iPhoneを手にしたものの、ウイルスバスターを入れないと危ないのかと不安になっていませんか?
モバイル向けの脅威は日々巧妙になっていますが、公式ストアから正しく導入して初期設定を済ませれば、危険サイトへのアクセスや詐欺SMSを自動で防げます。さらにVPNを有効にすることで公共Wi-Fiでも通信内容が暗号化されるため、外出先でも安心してメールや動画を楽しめます。
これから順を追って分かりやすく手順をご案内しますので、数分で完了する安全対策を実践し、心配のない快適なiPhoneライフを始めてみませんか。
ウイルスバスターをiPhoneに入れて安心設定を終えるまで

iPhoneにウイルスバスターを入れるだけで、ネット閲覧やメールの安全性がぐっとアップします。実際に試したときは、ダウンロードから設定まで10分ほどで完了しました。
- ダウンロードとインストール:App Storeからウイルスバスターを入手する
- 基本設定の完了:通知とVPN拡張機能に許可を与える
- 安全スキャンと保護の有効化:リンク検査やWebフィルタをオンにする
VPNプロファイルのインストール時は画面の許可ダイアログをしっかり確認してください。
エンジニア視点からのひと工夫としてFace IDを使ったアプリロックを有効にすると万が一端末を共有する場合でも安心度が上がります。
AppStoreから直接インストールするとき

AppStoreから直接インストールする方法は、とにかく手軽さが魅力です。アプリ名で検索して「入手」をタップするだけなので、iPhoneの操作に慣れていないときでも安心して始められます。
公式の配信元から入手するから、最新のウイルス定義ファイルやOS対応アップデートが自動で届きます。セキュリティ強化を忘れがちなときでも、バックグラウンドで更新が進むので手間がかかりません。
最初からスマホだけで完結させたい、余計な設定を省いてサクッと使い始めたいなら、この方法がぴったりです。
①AppStoreを開いて検索欄にVirusBusterと入力する
ホーム画面からAppStoreをタップし、画面下の検索タブを選びます。
画面上部に出てきた検索欄をタップしてキーボードを呼び出し、VirusBusterと正確に入力してください。
TrendMicroの公式アイコンと名前が候補に出ていれば、次のステップに進む準備が整いました。
②入手ボタンをタップしてFaceIDまたはパスコードで承認する
App Storeの入手ボタンをタップすると自動でFaceID認証画面が表示されます。画面に向かって顔を登録した位置に合わせ、サイドボタンをダブルクリックして認証が完了するまで静かに待つとダウンロードが始まります。
FaceIDの読み取りに失敗したときは自動でパスコード入力画面に切り替わります。画面の数字キーで端末のロック解除パスコードを入力すれば、手動で承認できます。
③ホーム画面でウイルスバスターを開き利用規約に同意する
ホーム画面上でウイルスバスターのアイコンを見つけたらタップして起動します。初回起動時には利用規約の画面が表示されるので、画面を上下にスクロールして最後まで読み進めましょう。読み終えたら同意するをタップして続行します。テキストが小さくて読みづらいときはピンチアウトで拡大すると便利です。
④メールアドレスでサインインまたはアカウントを作成する
アプリを開いて[メールアドレスでサインイン]をタップします。普段使っている受信できるメールアドレスを入力してください。
パスワードは英数字混合の8文字以上で設定します。もしアカウントがない場合は[アカウントを作成]を選び、同じメールアドレスとパスワードを登録しましょう。
登録後に届く認証メール内のリンクを開くと完了です。受信箱に見当たらないときは迷惑メールフォルダもチェックしてください。
⑤VPN構成を許可してWeb脅威対策をオンにする
Trend Microアプリを初めて設定するときは、iPhoneの設定画面からVPNプロファイルの許可が求められます。まず設定を開き、下にスクロールしてTrend Microを選んでください。
次にVPNとデバイス管理をタップし、表示されたプロファイルを信頼して許可してください。これでWeb脅威対策のトラフィック監視が動き始めます。
最後にTrend Microアプリに戻り、Web脅威防御のスイッチをオンにして完了です。安全性がぐっとアップします。
⑥設定アプリの通知でウイルスバスターを許可する
ホーム画面から歯車アイコンをタップして設定アプリを起動します。
設定の中から通知を選ぶと、アプリ一覧が表示されます。
一覧からウイルスバスター(Trend Micro)を探してタップします。
「通知を許可」をオンにして、バナーやサウンドの設定をお好みで切り替えます。
家族共有でインストールしたいとき

