大切に保管してきた写真をデジタル化したいのに、iPhoneのカメラで試してもきれいにスキャンできずに困っていませんか?
このページでは、部屋の照明や指の置き方まで押さえた具体的な撮影コツと、取り込んだ後の色補正やファイル整理までの流れを、初めてでも迷わないように順番に紹介します。さらにプログラマー視点で、作業を大幅に短縮できる自動化テクニックも添えています。余計なアプリを増やさずに済むので、手軽なのに仕上がりが鮮やかになる点が大きな利点です。
数分後にはアルバムに整った画像が並び始めますので、どうぞスマートフォンを手元に置きながら読み進めてみませんか。
iPhone写真スキャンの手順をぜんぶ見せます

紙焼き写真をiPhoneでサッとデジタル化する方法には、大きく分けて3つの選択肢があります。どれも最新のiOS/端末バージョンで動作して、手軽に取り込めるので自分の使い方や求める画質に合わせて選べます。
- 標準写真アプリ:iOS16以降なら「メモ」アプリの書類スキャン機能を使わずとも、写真アプリ内でスキャン感覚の取り込みができます。余計なアプリを入れずに済むので最速です。
- サードパーティ製アプリ:Microsoft Office LensやGenius Scanなど、トリミングや色補正を自動でしてくれるアプリを活用すれば、スキャン後の手間をぐっと減らせます。
- RAW+編集アプリ:ProRawで撮影→Adobe Lightroomなどで細かな色味調整やノイズ除去を行うと、写真館でスキャンしたような高画質データが得られます。
エンジニア視点のちょっとしたコツとして、撮影時は手ブレ補正をオフにして三脚や本などを台に固定すると、ブレ知らずのクリアなデータになります。部屋の明るさを活かしてフラッシュは使わず、柔らかい自然光が当たる場所を選ぶと色再現もバッチリです。
これらの方法から、自分にぴったりの取り込みスタイルを選べば、思い出の写真があっという間にiPhone内で鮮やかによみがえります。
メモアプリで自動トリミング付きスキャン

Notesアプリのスキャン機能なら手軽に昔の写真を読み込めます。撮影すると自動で余分な背景をカットしてくれるのでトリミングの手間がほぼゼロです。しかも読み込み後に色あいを自動補正してくれるため、くすんだ写真もパッと鮮やかに。iOS標準機能なのでサードパーティーアプリ不要でオフラインでも安心して使えます。ちょっとしたまとめスキャンにはこれ一択で大活躍します。
①メモアプリを開いて右下の新規作成ボタンをタップ
ホーム画面から黄色いアイコンのメモを探してタップします。もし見つけにくいときはDockやAppライブラリにピン留めするとアクセスがラクです。
画面右下にある鉛筆アイコン(新規作成)を押すと真っ白なノートが開きます。ここに写真を貼り付けたりテキストを入力したりできるので、スキャン準備もスムーズです。
②カメラマークを押して書類をスキャンを選ぶ
メモアプリで新規ノートを開くと画面下部にカメラマークが見えます。そっとタップしてみましょう。
ポップアップメニューが表示されたら書類をスキャンを選んでください。自動で境界線を検出してくれるので、古い紙焼き写真もサクッと取り込めます。
初期設定で白黒になっていることがあるので、右上の「カラーフィルタ」から「自動」を選ぶとカラーで保存できます。
③写真を枠内に合わせてシャッターを切る
画面に表示されたスキャン枠に写真がぴったり収まるようにiPhoneをゆっくり動かします。上下左右の余白が均等になるよう意識すると仕上がりがキレイです。紙焼き写真が歪まないように水平を保つのがポイントです。
手ぶれが心配なときは音量アップボタンで撮影すると安定します。さらにフォーカスと露出を固定したいときは写真部分を長押ししてAE/AFロックをかけましょう。
④自動検出された四隅を確認して保持をタップ
画面上に表示された四隅の点を見て写真の端と重なっているかチェックします。ずれていれば、点をドラッグしてピッタリ合わせましょう。微調整が終わったら「保持」をタップして切り抜きを確定します。
コーナーが合っていないと大事な部分が切れやすいので、タップ前にずれがないかしっかり確認してください。
⑤保存を押してメモに取り込む
スキャンが終わったら右下の保存をタップします。これでスキャンした写真がメモに取り込まれます。
ファイルアプリでそのままPDF保存

