ケーブルもクラウドもOK!iPhoneの写真をMacへ取り込むやさしい教科書

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ケーブルもクラウドもOK!iPhoneの写真をMacへ取り込むやさしい教科書

iPhoneで撮った写真をmacへ取り込みたいのに、ケーブルを挿しても転送が始まらず戸惑っていませんか?

AirDrop、ケーブル接続、iCloud同期など複数の方法を状況に合わせて選べば、転送ミスを防ぎつつ撮影から数秒で大画面に表示できます。さらに自動アルバム整理や即時バックアップまで同時に完了するため、大切な思い出を守りながら作業時間を大幅に短縮できます。

いま手元のiPhoneとmacを準備し、これから示すステップを順番に試してみてください。迷わず写真管理を始められ、軽やかなワークフローで撮影の楽しさを一段と広げられます。

目次

MacへiPhone写真を取り込むやり方を徹底ガイド

MacへiPhone写真を取り込むやり方を徹底ガイド

iPhoneで撮った思い出の写真をMacにまとめたいとき、ケーブルをつないだりクラウドを使ったり、いくつか方法があります。プログラマーならではのコツも混ぜながら、ワイヤレス派も有線派も迷わず進めるガイドです。

  1. ケーブル接続でPhotosアプリ:純正USBケーブルを使ってPhotosを開くと、ワンクリックで取り込み可能です。
  2. Image Captureアプリ利用:細かい保存先を選びたいときに便利。RAWデータもそのまま扱えます。
  3. AirDropでワイヤレス転送:プレビューで転送したい写真を選んで送るだけ。ケーブル不要で手軽です。
  4. iCloud フォトライブラリ同期:自動でMacの写真アプリに反映。ストレージ最適化の設定に注意すると高画質のまま取り込めます。

エンジニア視点のワンポイントアドバイスとして、ケーブル接続で認識しづらいときは別のUSBポートを試したり、システム環境設定の「写真」から直接読み込む方法もチェックしてみてください。

どの方法も試してみて、自分の使い方に合う取り込みフローを決めれば、写真整理がもっと楽になります。

AirDropでワイヤレス転送

AirDropでワイヤレス転送

AirDropを使うとiPhoneとMacがマジックのようにケーブルなしでつながり、撮った写真をサッと共有できます。Wi-FiとBluetoothをオンにしておくだけで近くにあるMacがリストに現れ、送りたい写真を選ぶだけで完了します。少ない枚数をサクッと移したいときにぴったりの方法です。

①iPhoneでBluetoothとWi-Fiをオンにする

手順
BluetoothとWi-Fiをオンにする

ロック解除したら画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。

扇形マーク(Bluetooth)と電波マーク(Wi-Fi)が灰色ならそれぞれタップして青色に変えてください。

ふたたびコントロールセンターで色が付いていることを確認します。

画面の角度や手の位置によってスワイプが反応しにくい場合があります。少し角度を変えて再度試してみてください。

コントロールセンターが出ないときは「設定」アプリから「Wi-Fi」「Bluetooth」を直接タップして切り替えることもできます。

②MacでAirDropを受信可能に切り替える

手順
MacでAirDropを受信可能に切り替える

画面右上のコントロールセンターアイコンをクリックして開きます。

表示されたリストからAirDropボタンをクリックします。

「受信しない」「連絡先のみ」「すべての人」の中から希望のモードを選択します。すぐに写真を送りたいときはすべての人が便利です。

受け渡しが終わったら「受信しない」に戻すと安全です。

macOS Sonoma以降はFinderのメニューバー「移動」>「AirDrop」から同じ設定画面にアクセスできます。

③iPhoneの写真アプリで送りたい写真を選ぶ

手順
写真アプリを開いて送りたい写真を選ぶ

ホーム画面から写真アイコンをタップして写真アプリを開きます。

画面右上にある選択をタップしてください。

送りたい写真を指でタップして選びます。複数枚選ぶときは、必要な写真を続けてタップしてください。

アルバム単位で選びたい場合は、画面下のアルバムタブを開いて目的のアルバムを選んでから同じ手順で写真をタップします。

④共有からAirDropでMacをタップ

手順
共有からAirDropでMacをタップ

写真の画面で右下にある共有アイコンをタップします。メニューが開いたらAirDropを選んでください。

AirDrop対応のMacがリストに表示されたら、送りたいMacのアイコンをタップすると送信が始まります。

Mac側のAirDrop設定が「連絡先のみ」だと表示されない場合があります。いったん「すべての人」に変更するとスムーズです。

AirDropはBluetoothとWi-Fiが両方オンになっている必要があります。

Lightningケーブルと写真アプリで取り込み

Lightningケーブルと写真アプリで取り込み

LightningケーブルでMacとiPhoneをつなぐと、写真アプリが自動で立ち上がってインポート画面が表示されます。USB接続だから大容量でもスムーズに移せるので、旅行やイベントの写真をまとめて取り込みたいときにぴったりです。

