旅行で撮りためたiPhoneの写真を手軽にusbに移したいけれど方法が分からず手が止まってしまっているのではありませんか?
ここではプログラマー経験で得たノウハウを基に、ケーブル接続、Lightning兼用メモリ、クラウド経由の三つの手順をわかりやすく並べ、迷いやすい確認メッセージや設定場所も画面と同じ順で示します。これだけで仕組みも流れもすっきりつかめます。
手順を知ってしまえば数分で大切な思い出を安全に退避でき、空いた容量で撮影も再開できます。手元にケーブルかusbメモリを用意して、次の章から一緒に操作を進めてみませんか。
iPhone写真をUSBに移す手順を一緒にやってみよう

写真をパソコンやUSBドライブに移したいけれど難しそう…と思うときがあるかもしれません。iOS17搭載のiPhoneならケーブル1本つなぐだけでOKです。macOS SonomaでもWindows11でも同じ流れなので安心してくださいね。
- iPhoneをLightning→USBケーブルでPCに接続し「このコンピュータを信頼しますか?」で許可
- macOSはFinder、WindowsはエクスプローラーでiPhoneの「DCIM」フォルダを開く
- USBメモリや外付けドライブのフォルダに写真をドラッグ&ドロップ
エンジニアからのワンポイントUSB3対応ポートを選ぶと、大量の写真も短時間で移せますよ。
パソコンを使ってケーブルコピー

パソコンとUSBケーブルを使った方法は、iPhone初心者にもやさしい写真コピー術です。ケーブルを挿すだけでiPhoneが認識され、ドラッグ&ドロップで写真を取り込めるので迷わず進めます。大きな画面でフォルダ管理できるから、大量の写真も一気に整理できるのがうれしいポイントです。
- 特別なソフト不要でケーブルを接続するだけで準備完了
- USB接続で高速転送できるから大量ファイルもストレスフリー
- パソコン上でフォルダ分けして写真を整理しやすい
①パソコンとiPhoneをライトニングケーブルでつなぐ
純正またはApple認証済みのLightningケーブルをiPhone下部のコネクタにまっすぐ差し込みます。続けてケーブルのもう一端をMacのUSB-CポートやWindows PCのUSB-Aポートへ挿してください。
接続するとiPhone画面に「このコンピュータを信頼しますか?」と出ますので、ロックを解除して必ず「信頼」をタップしましょう。
認証なしケーブルだと転送が途中で止まることがあるので、できるだけApple純正やMFi認証品を使ってください。
②iPhoneの画面に出た信頼をタップして先へ進む
iPhoneのロックを解除すると「このコンピュータを信頼しますか?」と出ます。必ず信頼を押してください。これでパソコンと写真データがやりとりできるようになります。
③パソコンの写真アプリでインポートをえらぶ
iPhoneをUSBケーブルでパソコンにつないだら、デスクトップやアプリ一覧から写真アプリをダブルクリックして起動します。
アプリの上部メニューからインポートタブをクリックすると、接続中のデバイスが表示されます。
サイドバーにあるiPhoneの名前をクリックすると、取り込み可能な写真が一覧で出てきます。
コピーしたい写真をチェックして「新規項目をインポート」をクリックすると、パソコンの写真ライブラリに保存されます。
④取りこむ写真をチェックして取りこみを押す
写真一覧が表示されたら、画面上部で保存先がUSBドライブになっているか確認します。
コピーしたい写真にそれぞれチェックを入れてください。
すべてまとめて取りこみたいときは左上のすべて取りこむを押すとラクです。
最後に右上の取りこみを押すとUSBドライブへのコピーが始まります。
USBドライブが正しく選択されていないと取りこみ先に表示されないことがあります。事前に保存先を必ずチェックしてください。
⑤USBメモリへドラッグして安全に取りはずす
Finderでコピーした写真ファイルをUSBメモリのフォルダにドラッグ&ドロップします。転送中はバーが動くので完了までそのまま待ちましょう。
転送が終わったらFinderのサイドバーにあるUSBメモリ名の取り出しボタンをクリックし、安全に取りはずしてください。
Lightning付きUSBメモリで直接コピー