写真をファイルアプリで開いたら、共有メニューから“プリント”を選び、プレビュー画面をピンチアウトするだけでPDFのプレビューになります。そのまま“ファイルに保存”をタップすれば、追加アプリ不要でサクッとPDF化できる方法です。
この方法のいいところは、標準機能だけで完結するので余計なアプリを増やさずに済む点です。PDF化したファイルは好きな名前やフォルダ構成で整理できるので、プログラマー感覚で細かい管理もしやすいですよ。
①ファイルアプリを開いて三点アイコンをタップ
iPhoneのホーム画面から「ファイル」アプリを起動し、画面上部か右下にある縦に並んだ三つの点アイコンを軽くタップしてください。ここからドキュメントスキャンのメニューを開けます。
②書類をスキャンを選ぶ
メモアプリを開いたら画面下の+アイコンをタップし表示されるメニューから書類をスキャンを選びます。この操作だけでカメラがスキャンモードになります。
薄暗い場所で撮影するときはフラッシュをONにして鮮明さをキープしましょう。
③写真にレンズを向けて撮影する
iPhoneを写真の正面に向けてゆっくり近づけます。端がフレームからはみ出さないようにカメラアプリのグリッド線を活用してください。ピントをしっかり合わせるために画面の被写体をタップしてAE/AFロックをかけるとブレが減ります。シャッターボタンを押すときはボリュームボタンを使うと手ぶれが起こりにくいです。
光の反射や影を防ぐために、スマホと写真は平行を保つのがポイントです。
④角をドラッグして範囲を調整
画面上に表示された枠の四隅をタッチしたまま動かし、写真の端にぴったり合わせます。ゆっくり動かすと細かい調整がしやすくなります。
ズーム機能を使うと、より正確に枠を合わせられます。二本の指で画面を拡大してみてください。
枠が写真の角と重なっているか確認したら、そのまま画面をタップして確定します。ずれがあると仕上がりに影響するので丁寧に合わせましょう。
⑤保存をタップしてフォルダを選ぶ
画面右上の「保存」をタップすると、フォルダ一覧が表示されます。
「このiPhone内」か「iCloud Drive」を選び、お好みのフォルダまでたどってください。
写真整理しやすいように、年やイベント名でフォルダを作っておくとあとで探しやすくなります。
Googleフォトスキャンアプリで反射を消して取り込み

Googleフォトスキャンアプリは画面の反射をササッと消してくれるから電球や窓ガラスの映り込みを心配せずに昔のプリントを取り込めます。AIが自動で四隅を検出して歪みを補正するので斜めから撮影してもまっすぐなスキャンデータに仕上がるのが嬉しいポイントです。
プラスチックコーティングされた写真や光沢ペーパーにも強くて余計なフチを自動でカットしてくれるからあとでトリミングしなくてもOK。ワンタップで気軽にアーカイブしたい場合や数十枚まとめてサクッとデジタル化したい時にピッタリです。
プログラマーならではの小ワザとして取り込んだ写真をpng形式に変換すると色データの編集がグッとしやすくなります。レタッチやコラージュに使いたい人はこのひと手間を加えてみてください。
①AppStoreでGoogleフォトスキャンを入手する
ホーム画面かDockからAppStoreアイコンをタップして起動します。
画面下の検索アイコンをタップし、上部の入力欄にGoogleフォトスキャンと入力します。
Googleフォトスキャンのページで入手またはクラウドアイコンをタップしてダウンロードを開始します。
インストールが終わったら開くをタップし、最初の画面が表示されたら準備完了です。
②アプリを開いてはじめるをタップ
ホーム画面から写真アプリを選んで起動します。
For Youタブを開き、スクリーン中ほどの古い写真スキャン欄ではじめるを押してください。
初回は写真やマイクへのアクセス許可が求められます。操作が止まったら許可を選んで先に進めてください。
③写真を中央の丸枠に合わせて撮影
iPhoneを写真の真上にゆっくりかざして、丸枠の中心にプリントがぴったり収まるように動かします。写真の四隅が画面から少し浮くくらいがベストです。
画面をタップしてフォーカスを固定し、画面右側の太陽マークを上下にドラッグすると明るさを調整できます。光量を変えながらくっきり写る位置を探してみましょう。
シャッターボタンを押すときは両手でiPhoneをしっかりホールドし、息を止めるイメージで静止するとブレを抑えられます。
プリント写真は光の映り込みが起こりやすいので、直射光や蛍光灯の真下での撮影は避けましょう。
④四隅の白丸にカメラを動かして補正
画面に表示された四つの白い丸を写真の四隅に合わせていきます。iPhoneをゆっくり上下左右に動かしながら、それぞれの白丸がぴったり写真の端に重なるように調整してください。
白丸がオレンジ色に変わるタイミングで自動的に補正が完了します。手ブレを抑えるために両手でしっかりホールドしながら操作するとスムーズです。
⑤保存アイコンを押してカメラロールへ送る
画面右上の保存アイコンをタップしてください。
メニューからカメラロールに保存を選んでください。
「写真」アプリを開いて、スキャンした画像が保存されていることを確認しましょう。
写真アプリへのアクセス許可がオフだと保存できないことがあります。設定の「プライバシーとセキュリティ」から許可を確認してください。
スキャンした写真をもっと楽しく活用しよう