家族共有を使うとあなたのウイルスバスター契約をお子さんやパートナーのiPhoneにもさくっと適用できます。
App Storeのファミリー共有で購入項目をシェアしておけば追加費用なしでダウンロードできるのがうれしいポイントです。
それぞれのApple IDでログインしたままインストールできるので面倒なアカウント管理も不要になります。
家族みんなで安心してネットを楽しみたいときにぴったりの方法です。
①設定アプリで自分の名前をタップしファミリー共有を開く
ホーム画面の歯車アイコンの設定アプリをタップしてください。
一番上に表示される自分の名前(Apple ID)をタップすると、アカウント情報の画面に移動します。
画面を下にスクロールして「ファミリー共有」を探し、タップして開いてください。
②購入項目の共有をオンにする
設定アプリを開き、自分の名前をタップしてApple ID画面へ進みます。
- ファミリー共有を選ぶ:Apple ID画面のメニューから「ファミリー共有」をタップします。
- 購入項目の共有をオンにする:表示された「購入項目の共有」をタップしてスイッチを有効化します。
ファミリー共有の管理者でないと購入項目の共有を有効にできない場合があります。
③家族がAppStoreの購入済みからウイルスバスターをダウンロードする
AppStoreを開いて画面右上のアカウントアイコンをタップします。
「購入済み」を選び、自分ではない家族の名前をタップします。
表示されたアプリ一覧から「ウイルスバスター」を探し、雲のアイコンをタップしてダウンロードします。
ダウンロードが終わったらホーム画面に戻り、アイコンが増えているか確認してください。
家族共有がオフだと購入済み一覧に表示されないことがあります。
④各自のiPhoneでアプリを開きアカウントにサインインする
ホーム画面やAppライブラリからウイルスバスターアイコンを探してタップします。もし見つからないときは、画面を下にスワイプしてSpotlight検索で「ウイルスバスター」を入力すると素早く開けます。
メールアドレスとパスワードを入力します。入力ミスを防ぐために、登録時のメールからコピー&ペーストすると便利です。二段階認証を設定している場合は、届いたワンタイムコードを画面に入力してください。
サインイン前にWi-Fiやモバイル通信が安定しているか確認しておくとスムーズです。
ウイルスバスターを味方にもっと便利に使うコツ

ウイルスバスターには最初の設定が終わったあとに試したい楽しい応用テクニックがあります。ちょっとしたひと手間でセキュリティがもっと強化されるうえ、通知が自分好みに整理されて使いやすさもアップしますよ。
応用テクニック | 役立ち方 |
---|---|
自動診断のスケジュール設定 | 夜間に自動でウイルス検査が実行されて、手動起動の手間がなく毎朝すっきり使い始められる |
公衆Wi-Fi接続時の自動チェック | カフェや駅の無料Wi-Fiに接続するとすぐに安全性を確認してくれて、知らずに危険な通信をしなくなる |
よく使うサイトのホワイトリスト登録 | 頻繁にアクセスするサイトを登録すると誤ブロックが減ってストレスフリーにネットサーフィンできる |
アプリロック機能の活用 | 大事な設定画面やウイルスバスターアプリ自体にロックをかけられて、家族や友人に貸しても情報を守れる |
このテーブルにある設定は、いずれも数タップで完了します。自分の使い方に合わせて有効化すると、ちょっとした不安が軽くなってiPhoneをもっと安心して楽しめますよ。
定期レポートでセキュリティ状況をチェックする

