iPhoneが勝手に再起動!?ループを止めて直すやさしいステップ

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iPhoneが勝手に再起動!?ループを止めて直すやさしいステップ

iPhoneが再起動を繰り返すのに直らない夜、アラームが鳴るか布団で不安になった経験はありませんか。

長年のトラブル対応経験を基に、強制再起動からリカバリーモード、SIMチェックまで順を追ってご案内します。工程ごとの注意点やデータを守るコツも盛り込み、作業前の不安を小さくします。

手順はどれも片手でできるやさしいものばかりですので、寝る前の数分を使って試してみてください。再起動の無限ループから抜け出し、安心して目覚ましをセットできるようになりましょう。万一つまずいても対処法をすぐ振り返れるよう、ブックマークもおすすめです。

目次

実体験からわかったiPhone再起動ループを止める具体ステップ

実体験からわかったiPhone再起動ループを止める具体ステップ

急に電源がパタパタ切れて、また立ち上がって…そんな再起動ループは本当に焦りますよね。でも大丈夫です。ここからは実際に試して効果があった方法を並べるので、順番に進めてみてください。

  1. 機種別の強制再起動:iPhone X以降は音量↑→音量↓→サイドボタン長押し、7/7Plusは音量↓+サイド長押し、6s以前はホーム+トップ長押しでAppleロゴが出るまで押し続ける。
  2. Lightningケーブルの接続確認:純正以外のケーブルや劣化ケーブルが原因になることがあります。別のケーブルで数分繋ぎっぱなしにしてみてください。
  3. SIMカードをいったん外す:SIMトレイからカードを抜いて数分放置後、再度挿入して再起動。これで通信周りの不具合がリセットされることがあります。
  4. リカバリーモードで復元:MacのFinder(またはiTunes)に接続し、強制再起動でリカバリーモード画面を表示後「復元」を選ぶ。データは消えるのでバックアップがあると安心です。
  5. DFUモードで初期化:復元でも直らないときはDFUモード(電源オフ→ケーブル接続後にボタン操作で入り、画面が真っ黒のまま)で完全初期化を試してください。
  6. Appleサポートに相談:上記を全部やっても動かないときは、ハード故障の可能性大です。正規サービスプロバイダで診てもらいましょう。

エンジニア視点のコツ:MacのConsoleアプリで再起動ログ(クラッシュレポート)を確認すると、どのプロセスが暴走しているか手がかりになります。

いちばんカンタン!強制再起動でサクッと止める

いちばんカンタン!強制再起動でサクッと止める

再起動ループに遭遇すると不安になりますが、ボタン操作だけでリフレッシュできる強制再起動はとても頼れる方法です。

設定を書き換えずにiPhoneを再起動できるので、データを残したままサクッと問題を止められます。

機種によって押すボタンが変わりますが、慣れれば一瞬で終わるので安心してください。

①音量上げボタンを一瞬押してすぐ離す

iPhoneの左側の音量を上げるボタン
手順
音量上げボタンを一瞬押してすぐ離す

本体左側の上側にあるボタンを軽く押してすぐ放してください。長押ししないように手早く押し離すことでシステムが正しく認識します。

②音量下げボタンを一瞬押してすぐ離す

iPhoneの左側の音量を下げるボタン
手順
音量下げボタンを一瞬押してすぐ離す

端末の左側にある音量下げボタンを軽くタップする感じで、素早く押してからすぐに指を離します。iOS17.2以降ではこの操作を約0.1秒程度に留めると、次の電源再起動操作に確実につながります。

長押しになるとスクリーンショットや緊急通報メニューが起動する場合があるので、リズムよく「押す→放す」を心がけてください。

③Appleロゴが出るまでサイドボタンを長押し

iPhoneの電源を入れた時のAppleロゴ画面

サイドボタンはしっかり長押しし続けてください。途中で離すと再起動が止まってしまうので、画面が暗くなっても気にせず押し続けることが大切です。Appleロゴが画面中央に現れたらボタンをはなしてください。目安は押してから10秒から20秒ほどです。

ホームボタンありの機種で強制再起動する

ホームボタンありの機種で強制再起動する

固まったり電源マークがくるくるしてタップもできなくなると焦っちゃいますよね。そんなときはホームボタンありのiPhoneで電源ボタンとホームボタンを同時に押し続けるだけで強制再起動ができるのでパソコンいらずでサクッと直ることが多いです。

