iPhoneのデータ移行はiTunesでらくらく!ケーブル一本でまるごと引っ越し

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iPhoneのデータ移行はiTunesでらくらく!ケーブル一本でまるごと引っ越し

新しいiPhoneを手にしても、iTunesを使ったデータ移行がうまくいくか不安ではありませんか?

ここでは、十年以上の開発現場で磨いた経験をもとに、ケーブル一本で完結する安全な移行手順を細かく示します。途中で止まった場合の対策や、移行後に気付く設定の落とし穴も体験例とともに補足します。読むだけで作業前の緊張がほぐれ、完了後の確認まで見通せます。

道筋が見えれば作業は驚くほどスムーズになります。お手元のパソコンを準備し、あと少しのステップで大切な写真やアプリをそのまま次のiPhoneへ連れて行きましょう。それでは、一緒に始めてみましょう。

目次

パソコンとiTunesで旧iPhoneから新iPhoneへデータ移行をまるっと完了させる手順

パソコンとiTunesで旧iPhoneから新iPhoneへデータ移行をまるっと完了させる手順

ケーブル1本で旧iPhoneの中身を丸ごと新iPhoneに移したいときは、iTunesを使うと意外とスムーズに完了します。ここではパソコンとiTunesさえあれば迷わずデータ移行できる流れを紹介します。

  1. バックアップ作成:旧iPhoneをパソコンに接続し、iTunes上で「iPhoneをバックアップ」をクリックして最新の状態を保存します。
  2. 新iPhone接続・初期設定:新iPhoneをケーブルでつないだまま電源を入れ、言語やWi-Fi設定を進め「iTunesバックアップから復元」を選択します。
  3. 復元開始・完了確認:iTunesで先ほど作成したバックアップを選び「復元」をクリック。終わったら写真やアプリ、設定が正しく移っているかチェックしましょう。

エンジニアからのワンポイント:バックアップ前にUSBポートの規格を確認すると安定します。古いハブ経由だと通信が途切れやすいので、できるだけパソコン本体のポートへ直挿ししてください。

WindowsパソコンとiTunesでバックアップして移す

WindowsパソコンとiTunesでバックアップして移す

WindowsパソコンとiTunesを使う方法は、USBケーブルをつなぐだけでデータをまるごとバックアップ&復元できるので、ネット環境を気にせず安心して移行できます。

このやり方ならアプリの設定や写真、メッセージなども含められるうえに、暗号化バックアップを使えばWi-Fiパスワードやヘルスケアデータまでそのまま引き継げるので、新iPhoneをほぼ今と同じ状態で立ち上げられます。

大容量のデータを移したいときや、クラウドに預けるのが不安なときにおすすめです。Windowsパソコンに最新のiTunesを入れておけば、初めてでも迷わず操作できるので気軽に試してみてください。

①iTunesを最新版にアップデートする

手順
iTunesを最新版にアップデートする

Windows版iTunesを開いて、メニューバーの「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」を選択します。画面の案内に沿ってダウンロードを進めるだけで最新版が自動でインストールされるので、とってもカンタンです。

もしMicrosoft Store版を使っている場合は、ストアアプリを起動して「ライブラリ」からiTunesを探し、「更新」ボタンをクリックしましょう。

Windows以外のMacではFinderで同期が動くので、iTunesがないときはOS標準の同期機能を使ってください。

②旧iPhoneをLightningケーブルでパソコンへつなぐ

手順
旧iPhoneをパソコンとケーブルで接続する

付属のLightningケーブルをパソコンのUSBポートにしっかり差し込みます。

ケーブルの向きは端子が真っ直ぐ入るように合わせると安心です。

もう片方のLightning端子を旧iPhoneの下部ポートにぐっと差し込んでください。

接続後、パソコン画面に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、旧iPhoneの画面で信頼をタップします。

これでパソコンと旧iPhoneがつながり、次のバックアップ準備が完了です。

③「このコンピュータ」を選んで今すぐバックアップをクリック

手順
「このコンピュータ」を選んで今すぐバックアップをクリック

iTunesの概要画面でバックアップ設定を見つけてこのコンピュータを選びます。大事なデータまでしっかり保存したいときは「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れると安心です。選択が終わったら「今すぐバックアップ」をクリックしてください。画面上部のステータスバーで進行状況を確認できます。