ウイルスバスターを入れると、スマホのセキュリティ状況をまとめた定期レポートが届きます。検出したウイルスの件数や怪しい挙動の有無がひと目でわかるので、設定だけで安心して終わらずに、実際に守れているかを振り返るきっかけになります。
不審なアプリの検知やアップデート推奨の有無など、具体的な数字と状況が載っているので、「本当に大丈夫かな?」というモヤモヤが晴れていく実感があります。とくに新しいアプリを入れたあとやOSアップデート直後には、レポートをチェックしておけば安心材料になります。
ダッシュボードタブを開き週次レポートを見る
画面下部のナビゲーションバーからダッシュボードアイコンをタップします。最初に感染検知数やスキャン結果のサマリーが見えるので、週次レポートへスムーズに移動できます。
スクリーン上部にある「今週のレポート」を選ぶと、過去7日間のウイルス検知件数や危険サイトのアクセスブロック状況がグラフで表示されます。色分けされたバーで日別の動きをひと目で把握しましょう。
通知センターで完了済みスキャンを確認する
画面上部から下へゆっくりスワイプして通知センターを呼び出してください。
「ウイルスバスター」からの通知を探し、スキャン完了のメッセージを確認してください。
通知をタップするとアプリの画面に移り、スキャン日時や検出状況がすぐにチェックできます。
通知が表示されないときはiPhoneの「設定>通知>ウイルスバスター」で通知をオンにしてください。
迷惑SMSをフィルターする

ウイルスバスターのメッセージフィルターをオンにすると、知らない番号から届く怪しいSMSを自動で仕分けしてくれます。フィッシングや不正リンク付きメッセージを受信トレイから隔離できるので、誤って開いてしまう心配が減ります。
プログラマーの視点からいうと、定期的なアプリとウイルス定義ファイルのアップデートが鍵です。最新のスパムパターンに対応することで、自動振り分けの精度がぐんとアップします。また、よくやり取りする番号はホワイトリストに登録しておくと、大切な連絡を見逃さずに快適にメッセージをチェックできます。
アプリのSMSフィルター設定をオンにする
ホーム画面からTrend Microセキュリティ+をタップして起動します。
画面下部の「設定」を開き、メニュー内にある「SMSフィルター」を見つけます。
トグルスイッチを右にスワイプして有効にします。これで迷惑SMSが自動で振り分けられます。
大切な相手が迷惑扱いされないように「許可リスト」に番号を追加しておくと安心です。
メッセージアプリの不明な差出人を自動振り分けにする
ホーム画面から設定アプリをタップして起動します。
設定内のメッセージを選び、下にスクロールして不明な差出人をフィルタをタップしてスイッチをオンにします。
パスワードマネージャー連携でログインを楽にする

ウイルスバスターアプリをパスワードマネージャーとつなげると面倒なログイン情報をワンタップで呼び出せるようになります。例えば1PasswordやiCloudキーチェーンを選ぶだけで、IDとパスワードの入力画面が自動で埋まるのでいちいちコピペする手間が省けてラクチンです。
ウイルスバスターのパスワードマネージャータブを開く
まずウイルスバスターアプリを開いて、画面下部に並ぶアイコンから鍵マークのパスワードマネージャーを探します。
ホーム画面やAppライブラリでウイルスバスターを探してタップします。
画面下メニューの鍵マークアイコンをタップすると、パスワードマネージャータブが表示されます。
自動入力をキーチェーンの代わりに設定する
ホーム画面から設定アプリを探してタップしてください。
下にスクロールしてパスワードをタップします。
自動入力をタップし、表示されたパスワードプロバイダ一覧にあるウイルスバスターをオンに切り替えてください。
有効化後はSafariや対応アプリでウイルスバスターの保存パスワードが自動入力されるようになります。
よくある質問