特にiPhone6s以前のモデルならこの方法一択で、内部の小さなつまずきをリセットして再起動ループをストップしやすいので、まず試してみると心強いですよ。

①ホームボタンとサイド(またはトップ)ボタンを同時に長押し

iPhoneの音量ボタンとサイドボタンを同時押しする画面
手順
ホームボタンとサイド(またはトップ)ボタンを同時に長押し

両方のボタンを同時にしっかり押し続けます。電源メニューが出現しても指を離さず、画面が一度消えた後にAppleロゴが出るまで待ってください。

強く押しすぎず、同じ力加減で押し続けると反応が安定しやすいです。

②Appleロゴが出たら両方のボタンを離す

iPhoneの電源を入れた時のAppleロゴ画面
手順
②Appleロゴが出たら両方のボタンを離す

サイドボタンと音量ボタンはAppleロゴが見えた瞬間に離すことで、iPhoneの起動処理が正常に進みます。

ロゴが出るまで押し続け、表示と同時に手を放すことで再起動ループが解除されやすくなります。

SIMカードをそっと抜き差ししてエラーを消す

SIMカードをそっと抜き差ししてエラーを消す

iPhoneが再起動を繰り返すとき、実はSIMカードの微細な接触不良が原因になっていることがあります。挿しっぱなしで細かいゴミやホコリがたまると通信エラーを引き起こし、ループに拍車をかけてしまうからです。

電源オフ後にSIMピンでトレイを静かに引き出し、SIMカードをそっと取り外してからトレイ内外のホコリを軽く吹き飛ばします。数分置いてから再度きちんと奥まで差し込み、電源を入れ直すだけでサクッと解決した経験があります。設定はそのまま、データにも影響がない手軽テクニックです。

①電源を切ってからSIMトレイをピンで開ける

電源が入ったままピンを差すと内部パーツを傷つけることがあります。

SIMピンが手元にないときは、曲げていないクリップの先を使うと代用できます。

②SIMを取り出して30秒待つ

iPhoneのSIMトレイからSIMを取り出した画面
手順
SIMを取り出して30秒待つ

iPhoneの側面にあるSIMトレイの小さなくぼみにSIM取り出しピン(または細いクリップの先端)をまっすぐ差し込みます。

トレイが軽く飛び出したら優しく引き出してSIMカードを取り外します。

SIMカードを取り出したまま30秒ほど置いてから、向きをそろえてトレイを元の位置にそっと戻します。

金属面にほこりが付いていると接触が不安定になるので、乾いた柔らかい布で軽く拭くとスムーズに再認識されやすくなります。

③SIMを戻し電源を入れて確認する

手順
SIMをトレイに戻す

取り外したSIMカードをトレイに載せ、金属面をティッシュや柔らかい布で軽く拭いてから差し込みます。

トレイは水平を保ちつつ、奥までしっかり入れることが大切です。

手順
電源を入れて動作を確認

サイドボタンを長押しし、Appleロゴが表示されたらボタンを放します。

起動後に再起動ループが止まっているか、通信状態が正常か確認してください。

リカバリーモードでiOSをまるごと入れ直す

リカバリーモードでiOSをまるごと入れ直す

強制再起動やSIMカードの取り外しでも再起動ループが止まらないときは、Recoveryモードを使ってiOSをまるごと入れ直す方法がおすすめです。PCに接続してiTunes(またはFinder)を開き、画面上の案内に従って「復元」を選ぶだけで、OSの不具合を根本からリセットできます。

この方法ならシステムファイルをクリーンインストールできるため、ソフトウェア系のトラブルをしっかり解消できる点が大きな魅力です。ただしバックアップを取らずに進めるとデータが消えてしまうので、事前確認を忘れずにしてください。

①パソコンでiTunesまたはFinderを開く

手順
パソコンでiTunesまたはFinderを開く

macOS Catalina以降のMacではDockまたはLaunchpadからFinderをクリックして開いてください。Windows PCの場合はスタートメニューからiTunesを選んで起動します。

②ケーブルでiPhoneをつなぎ強制再起動操作でリカバリーモードへ

MacはFinder、WindowsはiTunesが起動しているか確認してください。

③画面に出た「復元」をクリックして進める

手順
画面に出た「復元」をクリックして進める

リカバリーモードのポップアップが表示されたら、「復元」をクリックしてください。iTunesまたはFinder上にある青いボタンです。

クリック後に確認ダイアログが出てもそのまま進めると、内部のソフトが削除されて初期化が始まります。進行状況はバーで確認できます。

完了までiPhoneを取り外さないでください。プログラマー的には、高速なUSBケーブルを使うと時間短縮になります。

ループから解放されたら試したい安心応用テクニック

ループから解放されたら試したい安心応用テクニック

再起動ループから解放されたあと、同じトラブルを未然に防いで安心感を高める応用テクニックを紹介します。

応用技こんなときに便利
定期バックアップの自動化iCloudやMacで毎日・毎週のバックアップを習慣にしたいとき
iOSアップデートの一時停止最新バージョンに不安があるタイミングや社内検証が必要なとき
診断ログの確認再起動の予兆やエラーを自分でチェックして未然に対処したいとき

