朝起きようと準備したのにiPhoneで設定したアラームが夜中に勝手に止まるせいで遅刻が続いてしまい困っていませんか。
ここでは原因を一つずつ確認しながら設定を見直す安全な手順を紹介します。音量や集中モードの落とし穴、時計アプリの再登録、ソフトウェア更新の確認など実体験でつかんだポイントを順に試すことで、鳴らない不安を解消し、確実に目覚ましを鳴らせるようになります。
まずは設定アプリを開き、音量バーと集中モードを確認するところから始めてみてください。手順を進めるたびにアラームが正しく鳴るか試し、小さな変化を確かめながら原因を切り分けていくと、今夜から安心して眠りにつけます。
iPhoneアラームが勝手に止まる原因を見つけて直す方法

アラームが途中で止まる原因は複数あって、ひとつずつ確かめると原因がはっきりします。プログラマ視点のアドバイスも入れたので、気になるところから試してみてください。
- OSやサウンドファイルの問題:iOSの細かなバグやカスタム着信音の長さ不足で途中で停止することがあります。
- フォーカス/睡眠モードの影響:設定した時間帯に通知が止まるように制限されるとアラームも鳴り終わってしまいます。
- 低電力モードの制限:電池持ち優先でバックグラウンド処理が抑えられ、アラームが鳴らない場合があります。
- ボリューム設定とマナースイッチ:音量ゼロやマナーモードのままだと通知音が出ないことがあります。
- 複数アラームの重複:同じ時間に複数登録していると、処理が競合して片方だけ止まることがあります。
- サードパーティアプリの干渉:他社製のアラームアプリがバックグラウンドで動き、標準アラームを中断する場合があります。
- 再起動やハードリセット:システムキャッシュの蓄積で一時的に不具合が起きるのでリセットが有効です。
- 最新iOSの適用:公式アップデートでアラーム周りの既知の問題が解消されることがよくあります。
設定アプリでアラーム動作を見直す

設定アプリにはアラームの動きをまとめて見直せる場所がそろっています。ここをチェックすると、鳴らない・すぐ止まるといったトラブルを大元から解決できることが多いです。
- アラーム音量の調整:音量ボタンだけでなく設定画面で微調整できる
- スヌーズの設定:何度か鳴らしたいときはオンにしておく
- カスタムサウンド選択:お気に入りの音源を指定すると止まりにくくなることも
- フォーカス/おやすみモード連携:アラーム通知を制限しないように調整できる
- バックグラウンド更新の許可:ロック中もアラーム機能を止めない設定が可能
これらをひととおり見直すことで、アラーム動作を安定させやすくなります。思いがけない組み合わせで止まっていることもあるので、順番に試してみてください。
①設定アプリを開いてサウンドと触覚をタップ
ホーム画面の歯車アイコンで設定アプリを開きます。続いて表示されたリストからサウンドと触覚を探してタップします。項目が見当たらない場合は、画面を上下にスワイプして探してみてください。
②着信音と通知音の音量を確認して調整
設定アプリを開いて「サウンドと触覚」をタップしてください。
「着信音と通知音」スライダーを左右に動かして音量をお好みのレベルに合わせます。
横にあるスイッチ「ボタンで変更」がオンになっていると音量ボタンでも調整できます。好みでオンオフを切り替えてください。
最後にホーム画面に戻り、音量ボタンを押して実際の着信音で音量をチェックしましょう。
サイレントモード中は着信音が鳴らないので解除を忘れないでください。
③消音モードスイッチの位置を確かめる
iPhone本体の左側面にある小さなスイッチを探してください。
上にスライドするとオレンジ色が見え、着信音やアラームが消音状態になります。オフにしたいときはスイッチを下へ戻してオレンジ色が隠れる位置へ動かしましょう。
④集中モードがオンになっていないか確認
画面右上から下にスワイプしてControl Centerを表示します。月のアイコン集中モードが有効になっていないか確認し、色がついていたらアイコンをタップしてオフにしてください。
設定アプリを開いて集中モード
をタップします。各モードの「自動化」や「スケジュール」が登録されていないか確認し、不必要な設定はオフにしておきましょう。
⑤バイブレーション設定をオンに切り替える
ホーム画面から設定アプリをタップして開きます。
設定画面を下にスクロールしてサウンドと触覚をタップします。
「着信スイッチ選択時にバイブレーション」と「サイレントスイッチ選択時にバイブレーション」の両方をオンに切り替えます。
時計アプリでアラームを編集し、「サウンド」→「バイブレーション」を開いて、任意の振動パターンを選びます。
サウンド設定だけだと振動が効かないことがあるので、両方のトグルを必ずオンにしておくと安心です。
時計アプリでアラームを作り直す