写真アプリなら取り込んだ写真を日付や場所ごとに仕分けできるので、あとから探しやすいのがうれしいポイントです。プログラマー視点の小ワザとして、取り込み時にファイル名にiPhoneのモデル名を付け加えておくと、バックアップ先で迷わず管理できます。

①iPhoneをケーブルでMacにつなぐ

手順
ケーブルを用意する

純正のLightning←→USBケーブル(またはUSB-Cケーブル)を用意します。サードパーティ製だと転送が不安定になることがあるので、品質の高いケーブルがおすすめです。

手順
iPhoneをMacにつなぐ

iPhoneのLightning端子にケーブルを差し込み、MacのUSBポート(またはUSB-Cポート)へ接続します。接続後にiPhoneをスリープ解除してロックを解除し、“このコンピュータを信頼”をタップしてください。

Mac側がUSB-Cだけの場合は、信頼できるメーカーのUSB-A←→USB-C変換アダプタを使うとスムーズに接続できます。

②Macの写真アプリを開く

手順
Macの写真アプリを開く

Dockにある花のアイコンをクリックして「写真」を起動します。

Dockに見当たらない場合はLaunchpadを開き、一覧から「写真」を探してクリックしてください。

Spotlight検索が好きな場合はcommand + Spaceで「写真」と入力し、Enterキーで呼び出せます。

初回起動時はライブラリの読み込みに少し時間がかかることがあります。焦らず待ちましょう。

写真アプリのアイコンが変わっていないか心配なら、App Storeのアップデートタブで最新バージョンを確かめると安心です。

③左側のデバイス名をクリック

手順
左側のデバイス名をクリック

FinderのサイドバーにあるiPhoneの名称を選択してください。表示されない場合は画面上部のメニューからFinder→環境設定→サイドバーを開き、“CD、DVDおよびiOSデバイス”にチェックが入っているか確認しましょう。

④取り込みたい写真を選んで「すべて読み込む」を押す

手順
取り込みたい写真を選択する

Apple LightningケーブルでつないだiPhoneがPhotosアプリに表示されたら、サムネイルから取り込みたい写真をクリックで選びます。複数選ぶときはShiftキーを押しながらクリックか、ドラッグでまとめて指定できます。

手順
「すべて読み込む」を押す

画面右下のすべて読み込むボタンをクリックすると、選んだ写真がまとめてMacに読み込まれます。すでに読み込んだ写真は自動で省かれるので安心です。

写真が多いと読み込みに時間がかかることがあります。気分を保つためにまとめる枚数を少なめにするのがおすすめです。

読み込み後はPhotosアプリ内に撮影日別のフォルダが自動で作られるので、整理しやすくなります。

イメージキャプチャでフォルダへ直接コピー

イメージキャプチャでフォルダへ直接コピー

Mac標準のイメージキャプチャを使うとiPhoneをつないだその場で、好きなフォルダに写真を直接コピーできるようになります。

  1. 直接フォルダ保存:写真をフォトライブラリに取り込まずにそのまま整理できる
  2. すばやい選択:必要な写真だけチェックしてまとめて取り込める
  3. ツール不要:写真管理アプリを立ち上げる手間が省ける

エンジニア的にはオートメーションでスクリプトを組むと、毎回同じフォルダに自動で振り分けられて便利です。

①ケーブルで接続しイメージキャプチャを起動

手順
ケーブルで接続しイメージキャプチャを起動

Lightningケーブル(またはUSB-Cケーブル)でiPhoneをMacにしっかりつなぎます。iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら、画面ロックを解除して「信頼」をタップしてください。そのあとDockやSpotlight(⌘+スペース)から「イメージキャプチャ」を探してダブルクリックで開きます。