定期バックアップでトラブルに負けない環境をつくる

定期バックアップでトラブルに負けない環境をつくる

突然の本体トラブルでもあわてずにすむよう、定期的にiCloudやMac(Finder)でバックアップをとっておくと安心です。iCloudだとWi-Fi接続中に自動でバックアップが行われ、手動操作はほとんど不要になります。

また、MacとケーブルでつないでFinderからバックアップする方法なら、写真やアプリデータだけでなくパスワードも含めてしっかり保存できます。バックアップをこまめにとっておけば、再起動ループや画面フリーズが起きても、すぐに復元して普段どおり使い続けられます。

iCloud設定で「iCloudバックアップ」をオンにする

手順
iCloudバックアップをオンにする

ホーム画面で設定アプリをタップし、画面上部に表示される自分の名前を選んでください。

「iCloud」を選び、表示された項目の中からを探します。

iCloudバックアップのスイッチをタップし、緑色に切り替えると機能が有効になります。

初回はWi-Fi接続中に自動でバックアップが始まります。バッテリー残量が少ないときは充電器につないでおくと安心です。

バックアップデータが大きい場合は時間がかかります。必要なアプリだけ選んで容量を抑えるのもおすすめです。

Wi-Fi接続時に自動バックアップされるか確認する

手順
設定アプリを開く

ホーム画面で設定アイコンをタップして開きます。

手順
iCloudバックアップ画面に進む

設定の一番上にある自分の名前をタップし、iCloudiCloudバックアップを選びます。

手順
自動バックアップ設定を確認する

iCloudバックアップがオンになっているかを見て、オフならタップして有効にします。前回のバックアップ欄にWi-Fiネットワーク名が表示されているかもチェックしましょう。

モバイルデータ通信中はバックアップされないので必ずWi-Fiルーターに接続した状態で確認してください。

充電器に繋いで画面をロックすると自動バックアップがスムーズに動くことが多いですよ。

ストレージお掃除で再起動ループを予防

ストレージお掃除で再起動ループを予防

ストレージがいっぱいになるとiOSが作業用ファイルを整理しづらくなり、動作に余裕がなくなって再起動ループを招くことがあります。

不要な写真や動画、使っていないアプリを見つけてこまめに削除すると容量にゆとりができ、システムがスムーズに動作するので再起動ループの予防につながります。

またiCloudフォトライブラリを使えば写真や動画をクラウドにオフロードできるので手元のストレージを空けながら大切なデータを安全に残せます。

設定アプリで「iPhoneストレージ」を開く

手順
設定アプリを開く

ホーム画面から歯車アイコンの設定アプリをタップしてください。

手順
一般を選択する

設定のリストを下にスクロールし、一般をタップしてください。

手順
iPhoneストレージを開く

一般の画面を下へスクロールし、iPhoneストレージをタップしてください。

不要なアプリや大きなファイルを削除する

不要なアプリや大きなファイルがストレージを圧迫すると動作が不安定になり、再起動ループの引き金になることがあります。まずは容量を整理してみましょう。

手順
ストレージ使用状況を確認

設定アプリを開き「一般」から「iPhoneストレージ」を選びます。どのアプリやデータが容量を多く使っているか一覧で見られます。

手順
不要なアプリを消す

一覧から使用頻度の低いアプリを選び、「Appを取り除く」または「Appを削除」でアンインストールします。データを残したい場合は「取り除く」を選ぶと便利です。

手順
大きなファイルを削除

写真やビデオの中で不要なものを選んで削除します。特に高画質の動画は容量を大きく使うので、見返す予定がないものを優先的に整理しましょう。

iCloudフォトライブラリを使って写真をクラウドに移動すると、端末の空き容量を大幅に増やせます。

診断ログをのぞいて原因を探るちょっと上級の楽しみ

診断ログをのぞいて原因を探るちょっと上級の楽しみ

再起動が何度繰り返しても止まらないときは、iPhoneの裏側で起きているエラーを直接のぞいてみると意外なヒントが見つかります。

Macにケーブルでつなぎ、標準のConsoleアプリやサードパーティ製ツールで診断ログを取得します。クラッシュやカーネルパニックのメッセージをじっくり探すのがポイントです。

診断ログならではのポイント
  • 再起動直前のエラー番号やモジュール名を特定できる
  • ソフトウェアとハードウェアの切り分けに役立つ
  • 特定アプリの異常動作パターンが見える