既存のアラーム設定がどこかでおかしくなっていると感じたら、時計アプリ内で一度アラームを削除してから新しく作り直すのがおすすめです。シンプルな方法ながら、隠れた設定エラーをリセットできるので、鳴り逃しや勝手に止まるトラブルがスッキリ解消します。
実際にコードをいじる必要もなく、数タップで完了する手軽さが魅力です。手順はあとで詳しく説明しますが、まずは一度アラームを作り直して様子を見てみましょう。
①時計アプリを開きアラームタブを選ぶ
ホーム画面やAppライブラリから時計アプリを探してタップしてください。その後、画面下部のアラームアイコンを押すと、アラーム設定画面が開きます。
②既存のアラームを左へスワイプして削除
アラーム一覧で消したい項目を探したら、その行を画面左へそっとスワイプします。
「削除」ボタンが出てきたらタップするだけで、不要なアラームがサクッと消えます。
③右上のプラスをタップして新規アラームを追加
アラーム一覧画面の右上にある+マークを軽くタップしてください。画面が小さいので、指の腹を使い中央を狙うと確実に反応します。
タップ後に表示される新規アラーム画面で、好みの起床時間や繰り返し設定などを自由に選べます。
④繰り返しやスヌーズを設定して保存
アラームの編集画面で繰り返しをタップして、毎日や特定の曜日を選びます。
そのあとスヌーズをオンに切り替えて、再通知の間隔(標準で9分)を覚えておきましょう。
最後に画面右上の保存をタップすると設定完了です。
保存ボタンが見えないときは画面を軽く下に引っ張ると表示されやすくなります。
iOSをアップデートして不具合を解消する

iOSをアップデートすると、OSに潜んでいたアラーム周りの小さなバグや動作の不安定さがまとめて修正されます。勝手に止まってしまう問題を根本から解消しやすく、最新機能やセキュリティも手に入るため、朝の目覚めがずっと安心になります。
アップデートはWi-Fi環境と電源に繋いだ状態で実行するとスムーズです。事前にバックアップを取れば、万が一のトラブルにも慌てずに済むのでおすすめです。
①設定アプリで一般をタップ
ホーム画面の灰色の歯車アイコン「設定」をタップします。表示されたメニュー一覧から一般を見つけてタップしてください。
②ソフトウェアアップデートを選択
「一般」画面を開いたら、一番上にある「ソフトウェアアップデート」をタップします。
表示された画面で「ダウンロードしてインストール」があれば、アップデートを開始できます。
Wi-Fiへの接続とバッテリー残量50%以上がないとアップデートが開始できないことがあるのでご注意ください
③最新バージョンがあればダウンロードしてインストール
最新のiOSにアップデートすると、アラームの不安定さがなくなることがあります。さっそくダウンロードとインストールをしてみましょう。
ホーム画面から設定をタップします。
設定画面で一般を開き、続けてソフトウェア・アップデートをタップします。
利用可能なアップデートが表示されたら今すぐインストールをタップ。画面の案内に従ってダウンロードとインストールを進めます。
Wi-Fi接続かつバッテリー残量が50%以上あると安心してアップデートできます。
再起動でメモリをリフレッシュする

再起動はiPhoneの一時的なメモリをまるごとリフレッシュしてくれる魔法みたいな手段です。バックグラウンドで動き続けている小さなプロセスや、気づかないうちに残ってしまったキャッシュをいっきにクリアしてくれるので、アラームが途中で止まってしまうモヤモヤをすっきり解消できます。設定をいじらずにすぐ試せる手軽さも魅力です。
プログラマーならではのアドバイスとして、週に一度くらい再起動の習慣をつけるとシステム全体が快調に保たれます。特に就寝前にサイレントモードの設定を確認したあとで再起動しておくと、翌朝のアラームがしっかり鳴って頼りになります。
①サイドボタンと音量上ボタンを長押し
iPhoneの右側にあるサイドボタンと左側上部にある音量上ボタンを同時に押し続けてください。
指を離さずにそのまま待つことで、再起動操作の準備に入ります。
画面に表示される電源オフ用のスライダーを確認したら、すぐにボタンから手を離してください。
この操作でiPhoneがスムーズに再起動モードに切り替わります。
②スライドで電源オフを実行
サイドボタン(またはトップボタン)と音量ボタンを同時に押し続けると、画面に〈電源オフ〉スライダーが表示されます。スライダーの丸い部分を端から端までゆっくり指で右へスライドさせると、画面が消えてiPhoneの電源がオフになります。
もしスライダーが動きにくいと感じたら、上下に少し動いていないかチェックしてみてください。水平に滑らせるとスムーズにオフにできます。
③完全に切れたらサイドボタン長押しで起動
画面が真っ黒で完全に切れている場合は、右側にあるサイドボタンをAppleロゴが出るまでしっかり押し続けてください。
反応がないときはバッテリーがほぼ空の可能性がありますので、ライトニングケーブルをつないで数分充電してから再度サイドボタンを長押ししてみましょう。
充電直後は内部でシステムが初期化処理を行うため、そのまま長押ししても起動までに時間がかかることがあります。
アラームがもっと便利になる応用ワザ

