入力ミスがないか確認しましょう。
  4. パスワード入力のフォーマット:英数字や記号に余分なスペースが入っていないか、コピー&ペースト時に不要な文字が追加されていないかチェックしてください。
  5. ショートカットを再起動:ショートカットアプリを完全に終了してから再起動すると、不具合が解消される場合があります。

PDF自体にデジタル著作権管理(DRM)がかかっていると、ショートカットだけでは解除できない場合があります。

どうしても解決しないときは、プログラマー的にはPythonistaやScriptableでスクリプトを組むと、より柔軟にパスワード解除を自動化できます。

まとめ

まとめ

ここまでの手順を覚えておくと、iPhoneだけでPDFのパスワードロックをサクッと解除できます。まず「ファイル」アプリやショートカットを活用して保護されたPDFを開き、プリント画面から新規PDFを作成する方法と、おすすめのサードパーティアプリを使う方法の両方を試してみましょう。

それぞれの方法にプログラマーならではのちょっとしたコツをおさえれば、小さな画面でも迷わずに作業できます。ぜひ一度チャレンジして、暗号化されていたPDFを解放してみてください。これで読書や資料チェックももっと快適になりますよ。

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