④バックアップが終わったら旧iPhoneを外す

バックアップが完了したら、iTunes画面右上の取り出しアイコンをクリックして旧iPhoneを安全に切断しましょう。ケーブルを抜く前に「バックアップ完了」の表示を確認するとトラブルを防げます。

iTunesの進行状況バーが動いている途中でケーブルを外すと、バックアップファイルが壊れる可能性があります。

MacのFinderでバックアップした場合も、デバイス名の横に表示される取り出しアイコンを使って同じように切断できます。

⑤新iPhoneを同じケーブルでつなぐ

手順5
新iPhoneを同じケーブルでつなぐ

まず新しいiPhoneの電源を入れて、ロック解除画面が出ていることを確かめます。

付属のLightningケーブル(またはMFi認証ケーブル)を使い、パソコンのUSBポートにしっかり差し込みます。

macOS Ventura以降のMacならFinderが、自動で新iPhoneを認識します。Windowsや旧macOSではiTunesを手動で起動してください。

iPhone側の「このコンピュータを信頼しますか?」画面が出たら、必ず「信頼」をタップして進めます。

Lightning端子にホコリやゴミがついていると接触不良の原因になります。

Apple純正かMFi認証ケーブルを使うと、転送中のエラーが減ります。

⑥「バックアップを復元」をクリックして最新のバックアップを選ぶ

バックアップ一覧が表示されたら、画面右側のバックアップを復元ボタンをクリックします。

表示されたバックアップ名と日付から、いちばん新しい項目を選んでください。普段使っているiPhoneの名前が付いているかをチェックするとわかりやすいです。

暗号化バックアップを選ぶときは、パスワードを入力しないと復元できない点に注意してください。

選択後は「続ける」をクリックして復元処理が始まります。完了するまではケーブルを絶対に抜かないようにしてください。

もし「iOSバージョンが古い」と表示されたら、同じバージョンをインストールしてから再度やり直すとスムーズです。

⑦復元が終わったらアプリと写真が戻ったか確認する

手順
アプリが戻っているか確認する

ホーム画面を左右にスワイプして、すべてのページにアプリアイコンが並んでいるかチェックします。ダウンロード中のマークが残っていないかも合わせて確認すると安心です。

手順
写真が復元されたか確認する

写真アプリを開き、「アルバム>すべての写真」をタップして一覧を眺めます。古い写真から最新のものまで順番に並んでいれば、無事に復元できています。

MacとFinderでバックアップして移す

MacとFinderでバックアップして移す

Macをお使いであれば、OS Catalina以降はiTunesを使わずにFinderだけでバックアップと復元ができます。

ケーブルをつなぐだけでiPhoneの写真やアプリ、設定までまるごと保存できるのがうれしいポイントです。バックアップを暗号化すればパスワード情報も引き継げるので、手間なくスムーズに新しいiPhoneへのお引っ越しが完了します。

①Macを最新macOSにアップデートする

手順
Macを最新macOSにアップデートする

画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開き、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。

利用可能なmacOSアップデートが表示されたら「今すぐアップデート」を選択し、画面の指示に沿ってインストールを進めます。

アップデート中は電源アダプタをつないだままにして、完了するまでそのまま待ちましょう。

アップデート中はMacの電源を切ったりスリープ状態にしたりしないでください。

エンジニア目線で言うと、夜間に自動アップデートを設定しておくと手間が減ります。

②旧iPhoneをUSB-CまたはLightningケーブルでMacへつなぐ

手順
旧iPhoneをMacに接続する

付属のLightningケーブルまたはUSB-Cケーブルを旧iPhoneとMacの対応ポートにしっかり差し込みます。最新のmacOS VenturaやiOS17でも同じ操作です。

ケーブルを挿したらiPhoneのロックを解除し、「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら信頼をタップしてください。Mac側でiPhoneが認識されます。

③FinderのサイドバーでiPhoneを選んで今すぐバックアップをクリック

手順
FinderのサイドバーでiPhoneを選んで今すぐバックアップをクリック

MacのFinderを開くと、左側のサイドバーに「iPhone」が並んでいます。もし見当たらなければ、ケーブルがしっかり刺さっているか確認してください。

「iPhone」をクリックすると、メイン画面にバックアップの項目が見えます。今すぐバックアップボタンを押すとコピーが始まるので、完了するまでMacとiPhoneをつないだままにしておきましょう。