iPhoneには本当にウイルスバスターが必要ですか?
- iPhoneには本当にウイルスバスターが必要ですか?
iPhoneはアプリの仕組み(サンドボックス)やApp Storeの審査で外部ソフトが勝手に動くリスクが低いです。ただし公共Wi-Fiやフィッシング対策としてWebフィルター機能を使いたい場合には入れておくと安心感がアップします。
iPhoneでウイルスは本当に入りにくいの?
- iPhoneでウイルスは本当に入りにくいの?
実際にはOSの仕組みと厳しいApp審査のおかげでマルウェア侵入はかなり難しいです。ただし怪しいサイトのリンクやメール添付ファイルからのフィッシング被害を避けるには、専用アプリのWeb保護が役立ちます。
ウイルスバスターの設定はどうすればいいですか?
- ウイルスバスターの設定はどうすればいいですか?
App StoreでTrend Microのアプリを入れた後、通知を許可しておくと最新の脅威情報を受け取れます。メイン画面から「Web脅威ブロック」をオンにすると怪しいサイトのアクセスを自動でセーブしてくれますよ。
iPhoneにはそもそもウイルスバスターは要らないって聞くけど?
iPhoneにはアプリごとに独立したサンドボックス機能があり、悪意あるプログラムがほかのアプリやシステムに侵入しにくい仕組みになっています。
さらにApp Storeでの厳しい審査や定期的なiOSアップデートもあるため、普段使いの範囲ではウイルスバスターのような専用アプリは不要なケースがほとんどです。ただし、フィッシングサイトのブロックや公衆WiFi利用時の保護を強化したいときには役立つこともあります。
アプリを入れたらバッテリーが減りやすくならない?
ウイルスバスターを入れるとバッテリー消費が増えそう、と身構える気持ち、よくわかります。でもiPhoneは裏での動きをきちんと最適化してくれるので、アプリが常にフル稼働になるわけではありません。
実際に試してみると、スキャンのタイミングを「充電中のみ」に絞り込んだり、バックグラウンド更新をオフにしたりすると、1日あたりの追加消費は1~2%程度に収まりました。スリープ中や手動スキャン中はほとんど動かないので、普段使いに影響を感じにくいですよ。
無料版と有料版はどこが違う?
無料版はウイルススキャンと怪しいサイトへのアクセスブロック機能が中心です。試しに安心度をチェックしたい方にぴったりです。有料版はさらにリアルタイム保護やフィッシング対策、サポートが付いていて、家族みんなの端末もまとめて守りたい場合に心強いです。
機能 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
ウイルススキャン | 手動で実行 | 手動+自動スケジュール |
リアルタイム保護 | 非対応 | サイレントで監視 |
フィッシングサイト対策 | 簡易ブロック | 強力フィルター |
サポート | なし | チャット&メール対応 |
- 無料版:まずはウイルススキャンを試して安心度を確かめたい人向け
- 有料版:自動でしっかり守りたい、家族もまとめて安心したい人向け
有料版は年間契約なので、まず無料版で使い勝手を確認すると安心です。
ウイルスバスターを削除したくなったらどうする?
ウイルスバスターをもう使わなくなったと感じたら、まずはホーム画面でアプリアイコンを長押ししてください。
アイコンが揺れたら「Appを削除」をタップすれば、サクッとアンインストールできます。
または「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開き、一覧からウイルスバスターを選んで「Appを削除」を選ぶ方法もあります。
アンインストールするとこれまでのウイルスバスターの設定がすべて消えます。再び使いたくなったときはApp Storeから再インストールして設定し直してください。
他のセキュリティアプリと併用してもいい?
iPhoneはアプリ同士がしっかり分かれて動いているため、ウイルスバスターと別のセキュリティアプリが直接ぶつかる心配はありません。
ただ、多くのセキュリティアプリは同じような機能(ウイルススキャンや不正サイトブロック)を持っているので、併用するとバッテリーやストレージの消費が増すだけになりかねません。
プログラマーの視点からは、役割がかぶるアプリを重ねるよりも、ウイルスバスターには基本のウイルス対策を任せて、別のアプリでネットワーク保護や広告ブロック、パスワード管理といった補完的な機能を担ってもらうほうが効果的です。
まとめ

iPhoneにウイルスバスターを入れて基本設定を済ませたら、すぐにWebサイトの安全チェックやプライバシー診断が動き出します。
定期的なアプリアップデートとスキャン実行だけで、外出先でも安心して使える環境が手に入ります。
これでセキュリティの土台は完了です。あとは普段通りの操作を楽しみながら、次は家族や友人にもやさしく教えてあげましょう。