Lightning付きUSBメモリをiPhoneに挿すだけでファイルAppから写真を直接コピーできます。PCやケーブルなしで思い出の移動が完結する手軽さが魅力です。
- ケーブルいらずのかんたん操作
- 外出先でもPCなしでOK
- 高速タイプなら短時間で移動完了
ライトニングコネクタ搭載モデルはMFi認証されたものを選ぶと安心です。iOS15以上の端末なら外部ドライブとしてすぐに認識します。
①AppStoreで専用アプリをダウンロード
ホーム画面でAppStoreを開いて画面下の「検索」をタップします。
検索欄に「Documents by Readdle」と入力して表示されたアイコンを確認します。
「入手」をタップしてFaceIDまたはAppleIDのパスワードで認証し、ダウンロードを開始します。
完了したらホーム画面に戻り、アイコンをタップしてアプリが起動することを確かめてください。
ダウンロード中は安定したWi-Fi環境を使い、空き容量が十分かチェックすると安心です。
無料アプリは一部機能が有料になる場合があるのでApp内の説明をよく読んでください
②ライトニング側をiPhoneに差しこむ
Lightningケーブルの細い端子を手に持ち、iPhone底部中央のポートにまっすぐ向けます。端子の形が合わないときは無理に押さず、向きを確認してからゆっくり挿し込んでください。
奥までしっかり入ると軽い手ごたえがあります。差し込みが浅いと接続が安定しないので、端子の根元までカチッと収まることを確かめましょう。
③アプリを開いて写真へのアクセスをゆるす
ファイルアプリを起動すると「“ファイル”が写真へのアクセスを求めています」と表示されます。〈すべての写真〉を選ぶと、USBに移したい画像を一気に扱えてハッピーです。〈写真の選択〉だとあとで見つけられずに探し回るかもしれないので気をつけてください。
④コピーしたい写真をえらびUSBへ保存をタップ
写真アプリで保存したい写真をタップして選びます。複数枚いっぺんに保存する場合は右上の「選択」を押してから写真をタップしてください。
次に画面左下の共有アイコンをタップすると、メニューが表示されます。その中からUSBへ保存を見つけてタップしましょう。
USBメモリはiPhoneが認識できる形式かLightning-to-USBアダプタが必要か確認してください
⑤完了マークを見たらUSBをそっと引きぬく
FinderやファイルアプリでUSBドライブに小さな✅マークや「完了」の表示が出たらコピーが無事に終わったサインです。ここでケーブルをゆっくり引きぬけば、データが守られたまま安全に取り外せます。
完了表示が消える前に抜くとデータが壊れることがあります。必ずマークを確認してからケーブルを外してください。
クラウドを経由してUSBに保存

クラウドストレージをはさむ方法なら、iPhoneの空き容量を気にせず写真をまとめて送れるのがうれしいところです。外出先でアップロードを進めておいて、自宅や職場のパソコンに接続したUSBへサクッとコピーできます。
- アップロード中もiPhoneでほかの作業ができる
- パソコンで一気にダウンロードしてUSBへ移行
- ネットがあれば場所を問わず準備OK
普段からiCloud DriveやDropboxを使い慣れているなら、フォルダ設定を済ませておくだけで自動バックアップがおまかせできるので便利です。エンジニア視点では、API連携を組めばアップロード→ダウンロード→USBコピーの流れをスクリプトで自動化することも可能です。
①iPhoneでiCloud写真をオンにする
iPhoneのロックを解除して設定アプリを開きます。
画面上部の自分の名前をタップしてApple ID画面を表示します。
「iCloud」を選んだあと「写真」をタップします。
iCloud写真のスイッチを緑色にしてオンにしてください。
初回は大量の写真をダウンロードするので、Wi-Fiに接続して電源をつないでおくと安心です。
②パソコンでiCloudにサインイン
いつも使っているブラウザを立ち上げて、URL欄に https://www.icloud.com と入力してエンターキーを押します。
サインイン画面が表示されたら、AppleID
(登録メールアドレス)とパスワードを入力して右矢印アイコンをクリックします。
二段階認証を設定しているときは、iPhoneに届いた確認コードを同じ画面で入力してください。
パスワードを何度も間違えると一時的にサインインできなくなるので慎重に入力しましょう。
③ブラウザから写真をまとめてダウンロード
Safariなどのブラウザを開いてicloud.comに進みます。
Apple IDでサインインして「写真」をタップし、ライブラリを開きます。
ダウンロードしたい写真を長押しし、右上のチェックマークで複数選択します。
画面右上のダウンロードアイコンをタップして、選択中の写真をZIPで取得します。
ダウンロードフォルダに保存されたZIPを解凍し、写真をUSBへドラッグします。
大量の写真をまとめると処理が重くなるので、安定したWi-Fi環境で操作してください。
④ダウンロードしたフォルダをUSBにコピー
パソコンにUSBドライブを差し込み、FinderでUSBのアイコンをクリックして開きます。ダウンロードフォルダを表示し、移したいフォルダをUSBのウィンドウへドラッグアンドドロップしてコピーします。進捗バーが100%になるまで待ちましょう。
コピーが完了したらFinderのUSBアイコン横にある取り出しボタンをクリックして安全にエジェクトしてください。
USBへ移した写真で広がる楽しみ方