スキャンした写真が日常に彩りをプラスする活用アイデアを集めました。どれもスマホでサクッと試せるので、気軽に写真を生かしきりましょう。
活用方法 | メリット |
---|---|
SNSでシェア | コメントやいいねで思い出がもっと楽しくなる |
デジタルフォトブック作成 | クラウド上で手軽にアルバム風にまとめられる |
スライドショー再生 | 家族や友人との集まりで盛り上がる演出にぴったり |
スマホ壁紙に設定 | いつでも懐かしい写真に癒やされる |
動画コラージュに組み込む | 思い出と音楽が合わさって心に残るムービーが作れる |
自動補正やフィルターをかけると雰囲気をガラリと変えられるので、アプリの編集機能を試してみるのもおすすめです。お気に入りの一枚が、また新しい表情を見せてくれますよ。
アルバムアプリで年別フォルダを作って整理

スキャンした写真が増えてくると古い思い出が見つけにくくなることがあります。写真アプリのアルバム機能で年別フォルダを作ると、その年の写真だけをさっと表示できるので便利です。
手動でアルバムを追加するだけでも整理効果は大きいですが、ショートカットアプリを使って撮影日ごとに自動で振り分けるとさらに管理が楽になります。プログラマー的には自動化レシピを用意しておくと、後から整理する時間を大幅にカットできますよ。
写真アプリでアルバムをタブ→新規アルバムをタップ
写真アプリを起動したら画面下にあるアルバムタブをタップしてください。続いて画面右上の+マークを押すと新規アルバムが作成できます。
アルバム名にはスキャンした写真と分かりやすい名前をつけると後で探しやすくなります。
アルバム名に西暦やイベント名を入力
写真をまとめておくアルバム名は、あとで探しやすいように西暦やイベント名を入れておくと便利です。たとえば2021年入学式や2022年夏休みといった形にすると、一目で内容がわかります。
写真アプリを開き、下の「アルバム」タブに切り替え、右上の「+」を押して「新規アルバム」を選びます。
アルバム名入力欄に2023年秋運動会のように、西暦や行事名を組み合わせた文字を入力し「保存」をタップします。
追加したいスキャン写真を選んで完了を押す
スキャンした写真が一覧表示されたら、保存したいものだけをタップして選びます。間違えて選択したときはもう一度タップすると解除できます。
選び終わったら画面右上の完了をタップしてください。これで写真アプリに一気に取り込まれます。
選択した写真は自動で切り抜きが適用されるので、仕上がりを見て不要なものは一旦取り込まずにスキップするとスッキリ整理できます。
家族共有アルバムで思い出をシェア