プログラマー視点のワンポイント:バックアップを暗号化しておくと、Wi-Fiパスワードやヘルスデータまでまるごと移せるのでおすすめです。

④バックアップ完了後に旧iPhoneを外す

手順
旧iPhoneを安全に取り外す

バックアップ完了後、iTunesの画面左上にある取り出しアイコンをクリックしてください。

macOS Catalina以降をお使いの場合はFinderのサイドバーに表示されるiPhoneの横にある取り出しボタンを押します。

「iPhoneを安全に取り外しました」というメッセージが表示されるか、デバイス名が消えたのを確認したらケーブルを抜いて完了です。

バックアップが完全に終わる前にケーブルを抜くとデータ破損のおそれがあるので、取り出し完了の表示を必ず確認してください。

Windows版iTunesでも同様に取り出しボタンを使ってください。

⑤新iPhoneをつなぎ「バックアップを復元」をクリック

手順
新iPhoneをつなぎ「バックアップを復元」をクリック

LightningケーブルまたはUSB-Cケーブルで新しいiPhoneをパソコンとつなぎ、端末側でロック解除して「このコンピュータを信頼」をタップします。iTunesがiPhoneを読み込んだら、画面上部のデバイスアイコンをクリックし、概要画面にあるバックアップを復元を選びます。

⑥復元完了後にサインインやApplePayを設定する

手順
Apple IDにサインインする

ホーム画面から設定を開き、一番上のユーザー名部分をタップします。Apple IDとパスワードを入力してサインインを完了させましょう。

手順
Face ID/Touch IDを設定する

「設定」→「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を選び、画面の指示に沿って顔認証または指紋登録を行います。Apple Payの支払い確認に使うので必ず済ませてください。

手順
Walletでカードを追加する

「Wallet」アプリを開いて右上の「+」をタップします。カメラでカード情報を読み取るか、手動で入力してカードを登録してください。

手順
カードの発行会社で認証する

カード会社から届く認証コード(SMSやメール)を入力してカードの有効化を完了します。これでApple Payの準備が整いました。

事前にカードの裏面確認や発行会社の連絡先を手元に揃えておくとスムーズに進みます。

サインインやApple Payの設定は後からでも「設定」→「WalletとApple Pay」でいつでもやり直せます。

iTunesバックアップを味方にもっと便利に!覚えておきたい応用ワザ

iTunesバックアップを味方にもっと便利に!覚えておきたい応用ワザ

iTunesでのバックアップは、新しいiPhoneへの丸ごと移行だけじゃなくて、さらに細かく使いこなすと作業がぐっと楽になります。例えば大切な写真だけ戻したり、ヘルスケアデータを含めてバックアップしたり、複数世代のバックアップを残したりといった応用ワザがたくさんあります。

応用ワザこんなときに便利
バックアップ暗号化健康データやパスワード情報まで安全に保存したいとき
個別データの復元写真だけ/メッセージだけ戻したいときに選択的にリストア
世代別バックアップ管理iOSアップデート前の状態を残しておきたいとき
アプリ設定のみバックアップアプリを再インストールしても設定を引き継ぎたいとき

これらの応用ワザを組み合わせれば、バックアップ作業がもっと柔軟になります。大切なデータをしっかり守りながら、必要な部分だけさっと戻せるので、気軽にOSアップデートや端末変更に挑戦できますよ。

古いバックアップを整理してパソコンの容量を節約

古いバックアップを整理してパソコンの容量を節約

iTunesに古いiPhoneバックアップがどっさり残っているとパソコンの空き容量がすぐに減ってしまいます。不要なバックアップを定期的に整理すると転送エラーを防げたり、新しいiPhoneへの移行作業がスムーズになったりします。

Windowsならバックアップフォルダをエクスプローラーで開く

iTunesで保存したiPhoneのバックアップは隠しフォルダに入っていることがあります。Windowsのエクスプローラーでサクッと開きましょう。

手順
隠しフォルダを表示する

エクスプローラーを開き、画面上部の「表示」タブをクリックして「隠しファイル」にチェックを入れます。

手順
バックアップフォルダを開く

アドレスバーに%appdata%\Apple Computer\MobileSync\Backupと入力してEnterを押します。バックアップフォルダが一覧で表示されます。

MacならFinderで管理画面を開く

手順
FinderでiPhone管理画面を開く

LightningケーブルでiPhoneをMacに接続します。初めての場合はiPhone画面に「このコンピュータを信頼しますか?」が表示されるので「信頼」をタップし、画面ロック解除用のパスコードを入力してください。