活用シーン | メリット |
---|---|
デジタルフォトフレームで飾る | USBを差し込むだけで、お気に入りの写真を自動で切り替えて楽しめる |
テレビやプロジェクタでスライドショー | 大画面で思い出をみんなと一緒に鑑賞できる |
写真屋さんでフォトブック作成 | USBを持ち込むだけで、高品質なアルバムが簡単に作れる |
動画やスライド動画の素材に | USB内の写真をそのまま取り込んで、思い出動画をおしゃれに編集できる |
予備のバックアップ保存 | パソコンやクラウド以外の保存先ができ、万が一のデータ消失に備えられる |
家族へプレゼントアルバムを作る

家族への贈り物としてUSBにたくさんの思い出写真を詰め込むと、手渡した瞬間からわくわくした笑顔が広がります。
パソコンやスマホに慣れていないおじいちゃんおばあちゃんでも、USBを差し込むだけで写真フォルダが開くから安心です。
プログラマー視点の一工夫として、年ごとにフォルダ分けしてファイル名に日付を付けておくと、おばあちゃんが「この日はどこ?」と探す手間もぐっと減ります。
さらにスライドショー用のhtmlファイルを同じフォルダに入れておくと、USBをクリックするだけで自動再生が始まり、アルバムを眺めながらおしゃべりがはずみます。
写真フォルダを年代でわけてUSBに保存する
USBメモリをパソコンのUSBポートに挿して、エクスプローラ(Windows)またはFinder(Mac)で開きます。
USB直下に「写真バックアップ」という名前のフォルダを作成します。この中に年代別フォルダをまとめていきます。
「写真バックアップ」の中で、西暦4桁のフォルダ(例:2020、2021)を作ります。フォルダ名はゼロ詰め不要ですが、数字だけにすると並びが見やすくなります。
FinderやエクスプローラでiPhone内の写真フォルダを開き、撮影年ごとに先ほど作ったフォルダへドラッグしてコピーします。コピー中はiPhoneのロックを解除しておくと安心です。
年度をまたいで撮影している写真は、ファイルの日付を右クリック→「プロパティ」または「情報を見る」で確認して振り分けると間違いが減ります。
家電量販店のプリント機にUSBをセットする
プリント機の操作パネル横にあるUSBポートを探して、USBメモリの向きを確認しながらゆっくり差し込みます。上向き下向きを間違えると入らないので、コネクタ形状をよく見てから奥までしっかり挿してください。
差し込むと「USBメモリを読み込み中」と画面に表示されます。数秒待って反応しないときはいったん抜いてほこりを軽く払ってから再度差し込むと認識しやすくなります。
ファイル名に半角スペースや日本語が入っていると読み込みエラーになる場合があります。転送前に英数字のみのシンプルな名前にしておくと安心です。
好きなレイアウトでフォトブックを注文する
USBからコピーした写真が入ったアルバムを開き、画面下の共有アイコンをタップします。
メニューから「フォトブックを作成」をタップし、好みのテーマとページレイアウトを選びます。
ページごとに写真をドラッグ&ドロップで配置し、キャプションや背景色を調整します。
全ページをプレビューで確認後、数量や配送先を指定して「注文」をタップします。
- 事前にお気に入り写真をピン留めしておくとレイアウトがスムーズ
- 表紙にはインパクトある一枚を選ぶと見栄えがアップ
- 背景はシンプルカラーで写真が引き立つように
複数USBで写真を分けて整理