スキャンした家族の思い出写真をみんなで楽しむなら、iCloudの共有アルバムがピッタリです。撮り込んだ写真を一つのアルバムにまとめておけば、祖父母や兄弟姉妹にも自動で届きます。
コメント機能を使えば「あのときの笑顔、最高だね」とリアルタイムで感想を送れるので、遠く離れた家族とも心が近づくのを実感できます。
写真アプリの共有タブ→新規共有アルバムをタップ
写真アプリをひらいて画面下の共有アイコンをタップしてください。
画面上部に表示される新規共有アルバムを選んでタップしましょう。
iCloud写真がオフだと共有タブが表示されません。設定からiCloud写真をオンにしてから再度おためしください。
招待したい家族のAppleIDを入力
招待したい家族が普段使っているApple ID(メールアドレス形式)をテキストフィールドに正確に入力します。大文字小文字は区別されませんが、スペルミスがあると招待メールが届かないので十分に気をつけてください。
入力が終わったらキーボードの「送信」または「完了」をタップします。特に反応がない場合は、入力したメールアドレスを改めてチェックしてから再度試してみましょう。
家族がApple IDを忘れてしまったら、設定アプリの「名前→メディアと購入→Apple IDを表示」から確認してもらうとスムーズです。
スキャン写真を選んで投稿する
スキャンが終わったら右上のプレビューサムネイルをタップして写真を確認します。
画面左下の共有アイコンをタップして投稿オプションを開きます。
「写真を保存」やSNSアプリ、メールなど好きな投稿先を選択して送信します。
メモアプリのOCRで写っている文字をテキスト化

カメラロールにある古い紙資料をデジタルにたしかめたいとき、メモアプリのOCRが大活躍します。写真を貼り付けたあとに「テキストを認識」をタップするだけで、写っている文字をきれいにテキスト化できます。アプリを追加しなくていいから、思い立ったらすぐ試せるのがうれしいです。
- 標準アプリなので追加インストール不要で試せる
- 写真から手書きや印刷文字を高い精度で読み取る
- 認識したテキストを直接編集や共有がかんたん
- iCloudでほかのiPhoneやMacとも同期できる
OCR結果はそのままコピーや編集ができるから、メール送信やほかのアプリ貼り付けにもスムーズに対応できます。ちょっとしたメモ起こしにぴったりです。
メモアプリでスキャン済み画像を開く
ホーム画面からメモアプリをタップして起動します。
画面下部にあるフォルダ一覧から、スキャンした書類を保存したフォルダ(例:書類スキャン)を選びます。
対象のノートをタップすると、先ほどスキャンした画像が大きく表示されます。
画像を長押ししてテキストをコピーを選ぶ
テキストを抽出したい写真を画面上でゆっくり長押ししてください。
ハイライトされた文字をドラッグしてコピー範囲を決めてください。
選んだ範囲の上に出るメニューからコピーを選んでテキストを取り出せます。
コピーされた文字をメモやメールに貼り付ける
画面下部からホームバーを上にスワイプしてAppライブラリを開き、メモまたはメールアプリをタップします。
新規メモ作成または新規メールの作成画面で本文入力欄を長押しします。
テキスト選択メニューが表示されたらペーストをタップしてください。
コピーしていた文字が貼り付けられたことを確認したら完了です。
よくある質問