②装置一覧でiPhoneを選ぶ

手順
装置一覧でiPhoneを選ぶ

MacのFinderサイドバーにある「場所」欄を探してみてください。LightningケーブルでつないだiPhoneが「iPhone」という名前で表示されています。

もし「iPhone」が見当たらないときは、iPhoneの画面をロック解除して「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら「信頼」をタップしてください。

以降はこの「iPhone」をクリックするだけで、写真やファイルの同期画面にアクセスできます。

③保存先フォルダを指定

手順
保存先フォルダを指定

写真Appのウインドウ左上にあるプルダウンメニューをクリックして、保存したいフォルダを選びます。既存フォルダを選べるほか、新規フォルダを作成して「2024_06」など年月で分けておくと後で探しやすくなります。

④「取り込む」をクリック

手順
「取り込む」をクリック

一覧に並んだ写真の左下にチェックが入っているのを確認したら、画面右上の取り込むボタンをタップします。

選んだ写真だけを読み込むときは「選択した項目を取り込む」、まだ読み込んでいない写真を全て取り込みたいときは「新規の項目をすべて取り込む」を選んで操作してください。

読み込みが完了するまでケーブルを抜かないと、中断や写真の欠けが防げます。

iCloud写真で自動同期

iCloud写真で自動同期

iCloud写真をオンにすると、iPhoneで撮影した新しい写真や動画が自動的にMacにも届きます。ケーブル接続が不要なので、写真を移す手間をぐっと減らせます。

  • 自動同期:撮った写真がそのままMacの写真アプリに反映される
  • 空き容量を節約:iPhone側は軽量版にして、オリジナルはクラウドに保存
  • どこからでも見られる:ほかのApple製品やブラウザからも写真にアクセス

エンジニア視点だと、最初にiCloudストレージの空き状況をチェックしておくのがおすすめです。足りなくなったら月額プランに切り替えるとスムーズですよ。

iPhoneの「設定>写真>iPhoneのストレージを最適化」を有効にすると、端末の空き容量を気にせずに大量の写真をクラウドに預けられます。

①iPhoneでiCloud写真をオンにする

iCloud写真をオンにすると、Wi-Fiにつながっているときに自動で写真がクラウドにアップロードされます。Mac側で写真アプリを開くだけで取り込めるようになるので、まずはiPhone本体で準備を整えましょう。

手順
設定を開く

ホーム画面で歯車アイコンの「設定」アプリをタップして開きます。

手順
Apple IDを選ぶ

画面上部に表示されている自分の名前(Apple ID)をタップします。

手順
iCloudから写真を開く

「iCloud」をタップしたあと「写真」を選びます。

手順
iCloud写真をオンに

「iCloud写真」のスイッチをタップして緑色に切り替えます。

モバイルデータ通信でアップロードすると通信量が増えるので、Wi-Fi接続時のみにしたい場合は設定アプリの「モバイルデータ通信」で「モバイルデータ通信を使用」をオフにしましょう。

iCloudストレージが足りなくなったら、同じiCloud画面の「ストレージを管理」からプランを変更できます。

②Macで写真設定のiCloud写真をオンにする

手順
写真アプリの環境設定を開く

画面左上のメニューバーから「写真」>「環境設定」を選んでください。

手順
iCloud写真を有効にする

「iCloud」タブを開き、「iCloud写真」のチェックボックスをオンにします。

iCloud写真を有効にすると、大量の画像を初回同期する際に時間がかかる場合があります。

MacとiPhoneは同じApple IDでサインインしておくとトラブルなく同期できます。

③同期完了までWi-Fiに接続して待つ

iPhoneとMacが同じWi-Fiネットワークに繋がっていることを確かめたら、写真アプリやFinderで同期が始まるのをそのまま待ちます。同期中は画面をスリープさせず、Macもスリープモードに入らないようにしておくとスムーズです。

ライブラリの容量が大きいと同期にかかる時間は数分から数十分になることがあります。進行状況は写真アプリの画面下部やFinderの接続中デバイス一覧で確認できますので、焦らず完了を待ってください。

同期中はiPhoneの充電残量に注意。途中で電池切れになるとやり直しが必要になるので、可能ならケーブルを接続して電源に繋げておきましょう。

同期が遅いと感じたら、一度Wi-Fiルーターを再起動すると安定することがあります。また、大量の写真を取り込む際は最初だけUSB接続でインポートし、その後はWi-Fi同期へ切り替えると効率的です。