USBをいくつか用意して写真をジャンルや日付ごとに分けると、大切な思い出がごちゃ混ぜにならずにすっきり管理できます。イベント別や撮影場所別にUSBを分けるだけで、振り返りたい写真をサッと探し出せるようになります。
- イベントごとに分ける:運動会や旅行など、行事ごとにUSBを使い分けるとアルバム感覚で整理できる。
- 日付ごとに分ける:月や年ごとにフォルダをまとめたUSBを用意すれば、時間軸で振り返るのがラク。
- 容量で使い分ける:32GBや64GBなど容量ごとに用途を決めると、空き容量の心配なくコピー作業ができる。
旅行ごとに新しいUSBを用意する
旅行のたびに専用のUSBメモリを用意すると写真の管理がすっきりします。まずは用途に合わせて容量16GB以上のものを選びましょう。
- 家電量販店やオンラインショップで軽量かつ耐衝撃性のあるUSBを購入します。
- パッケージや本体に旅行名と日付をマジックで書いてラベルを貼ります。
- 旅行から戻ったらパソコンに写真を移し替えてUSBをきれいに整理して保管します。
注意点:同じUSBを繰り返し使うとデータの混在リスクが高まります。旅行ごとにきちんと中身を整理しましょう。
コピー前にUSBの名前を変更して見分けやすくする
USBをパソコンに差し込んだら、エクスプローラー(Windowsの場合)かFinder(Macの場合)を開いて、一覧からUSBドライブを右クリック(MacならCtrl+クリック)します。
「名前の変更」を選んで、わかりやすい名称(例:iPhone写真保存用)を入力してください。
Enterキーを押して確定すればOKです。これで複数のUSBを使い分けるときもすぐに見つかります。
USBの名前は16文字以内にすると古い機器でも認識しやすいです。
バックアップ日をメモアプリに残しておく
写真をUSBへ移したら、メモアプリを開いて新規ノートを作ります。
「写真バックアップ完了:YYYY/MM/DD」というように、実行日をわかりやすく入力しましょう。
あとでいつ転送したか一目でわかるので、定期的に振り返りやすくなります。
パソコンで編集してiPhoneに戻す

パソコンの大きな画面と豊富な加工ソフトを活かして、一眼レフ並みの細かい色調補正や複数写真の一括リサイズを楽しみたいときにぴったりです。
- 高機能な編集環境:LightroomやPhotoshopでレイヤー編集やマスキングができる
- 一括処理のスピード感:数十枚の写真をまとめてリサイズやフォーマット変換できる
- 正確な仕上がり確認:大画面でトリミングや色味をじっくりチェックできる
そして編集が終わったらAirDropやiCloud写真共有を使って、すぐにiPhoneに戻せばいつでも撮影場所で編集後の写真を眺められます。
USBの写真を写真編集ソフトで明るさを調整する
USBメモリをPCに挿し、Windows標準のフォトアプリを起動します。画面上部のインポートをクリックし「USBデバイスから」を選ぶと、USB内の写真を一覧表示できます。
調整したい画像をダブルクリックし、画面右上の「編集と作成」→「調整」を選択します。表示される明るさスライダーをドラッグして好みの明るさにセットしたら保存をクリックし、USB内のファイルを上書きします。
USB内の写真を直接編集すると元データが上書きされることがあります。元の写真は別フォルダにコピーしておくと安心です。
編集後の写真をエアドロップでiPhoneへ送る
iPhoneのロックを解除し画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを呼び出します。Wi-FiとBluetoothがオンになっているかを確認し、AirDropアイコンを長押しして受信を「すべての人」に変更してください。
MacのFinderを開いてサイドバーからAirDropを選びます。Wi-FiとBluetoothがオンになっていない場合はここで有効にしてください。AirDropウィンドウにiPhoneが表示されるまで待ちます。
Finderで編集済みの写真が入ったフォルダを開き、送りたい写真を選択します。そのままAirDropウィンドウ内のiPhoneアイコンにドラッグ&ドロップすると送信が始まります。
iPhoneに通知が表示されたら「受け入れる」をタップします。写真アプリが自動で開き、受け取った写真を確認できます。
iPhoneのアルバムで変化をチェックして楽しむ
画面下部の「写真」をタップすると、年・月・日の一覧が表示され、全体の変化をひと目でチェックできます。
年表示から月をタップするとその月の写真一覧に移動し、さらに日を選ぶと当日の写真だけをじっくり楽しめます。ピンチ操作でも切り替え可能です。
「アルバム」→「人々」を開き、気になる人物を選択すると「すべて見る」が出現。ここで時系列に並ぶ写真から成長や表情の変化を実感できます。
よくある質問