設定アプリで「プライバシーとセキュリティ」を開く

手順
設定アプリを起動する

ホーム画面で歯車アイコンの設定アプリをタップします。もし見当たらないときは画面を下にスワイプして検索バーを出し、「設定」と入力するとすぐ見つかります。

手順
プライバシーとセキュリティを開く

設定アプリ内でリストを下にスクロールし、「プライバシーとセキュリティ」をタップします。リストが長い場合は上部の検索バーに「プライバシー」と打ち込むとスムーズです。

「解析と改善」→「解析データ」でログをチェックする

クラッシュの手がかりをつかむには、iPhone15(iOS17)に標準搭載のログ機能を使うと役立ちます。

手順
設定アプリを起動する

ホーム画面で設定アプリをタップして開きます。

手順
プライバシーとセキュリティを選ぶ

設定画面を下にスクロールしてプライバシーとセキュリティをタップします。

手順
解析と改善をタップ

項目一覧から解析と改善を探してタップします。

手順
解析データを表示

「解析データ」をタップすると、端末の動作ログ一覧が表示されます。

手順
該当ログを確認する

最新のクラッシュ日時に近いファイルを選んでタップし、エラー内容をチェックします。

ログは長文になるため、開くときは通信量や画面操作の快適さに注意してください。

必要に応じてログをメールで共有して、専門家に解析を依頼するとスムーズです。

よくある質問

よくある質問

iPhoneが急に再起動を繰り返すのはなぜですか?

iPhoneが急に再起動を繰り返すのはなぜですか?

OSのちょっとした不具合やバッテリーの劣化が主な原因です。アップデート直後だと、新機能と既存アプリの相性が合わずにループすることがあります。また、バッテリー容量が減っていると急激に電圧が落ちたタイミングでリセットがかかることもあります。

リカバリーモードで復元するとデータは消えますか?

リカバリーモードで復元するとデータは消えますか?

残念ながら初期化されてしまうため、事前のバックアップが必須です。iCloudやパソコンのFinder・iTunesに最新のバックアップを残しておけば、復元後に元の状態へスムーズに戻せます。

自分で修理しても大丈夫ですか?

自分で修理しても大丈夫ですか?

ネジをなくしたりパーツを壊したりするリスクが高いため、基本はApple正規サービスか認定プロにお任せください。自分で分解すると保証対象外になるので注意が必要です。

強制再起動でデータは消える?

強制再起動はiPhoneの電源を一度切って再立ち上げするだけの操作なので、内部データが消えることはありません。

ただし、アプリで編集中の保存前データはリセットされる場合があるので、気になる作業は事前にしっかり保存してから行うと安心です。

ループが直らないときは修理しかない?

何度試しても再起動ループが止まらないときは、内部の部品トラブルが考えられます。ソフト面で解決できない症状なので、修理を検討するのがおすすめです。

Apple正規サービスプロバイダに持ち込むと、保証の有無を含めた診断結果を教えてもらえます。純正パーツでの対応なので安心感がありますし、故障箇所によっては一部交換だけで直る場合もあります。

修理費用は保証対象かどうかで変わります。保証期間外の場合は費用が発生するので、事前に見積もりを取ると安心です。

リカバリーモードとDFUモードのちがいは?

リカバリーモードは、iPhoneとパソコンをつないでiTunes(またはFinder)から画面の案内にそってOSの更新や復元を行う方法です。画面にケーブルマークやパソコンアイコンが表示されるので初心者でもわかりやすく、通常の再起動ループやアップデートエラーの解消に向いています。

DFUモードは、画面表示をいったん停止してファームウェアレベルでiPhoneを初期化できるもっと深いモードです。リカバリーモードで解決できない場合や、ベータ版iOSの書き戻し、脱獄(ジェイルブレイク)後のクリーンインストールなど、より強力な修復が必要なときに使われます。

Appleロゴが点滅してパソコンに認識されないときは?

iPhoneがAppleロゴをチカチカさせたままパソコンに認識されないときは、DFUモードを試すと解決することが多いです。

DFUモードは本体のOSを読み込まずに直接通信する仕組みなので、通常のリカバリーモードでつながらない場合に強い味方になります。

ケーブルは純正かMFi認証済みのものを使い、ボタン操作のタイミングをしっかり守ると成功率が上がります。

まとめ

まとめ

iPhoneの再起動ループを止めるには、まず強制再起動を試し、次にSIMカードの抜き差しで様子を見ます。それでも直らない場合はリカバリーモードで復元し、最後にハード故障の可能性があればAppleサポートへ相談しましょう。

上記の流れを順番に進めるだけで、多くのトラブルはすっきり解消できます。スマホライフを笑顔で楽しんでくださいね。

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