④写真アプリで取り込まれた写真を確認

手順
写真アプリで取り込まれた写真を確認

MacのDockまたはLaunchpadから写真アプリを開きます。

左側にある“インポート”をクリックすると、iPhoneから読み込まれたばかりの写真が並んでいます。

一覧から取り込んだ写真を探してサムネイルをクリックすると拡大でき、問題なく転送されているかチェックできます。

もし新しい写真が見当たらないときは、画面上部の“最近の項目”を見てみると見つかる場合があります。

iCloud写真を利用していると“インポート”ではなく“マイアルバム”に保存されることがあります。

アプリの左上にある虫眼鏡アイコンからキーワード検索できるので、目的の写真をすばやく見つけられます。

取り込んだ写真でできることが一気に広がる応用アイデア

取り込んだ写真でできることが一気に広がる応用アイデア

取り込んだ写真をMacで活かす応用アイデアをまとめました。日常の一枚が新しい楽しみ方に変わります。

応用テクニック活用シーン
スライドショー作成旅行や家族イベントの思い出を臨場感たっぷりに共有
フォトブック印刷ギフトやアルバムとして形に残しやすい
タイムラプス動画編集風景変化や料理の過程をダイナミックに再生
スマートアルバム整理顔認識や場所情報で目的の写真をすぐ発見
デスクトップ壁紙カスタマイズお気に入り写真を日常の風景に活用

写真アプリでアルバムを自動整理

写真アプリでアルバムを自動整理

写真アプリにはスマートアルバムという機能があるね。取り込んだ写真を日付や場所、人物など指定した条件で自動でまとめてくれるから、手動で整理する手間がぐっと減るよ。

たとえば「京都に行った写真だけ」「特定のキーワードが入った写真だけ」といった条件を設定すると、必要な写真をサクッと集めてくれるよ。タグやキーワード、顔認識、位置情報などいろいろ組み合わせられるのが便利なんだ。

プログラマー視点のひとことすると、条件をシンプルにしておくと動作も軽やかに保てるよ。複雑すぎるフィルターは処理に時間がかかるから、まずはふだん撮る写真の使い方に合わせて2~3条件から試してみるといい感じだよ。

iPhoneで撮影地ごとにスマートアルバムを作る

手順
写真アプリを開く

ホーム画面から写真アプリをタップして起動します。位置情報はオンにしておきましょう。

手順
アルバムタブを選択

画面下の「アルバム」をタップしてから、上部にある「+」アイコンを押します。

手順
スマートアルバムを作成

表示されるメニューから「スマートアルバムを新規作成」を選びます。

手順
条件を「撮影地」に設定

「条件を追加」をタップし、「撮影地」を選びます。ピンアイコンをタップして地図を表示させてください。

手順
エリアを選んで保存

地図上でドラッグやピン移動で範囲を指定し、「完了」をタップ。アルバム名をつけて「保存」すればおしまいです。

撮影地情報がオフの写真は含まれないので、設定アプリで「プライバシー>位置情報サービス」で写真のアクセスを許可しておいてください。

エンジニア視点の豆知識:複数の撮影地でまとめたいときは、スマートアルバムを重ねて作成すると自動で更新されるので管理がぐっと楽になります。

外付けSSDへバックアップしてMacを軽く保つ

外付けSSDへバックアップしてMacを軽く保つ

iPhoneの写真を長く楽しんでいるとライブラリのサイズがどんどん増えてMacの空き容量がひっ迫しやすいです。

そこで外付けSSDに写真ライブラリをまるごと移せば、内蔵ストレージをすっきり保てます。

外付けSSDは高速な読み書きで写真の読み込みや編集もサクサク動くうえ、持ち運びも手軽でバックアップ先としても安心です。

プログラマー経験を活かすなら、ライブラリをコピーしたあとシンボリックリンクで元の場所に紐づけるとPhotosアプリの設定を変えずに活用できます。

FinderでピクチャフォルダをドラッグしてSSDへコピー

手順
SSDをMacに接続してFinderを開く

USBケーブルやThunderboltケーブルで外付けSSDをMacに接続します。デスクトップやサイドバーにSSDのアイコンが表示されたらFinderを開いてください。

手順
ピクチャフォルダをドラッグ&ドロップでコピー

サイドバーの「ピクチャ」フォルダをクリックして選択し、そのまま外付けSSDのアイコン上にドラッグします。フォルダ名の下にプラスマークが出たら指を離してコピーを開始してください。