- iPhoneだけでUSBに写真を移せますか?
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対応したLightning-USBメモリがあればiPhoneだけで写真をコピーできます。ファイルAppを使って写真を選び、USBドライブへドラッグ&ドロップするだけなので気軽に移動できます。
- HEIC形式の写真はそのまま使えますか?
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HEICでも別アプリで開けますが、互換性を考えるとJPEGに変換しておくと安心です。ファイルApp上で変換できるので、難しく感じません。
- コピー中に容量不足の警告が出ました
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USBの空き容量をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。足りない場合は古いファイルを整理するか、分割して移すとスムーズに進みます。
- 一部の写真だけコピーができません
-
非表示アルバムやiCloud同期中の写真はコピーできないことがあります。隠しフォルダの設定を解除したり、iCloudの同期が完了しているか確認してください。
WindowsがiPhoneを認識しないときは?
WindowsがiPhoneを接続してもドライブとして表示されないことがあります。この場合は、まずUSBケーブルやUSBポートに問題がないか確認しておくと安心です。
つぎに、iPhoneのロックを解除したうえで画面に出る「このコンピュータを信頼しますか?」にタップして承認してください。この操作でWindowsのエクスプローラにiPhoneの写真フォルダが現れるようになります。
それでも認識しないときは、Apple Mobile Device USB Driverの再インストールやiTunesの最新版アップデートを試してみましょう。エンジニアならではのちょっとした裏技として、サービスの再起動で一時的な通信トラブルが直るケースもあります。
USBメモリがいっぱいになったらどうする?
USBメモリの残り容量が心もとなくなったら、新しいものを買い足すだけじゃなく保存方法を工夫してみるのがおすすめです。たとえば写真フォルダごとに分割して複数本のUSBに振り分ければ、いっぱいになった箇所だけ別のメモリで補えます。さらにZIP圧縮を活用するとサイズをぐっと抑えられるので、空き容量に余裕が生まれます。エンジニアならではの小技として、exFAT対応の分割ツールを使うと自動で均等に分けてくれるので、ひと手間を減らしてスマートに管理できます。クラウドサービスと組み合わせれば、ローカルは必要最低限にしてオンライン上にバックアップを置けるので、写真の引っ越しがもっと自由になります。
HEIC形式の写真をパソコンで開けないときは?
パソコンにHEIC形式の写真を読み込んでも表示されず戸惑った経験はありませんか。そんなときは互換性の高いJPEG形式に変換すると読み込みがスムーズです。Windows10/11なら「フォト」アプリでHEICを開いて名前を付けて保存するだけでJPEGに変わりますし、iCloud for Windowsを使うとダウンロード段階で自動的に変換されるので設定を見直すだけでOKです。さらにオンラインの変換サイトや無料ソフトを使えばドラッグ&ドロップだけで変換できるので、パソコン初心者でも迷わず扱えます。
LightningUSBメモリのアプリが動かないときは?
- LightningUSBメモリのアプリが動かないときは?
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まずiOSのバージョンを確認しましょう。iOS13以降なら「ファイル」アプリでLightningUSBメモリを直接開けるので、専用アプリが不要な場合があります。それでも専用アプリを使う場合は、App Storeで最新版にアップデートし、一度iPhoneを再起動してから接続を試みてください。ロック画面ではアクセスできないので、接続前にホーム画面を表示しておくとスムーズです。
それでも動かない場合は、別のLightningケーブルやポートでの接続、端子部分のホコリを軽く吹き飛ばすなどハード面を見直すと改善することがあります。解消しないときはパソコンに接続してFinder(Mac)やエクスプローラー(Windows)でデータを取り出す方法が役立ちます。
大きな動画も同じ方法でコピーできる?
もちろん大きな動画も同じケーブル一本の方法でUSBにコピーできます。ただし動画ファイルは写真よりサイズが大きくなるぶん、転送時間が長めになります。
スムーズにやり取りしたいときはUSBメモリをexFAT形式にしておくと便利です。WindowsでもMacでもそのまま4GB以上の動画を扱えるので、つまずきが減ります。
さらにUSB 3.0対応ポートでつなぐと動画の取り込みが速くなるので、時間を節約したいときはポートの規格もチェックしてみてください。
まとめ

Lightning-USBカメラアダプタをiPhoneに取り付けてUSBメモリをつなぎ、iPhoneをロック解除して「信頼」をタップしたら「ファイル」アプリを開きます。USBドライブを選んでコピーしたい写真をタップして移すだけで、ケーブル1本で写真のバックアップが完了します。
この記事でご紹介した手順を試せば、むずかしい設定なしに大切な思い出を手軽にUSBへ移せます。さっそくケーブル1本で写真の整理をはじめてみましょう。