- スキャンした写真の周辺が暗くなってしまうのはなぜ?どう直せばいい?
-
iPhoneの書類スキャン機能はコントラストを強めに補正するので周辺が影っぽくなることがあります。紙を平らにして、均一な光源下で撮るとぐっと改善します。間接照明よりもLEDライトを対面に置いて光を均一に当てると影を減らせます。
- 一度にたくさんの写真を手早くスキャンするコツは?
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純正の「メモ」アプリは1枚ずつしか取り込めないので、枚数が多い場合はGoogle PhotoScanアプリがおすすめです。連続取り込みモードがあって画面を切り替えずに次々スキャンできます。実体験では、スマホを小さなスタンドに固定してトレーに並べた写真をくるくる回しながらサクサク取り込むと疲れにくくなりました。
- スキャン画像がぼやけるときの対策は?
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手ぶれやピントずれが原因になりやすいです。レンズを拭いてから、三脚やスマホホルダーで固定するとブレが激減します。オートフォーカスが安定しない場合は画面をタップしてピント位置を指定してみてください。
スキャンが暗く写るときは?
スキャンした写真が全体に暗く写ってしまうときは、まず周囲の明るさとカメラの設定を見直してみましょう。
- 明るい場所で撮影:窓際やデスクライトの下など、均一に光が回る場所を選びましょう。
- カメラの露出を調整:画面で被写体をタップし、表示される太陽マークを上下にスワイプして明るさを上げます。
- フラッシュを活用:暗い環境ではフラッシュをオンにすると、写真全体が明るくなります。
- レンズの汚れをチェック:ホコリや指紋があると光をさえぎりやすいので、柔らかい布で拭き取りましょう。
- 背景を工夫:白い紙や布の上に写真を置くと、周囲の反射で明るさがアップします。
- 専用アプリの自動補正:Notesアプリ以外のスキャンアプリでは、自動露出やシャドウ補正機能が充実したものもあります。
強い光源を直接当てると反射や白飛びが起きやすいので、傘や透過素材でやわらかい光にするとバランスよく写ります。
斜めになった画像をまっすぐにしたいときは?
斜めにスキャンされた写真は写真アプリの編集機能でサクッと補正できます。まず写真を開き編集→トリミングツールをタップすると傾き調整のスライダーとグリッドが出現するので、スライダーを左右に動かしながらグリッドの水平線と合わせるだけです。最新iOSなら自動補正アイコンをタップすればiPhoneが最適な角度を自動で見つけてくれます。ちょっとした傾きはこのあたりでサクサク直せるので、後から確認するたびに気持ちよく眺められます。
容量がすぐいっぱいになるときの対処は?
昔の写真を次々スキャンしているとすぐに容量がひっ迫しますよね。まずはiCloud写真の「iPhoneストレージを最適化」を試してみましょう。端末には軽量版だけが残るので、フル解像度の画像はクラウドに保管できて本体の空き容量を大幅に節約できます。
スキャンアプリのキャッシュや一時ファイルも意外と容量を圧迫します。設定→一般→iPhoneストレージから大きいアプリを選択すると「Appを取り除く」や「書類とデータを削除」が使えます。定期的に掃除するとスッキリ使い続けられます。
それでも容量が心配なら外付けストレージやクラウド連携を活用しましょう。Lightning対応USBメモリでデータを移動したり、DropboxやGoogleドライブなどの自動バックアップを設定すれば、ローカルの空き容量を気にせず安心してスキャンを続けられます。
Googleフォトスキャンとメモアプリは何が違う?
Googleフォトスキャンは写真をシャッター音なしでまとめて読み込めるので、アルバムを開きながらサクサク取り込みたいときに便利です。四隅を自動で検出してゆがみ補正したり、光の反射をカットしたりして、まるでプロがスキャンしたような鮮やかな仕上がりになります。
一方メモアプリのスキャンはiPhone標準の機能としてサッと呼び出せるのが魅力です。ノートにテキストを書き込む感覚でスキャン画像を貼り付けられるうえ、iCloudで同期されるから、後からすばやく内容を振り返りたいときにとてもスムーズに使えます。
たくさんの写真を連続で取り込みたいときのコツは?
たくさんの写真をサクサク取り込みたいときは、Notesアプリのドキュメントスキャン機能が強い味方になります。画面に収まるように余白をあけて写真を並べたら、iPhoneをかざすだけで自動シャッターが次々に作動するので、いちいちタップしなくてもOKです。手ブレが気になるときは、小さなスマホスタンドを使って安定した角度をキープすると、仕上がりがよりキレイになります。
まとめ

あらためておさらいすると、iPhoneのメモアプリを使って書類スキャン機能でパチリと撮影し、四隅をきれいに合わせて保存するだけで昔の写真がすぐデジタル化できます。
そのあと写真アプリ内の編集機能や、ショートカットでまとめてトリミング・色補正をサクッと適用すると、より鮮やかに仕上がるのでおすすめです。
仕上がったデータはiCloud写真やGoogleフォトなどに自動バックアップしておけば、いつでもどこでも思い出を振り返れます。
これで大切な写真がデジタルアルバムに生まれ変わり、眠っていた記憶がいつでも蘇ります。ぜひ気軽にチャレンジして、思い出をもっと身近に楽しんでください。