大容量のデータを移動するときは転送時間が長くかかることがあります。コピー完了までSSDの接続を切らないでください。

Finderの環境設定で「タグ」や「サイドバー」の表示をカスタマイズすると、目的のフォルダやディスクをもっと素早く見つけられます。

共有アルバムで家族へ一括配信

共有アルバムで家族へ一括配信

iCloudの共有アルバムを使うと、撮影した写真やビデオをボタンひとつで家族のデバイスへまとめて届けられます。アルバムに追加した瞬間、iPhoneだけでなくMacやiPadにも自動で同期されるので「あとでまとめて送らなきゃ」という手間がなくなります。リアルタイムでイベントの様子を共有したいときや、容量を気にせず高画質のまま見せたいときにぴったりです。

写真アプリの共有アルバムを作成して招待を送る

手順
写真アプリを起動

ホーム画面から写真アプリをタップして開きます。

手順
新しい共有アルバムを作成

画面下のアルバムタブを開き「+」→「新規共有アルバム」を選びます。

手順
アルバム名と参加者を入力

好きなアルバム名を入力し「次へ」で進み、招待したい人のApple IDメールアドレスを入力します。

手順
共有アルバムを作成

参加者を確認して「作成」をタップすると招待メールが送信されます。

招待先のApple IDメールアドレスは、MacでログインしているApple IDと一致させておくと受信確認がスムーズになります。

参加者が承認すると共有アルバムに写真を追加できるので、後から写真をまとめて送ると便利です。

Automatorでリサイズとリネームを一発実行

Automatorでリサイズとリネームを一発実行

Automatorを使えば、iPhoneから取り込んだ写真をわざわざ一枚ずつ開かずに、まとめてサイズ調整と名前変更ができます。Macに最初から入っているので追加インストール不要ですし、ドラッグ&ドロップするだけの簡単操作でメール送信用やSNSアップ用の軽量ファイルがすぐに手に入ります。連番や撮影日を自動でファイル名に加えられるので、あとで整理するときも迷わずに探せるのが嬉しいポイントです。

Automatorクイックアクションでワークフローを組む

Automatorクイックアクションを使うと、写真を取り込んだあとにフォルダ分けやファイル名の整理をワンクリックで済ませられます。プログラマーならではのコツを混ぜつつ、実際の手順を紹介しますね。

手順
Automatorを起動してクイックアクションを作成

LaunchpadからAutomatorを開き、「新規書類」をクリックしてクイックアクションを選びます。

手順
「Finder項目を取得」を追加

左側のアクション一覧で「Finder項目を取得」をドラッグし、ワークフローにセット。これが選択中の写真を受け取る役目です。

手順
「Finder項目の名前を変更」で日付を追加

続いて「Finder項目の名前を変更」を追加し、「名前のフォーマット」で日付または時刻を追加に切り替えます。好みの形式で先頭か末尾を指定しましょう。

手順
整理用フォルダを作って移動

「Finder項目を移動」を追加し、あらかじめ作っておいた「iPhone写真」フォルダを指定します。これで取り込み+整理が同時にできます。

手順
名前を付けて保存しショートカット設定

「ファイル」→「保存」を選び、わかりやすい名前で保存。システム環境設定→キーボード→ショートカットから好きなキーを当てるとさらに便利になります。

プログラマー視点だと、一旦別フォルダでテストして動作確認すると失敗時のリネーム事故を防げます。

よくある質問

よくある質問
USBケーブルでつないでもiPhoneが認識されません

USBケーブルは純正またはMFi認証済みを使い、iPhone側のコネクタとMacのポートに埃や汚れがないかチェックしてください。画面ロックを解除してこのコンピュータを信頼しますかを許可すると、写真アプリやFinderでiPhoneを見つけやすくなります。

iCloud写真をオンにしているのにMacに写真が読み込まれません

Macの写真アプリ>環境設定>iCloudタブで「iCloud写真」にチェックが入っていて、「オリジナルをこのMacにダウンロード」を選ぶと自動で全枚数をそろえられます。通信状況が不安定だと同期に時間がかかりやすいので、Wi-Fiにつないで待ってみてください。

特定のアルバムの写真だけ転送したいときはどうすればいいですか

Finderか写真アプリでiPhoneを選び、アルバムごとに取り込み先を指定できます。写真アプリなら左サイドバーの「インポート」から欲しいアルバムを選択し、選択した項目を読み込むを押すと必要な写真だけまとめて取り込めます。

AirDropが表示されないときは?