MacのDockやアプリケーションフォルダからFinder(青と白の顔アイコン)をクリックして起動します。

Finderのウィンドウ左側にある「場所」セクションに、接続中のiPhone名が表示されるのでここを選ぶと、iPhoneの概要と同期オプションがまとめられた管理画面が開きます。

FinderのサイドバーにiPhoneが見当たらない場合は、Finderのメニューから「Finder」→「環境設定」を開き、「一般」「サイドバー」タブでiOSデバイスを表示する設定を確認してください。

不要なバックアップを右クリックで削除

古くなったiPhoneのバックアップは場所をとるので、いらないものをさっと削除してスッキリ整理しましょう。

手順
iTunesの環境設定を開く

パソコンでiTunesを起動して、メニューから「編集」→「環境設定」を選びます。

手順
デバイスの一覧を表示

環境設定画面のタブから「デバイス」をクリックすると、保存済みのバックアップ一覧が出てきます。

手順
不要なバックアップを選ぶ

リストから削除したいバックアップ(端末名と日付)をクリックして選択します。

手順
右クリックで削除を実行

選んだバックアップを右クリックして「バックアップを削除」をクリックします。

手順
確認ダイアログで確定

「本当に削除しますか?」と聞かれたら「削除」をクリックして完了です。

一度削除すると復元できないので、端末名と日付をしっかり確認してから操作してください。

macOS Catalina以降のFinderでも「バックアップを管理」から同じ手順で不要なバックアップが消せます。

暗号化バックアップでヘルスケアデータも完全移行

暗号化バックアップでヘルスケアデータも完全移行

通常のバックアップだとヘルスケアデータや保存済みパスワードが含まれないけれど、バックアップを暗号化すると心拍数や歩数などの健康情報までしっかり保存できる。

設定は一度パスワードを入力するだけ。以降は自動で暗号化してくれるから、新しいiPhoneへ乗り換えたあとも毎日の健康記録がそのまま続いて、とっても安心できる。

iTunesのバックアップオプションで“iPhoneバックアップを暗号化”にチェック

手順
iPhoneバックアップを暗号化にチェック

iTunesで接続したiPhoneの概要画面をスクロールして、バックアップ欄にある“iPhoneバックアップを暗号化”のチェックボックスをオンにします。

チェックを入れるとパスワード設定を求められるので、自分だけが思い出せる安全で覚えやすいパスワードを入力してください。

この暗号化を有効にすると、ヘルスケアデータやWi-Fiパスワードなどもまるごとバックアップされます。

安全なパスワードを入力してメモしておく

バックアップにパスワードをかけるとメッセージのやり取りやアカウント情報、ヘルスケアデータまで丸ごと保存できるんです。安全に引っ越しするために、パスワード設定は欠かせません。

手順
iTunesで暗号化バックアップにチェック

iTunes画面のバックアップ設定で「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れてください。

手順
パスワードを決めて控えておく

英数字を組み合わせた強力なパスワードを入力します。入力後は忘れないようにパスワードマネージャーや手帳にメモしてください。

パスワードを忘れるとバックアップを復元できなくなるので気をつけてください。

パスワードマネージャーなら自動で安全に保管できるので、ぜひ活用してみてください。

復元時にパスワードを入力してヘルスケアデータを戻す

手順
iPhoneをパソコンに接続して復元画面を開く

ライトニングケーブルでiPhoneをMacまたはWindowsに接続し、iTunes(Windows・macOS Mojave以前)またはFinder(macOS Catalina以降)を開いてください。

手順
バックアップを選んでパスワードを入力する

「バックアップを復元」をクリックして、暗号化バックアップ欄に表示される日時を選びます。続いてパスワード入力欄が出るので、設定した暗号化パスワードを正確に入力してください。

パスワードを忘れるとヘルスケアを含む暗号化データを復元できないので、パスワード管理アプリなどでしっかり保管してください。

補足:復元処理には時間がかかることがあるので、完了までパソコンやiPhoneのケーブルを外さずに待つとトラブルを防げます。

バックアップを残してベータ版iOSを安心して試す

バックアップを残してベータ版iOSを安心して試す

ベータ版iOSを試すときは、万が一トラブルがあっても安心できるようにパソコンにバックアップを残しましょう。iTunesを使ったバックアップなら、アプリデータや設定をそのまま保管できます。

バックアップのポイント
  • パソコンにバックアップを保存するとiCloud容量を気にせずたっぷり残せる
  • 暗号化バックアップをオンにするとパスワードやヘルスケア情報も丸ごと保護
  • ベータ版に不具合が出たらすぐに元のiOSに戻せる

このようにフルバックアップを取っておけば、ベータ版を心置きなく楽しめます。問題が起きてもワンクリックで復元できるので、安心して最新機能を試してみましょう。

バックアップを取ってから構成プロファイルをインストール

まずは万が一に備えて、現在のiPhoneのデータをしっかり保存しましょう。

手順
コンピュータにiPhoneを接続してバックアップ

LightningケーブルでiPhoneをMacまたはWindows PCにつなぎます。macOS Catalina以降の場合はFinder、Windowsは最新のiTunesを起動します。デバイスが認識されたら「今すぐバックアップ」を押して完了まで待ちます。

手順
構成プロファイルをダウンロードしてインストール

iPhoneでSafariを開き、配布元から構成プロファイルのURLをタップします。ダウンロード完了後、「設定」→「プロファイルがダウンロード済み」からインストールを進めます。パスコード入力や再起動の案内が出たら画面の指示に従ってください。

バックアップが終わるまではプロファイルを触らないようにして、万一の場合にすぐ戻せる状態を保っておきましょう。

予備として暗号化バックアップをオンにしておくと、Wi-Fi設定やヘルスケアデータも保存されるので安心です。

新しいiOSを試して不具合をチェック

手順
新しいiOSを試して不具合をチェック

iPhoneをパソコンに接続し、設定アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。ベータ版プログラムに登録済みであれば最新版iOSのダウンロード&インストールボタンが表示されます。

インストール前には必ずiTunes経由でバックアップを保存しておくと万が一のときに安心です。

更新が終わったら、よく使うアプリを数本起動して文字化けや落ちる動作がないか確かめましょう。エラーが出たら画面をスクリーンショットで記録しておくと後で原因を調べやすいです。

問題があればバックアップを復元して元に戻す

思わぬトラブルが出たら、ためらわずにバックアップを復元して元の状態に戻しましょう。iTunesのバックアップは、写真やアプリデータをまるごと保存してあるので、安心して作業できます。

手順
iPhoneをパソコンに接続してiTunesを起動

付属のUSBケーブルでiPhoneをパソコンにつなぎ、iTunesを最新バージョンにアップデートしておきましょう。

手順
デバイスアイコンから「概要」を開く

画面左上のiPhoneアイコンをクリックして概要画面に移動します。

手順
「バックアップを復元」をクリック

概要画面の「バックアップを復元」ボタンを押します。

手順
復元するバックアップを選んで実行

リストから復元したい日時のバックアップを選び、「復元」を押して完了まで待ちます。途中でケーブルを抜かないようにしましょう。

iOSのバージョンがバックアップより新しいと復元できないことがあります。暗号化バックアップにはパスワードが必要です。

iTunesが動かない場合は再起動や最新アップデートを試してみてください。ログを確認すると原因が分かることもあります。

よくある質問

よくある質問
iTunesでケーブル接続が認識されないのですがどうしたらいいですか?

Lightningケーブルの両端がしっかり奥まで差し込まれているかを確認してください。パソコンの別のUSBポートやケーブルを試すと改善することがあります。プログラマー目線だと、iTunesを一度終了して再起動したり、USBドライバを最新にすると接続が安定しました。

バックアップを暗号化するべきですか?

アプリのパスワードや健康データなどすべての情報を移したい場合は暗号化バックアップがおすすめです。少し手間ですが、次回からパスワード入力なしでサクッと復元できるので安心感が違います。

移行中に「バックアップが壊れています」と表示されたら?

いったんバックアップを削除して、もう一度バックアップを作り直してください。古いバックアップデータが残っていると競合することがあります。プログラミング作業でも同じですが、不要なファイルをクリアするとスムーズに動くことが多いですよ。

アプリのデータはすべて移せますか?

基本的にiTunesのバックアップでほとんどのアプリデータは移行できます。ただし一部ゲームアプリなど、クラウド同期だけに頼るものは端末間で連携設定が必要になるケースがあります。念のため大事なデータはクラウドや別の方法で二重にバックアップしておくと安心です。

バックアップが終わらずに止まるときは?