AirDropが“共有”画面に出てこないときはドキッとしますよね。突然見えなくなると不安になりますが、ちょっとした設定や環境でサクッと復活することが多いです。

  1. Wi-FiとBluetoothがオンになっているか:双方がオフだとAirDropは起動しません。
  2. 受信範囲が「すべての人」または「連絡先のみ」になっているか:連絡先のみは相手の登録状況次第で送信先が表示されないことがあります。
  3. 機内モードが解除されているか:機内モード中はWi-FiもBluetoothも強制オフになります。
  4. デバイス同士が同じネットワークに接続しているか:必須ではありませんが、トラブル時の安定動作に役立ちます。
  5. OSが最新バージョンか:古いバージョンだと不具合を抱えている場合があります。

まずはこのチェックリストを一つずつ確認してみると、案外あっさりAirDropが復活しますよ。

ケーブル接続で写真が読み込めないときは?

iPhoneをUSBケーブルでMacにつないだのに写真の読み込み画面が出てこないときは、ちょっとした確認と操作でほとんど解決します。

  1. ケーブルの種類をチェック:純正品かMFi認証のUSBケーブルを使いましょう。
  2. iPhoneのロック解除:画面をスリープ解除してホーム画面を表示したまま接続してください。
  3. 「このコンピュータを信頼」を許可:初回接続時は必ずダイアログで「信頼」を選んでください。
  4. Photosアプリを再起動:起動中ならいったん閉じてから再度立ち上げてみましょう。
  5. 別のUSBポートを試す:ハブ経由より本体ポート直挿しがおすすめです。
手順
純正ケーブルで接続し直す

まずは純正またはMFi認証ケーブルをMacにしっかり差し込みます。

手順
iPhoneをロック解除して信頼許可

スワイプでロック解除し、表示された「このコンピュータを信頼」をタップして進めます。

手順
Photosアプリを起動する

MacのDockやSpotlightからPhotosを開き、「読み込み」画面が出るか確認します。

手順
USBポートを変えてみる

別のポートに挿すか、ハブを外して直挿しを試してみてください。

長く使っているケーブルは内部断線しやすいので、一度新しいものに替えてみるとあっさり直ることがあります。

MFi認証ケーブルは安定した接続を保ちやすいので、持っておくと安心です。

HEIC形式をJPEGに変えたいときは?

iPhoneから取り込んだ写真がHEIC形式だと、対応していないアプリで開けずに困ることがありますよね。そんなときはmacに標準で入っているプレビューアプリを使うと、インストールなしでさっとJPEGに変えられます。変換したい画像を選んで“書き出す”からフォーマットをJPEGに指定するだけなので、とってもシンプルです。画質やファイルサイズも自分で調整できるので、メールに添えるときやブログ用に最適なサイズに整えたいときにも便利です。エンジニア目線の裏ワザとしては、Automatorで一括変換のワークフローを組むと、たくさんの写真を定期的に処理したいときに役立ちます。

iCloud写真の空き容量が足りないときは?

iCloud写真のストレージがいっぱいになると、新しい写真や動画がアップロードできなくなって焦りますよね。でも心配いりません。大きく分けてストレージプランを見直す方法と、そもそもiCloudを経由せずに写真を取り込む代替策の2つがあります。

もし頻繁にiPhoneで撮影するなら、100GBや200GBのプランにアップグレードすると快適です。それでもコストを抑えたいときは、ケーブル接続で直接Macに取り込むか、AirDropを使って選んだ写真だけをサクッと転送するのがおすすめです。実際にプログラミング作業中もこっそりAirDropで必要なスクリーンショットを移せると作業効率が上がりました。

まとめ

まとめ

これまでケーブル接続を活用した「写真」アプリや「イメージキャプチャ」、ワイヤレスでやりとりできるAirDrop、さらに無線で自動同期できるiCloud写真の3つの方法で、iPhoneからMacへ写真を取り込む手順を具体的にご紹介しました。

どの方法も最新のmacOSとiOSを前提にスムーズに進められるように工夫したので、必要に応じて使い分けながら試してみてください。あとは実際にやってみるだけです。カンタンな一歩で、思い出の写真整理がもっと楽しくなりますよ。

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