バックアップが途中で止まってしまうと焦りますよね。実体験からいうと、ちょっとした接続不良や容量不足が原因になりやすいです。

  1. ケーブルをチェック:純正ライトニングケーブルの差し直しで復活することが多いです。
  2. iTunesを最新に:古いバージョンだと接続が不安定になることがあります。
  3. 空き容量を確認:iPhoneとPCのどちらも十分な空きを確保しておきましょう。
  4. デバイスを再起動:iPhoneとPCを一度オフ→オンしてみてください。
  5. ネットワークを切る:Wi-FiやVPNをオフにして、通信干渉を減らしましょう。

セキュリティソフトやファイアウォールが通信を阻害することもあります。一時的にオフにしてから試すといいですよ。

経験上、まずケーブル周りを見直すだけでサクッと再開することが多いので、最初に試してみてください。

暗号化のパスワードを忘れたら?

暗号化バックアップのパスワードを忘れてしまうとiTunesで復元できず焦りますよね。でも慌てないでください。暗号化をオフにするにはパスワードが必須なので、思い出せないときはiPhone本体の設定をリセットして暗号化なしで新規バックアップを取るか、すでに有効なiCloudバックアップから復元する方法がおすすめです。特にiCloudバックアップを使っている場合は、パスワード管理に悩まずスムーズに引っ越しができます。

写真だけを移したいときは?

写真だけを移すときは、丸ごとバックアップを取らずに必要なものだけピンポイントでサクッと引っ越しできます。

WindowsならエクスプローラーでiPhone→Internal Storage→DCIMフォルダを開き、好きな写真をドラッグ&ドロップでパソコンにコピー。Macなら「写真」アプリまたはImage Captureでデバイスを選んでインポートすればOKです。

この方法なら転送時間がグンと短くなるうえ、要らないデータに振り回されずに済みます。フォルダ名は日付ごとにまとめられているので、プログラマー流に整理しながらコピーすると後で探しやすくなりますよ。

iTunesなしでデータ移行する方法はある?

iTunesを起動しなくてもデータ移行は可能です。iPhone同士を近づけて画面の案内に従うだけで完了するクイックスタートや、Wi-Fi環境でクラウドにバックアップを残して復元するiCloudバックアップ&復元を使えば、パソコンなしでまるごと引っ越しできます。

クイックスタートはiOS12以降同士の端末で利用でき、ケーブル接続やソフトのインストールが不要なのがうれしいところです。BluetoothやWi-Fiでデータを直接やりとりするため、セットアップ画面の指示に従うだけでスムーズに移行できます。

一方、iCloudバックアップ&復元は空きストレージがあればいつでもクラウドにデータを預けられるのがメリットです。無料プランの容量を超える場合は有料プランのアップグレードが必要になりますが、外出先のWi-Fiでも引っ越しできる手軽さが魅力です。

バックアップから復元したのにアプリがグレーのままなのは?

復元が終わってもアプリアイコンがグレーで「待機中」のままになるのは、iTunes経由で復元したデータにアプリ本体が含まれずApp Storeから再ダウンロードが必要だからです。

手順
Wi-Fi接続を確認する

設定アプリの「Wi-Fi」がオンかつ通信状況が安定しているかをチェックしてください。

手順
App Storeでダウンロードを再開する

App Storeを起動し、画面下の「アップデート」タブでグレーのアイコンをタップして再ダウンロードを始めます。

手順
進行が止まったら再起動する

何分経っても動かない場合はiPhoneを再起動するとダウンロードがリセットされることがあります。

手順
iTunesで直接同期する

パソコンとケーブルでつないでiTunesからアプリを同期すれば、グレーのまま固まる問題が減ります。

注意点:モバイル回線で復元すると通信料が増えるのでWi-Fi環境で作業してください。

補足:複数アプリを同時にダウンロードすると進行が遅くなることがあるので、最初は少量ずつ再開するとスムーズです。

まとめ

まとめ

ここまでの流れを振り返ると、ケーブル1本で古いiPhoneをPCに接続してiTunesでバックアップを取り、新しいiPhoneをつないでそのバックアップを復元するだけです。写真やアプリの設定もまとめて移せるので、面倒な手間をぐっと減らせます。手順をおさらいしながら進めれば、あっという間にデータ移行が完了します。新しいiPhone生活を思い切り楽しんでくださいね。

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