アラーム基本の使いかたをマスターしたら、さらにちょっと工夫して毎朝をもっとハッピーにしてみませんか?iPhoneならではの機能を活用すると、眠たい朝がスムーズに変わりますよ。
応用ワザ | 活用シーン |
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Siriショートカットで自動セット | 「出勤」「休日」など条件に合わせてアラームを自動で切り替え |
HomeKitと連携して照明ON | アラームと同時に寝室のライトがゆっくり点灯して目覚めをサポート |
睡眠アプリとスリープタイマー併用 | お気に入りのヒーリング音楽を指定時間後に止め、すっきり目覚め |
ショートカットアプリで曜日ごとに自動セット

ショートカットアプリを使って曜日ごとにアラームを自動でセットする仕組みです。毎週同じ時間に確実に起床準備ができるように、アラームの入れ忘れやうっかり停止を防げます。
- 曜日ごとに条件分岐を設定し柔軟なアラーム管理
- 一度作成すれば毎週自動で繰り返し実行
- バックグラウンドから確実に動作し手動操作を減らす
プログラマー的には、時間帯変更や特定日の除外などもスクリプト感覚でカスタマイズできるので、細かいスケジュールに合わせて無敵のアラームを作り込めます。
ショートカットアプリで個別オートメーションを作成
ホーム画面からショートカットアプリをタップして開きます。
画面下部の「オートメーション」を選び、右上の➕マークから「個人用オートメーションを作成」をタップします。
「時間」を選び、アラームが鳴る時刻に合わせます。繰り返し設定や曜日もここで指定できます。
「アクションを追加」をタップして、まずフォーカスをオフ、次に音量を最大に設定するアクションを入れます。その後、「サウンドを再生」で好みの音を選べば完了です。
最後に「実行の前に尋ねる」をオフにして完了をタップします。これで指定した時刻に自動で動くようになります。
時間到達時にアラームを追加するアクションを選ぶ
「アクションを追加」をタップして、新しい操作を追加できる画面を開きます。
検索バーに「アラーム」と入力し、リストからアラームを設定を選択します。
確認をオフにして完全自動化
ショートカットで作成したアラーム操作は「実行前に尋ねる」がオンだと毎回確認画面が出てしまいます。ここをオフにすると、何もしなくても完全に自動で動くようになります。
ホーム画面からショートカットアプリを起動して、「オートメーション」をタップします。
リストからアラームを操作するオートメーションをタップして、詳細を表示します。
画面下にある「実行前に尋ねる」をタップしてスイッチをオフにします。
ポップアップが表示されたら「尋ねない」を選んで確定します。
注意点:オートメーションは一度だけテストして、意図どおりに動くか確かめてください。
ヘルスケアの睡眠スケジュールと連動させる

おやすみ時間の目覚ましをiPhone標準のヘルスケアと結びつけると、夜の画面通知が減ってぐっすり眠れますし、朝は設定した起床時間にしっかりアラームが鳴るようになります。ヘルスケアで「ベッドタイム」機能をオンにすれば、自動で「おやすみモード」になり、不要なアラーム停止や通知遮断がなくなるので、寝ぼけまなこのままアラームを止めてしまう心配が減ります。特に夜遅くまでスマホを使いがちな方や、朝の寝起きがどうしてもツラい方にぴったりです。
ヘルスケアアプリの睡眠設定を開く
ホーム画面でヘルスケアアプリ(白地に赤いハートのアイコン)をタップします。
画面下部の「ブラウズ」をタップして一覧から「睡眠」を選び、睡眠のダッシュボードを表示します。
ダッシュボード右上のプロフィールアイコンをタップし、「設定」を開いて「睡眠設定」を押します。
起床時刻と就寝準備を設定
Clockアプリを開いて「睡眠」タブをタップしてください。表示されたグラフで起床時刻をドラッグして、毎朝同じ時間にアラームが鳴るように設定します。
ついでに「就寝準備」をオンにしておくと、指定した時間の数分前から画面の明るさが落ちて通知がオフになるので、寝落ちしやすい夜も安心です。
プログラマーならではのコツとして、ショートカットアプリで「睡眠フォーカスをオフ→アラーム再生」の自動化を組むと、ほかのフォーカスによる割り込みを防げます。
睡眠中に通知をまとめて休ませる
ホーム画面の設定をタップして起動します。
リストからフォーカスを開き、睡眠をタップします。
「スケジュールを追加」をタップして、いつからいつまで通知をまとめるかを設定します。
「通知を許可」のリストでアラームアプリだけオンにし、ほかはオフにすると集中して眠れます。
Bluetoothスピーカーで大音量アラームにする

Bluetoothスピーカーを接続するとiPhone本体よりずっと大きな音でアラームを鳴らせます。目覚ましの音量を最大にしても物足りないときや、寝返りで本体から離れても確実に聞き取りたいときにぴったりです。
一度ペアリングしておけば、アラームをセットするだけで自動的にスピーカーから大音量アラームが再生されるので、操作もとてもかんたんにできます。
設定アプリのBluetoothでスピーカーを接続
ホーム画面の歯車アイコンをタップして、設定アプリを起動します。
設定画面でBluetoothを選んでスイッチをタップし、緑色に切り替えます。
ペアリング済みのスピーカーが一覧に出たら名前をタップして接続します。初めてならスピーカーのペアリングモードを有効にしてからリストに表示されるのを待ちます。
時計アプリのサウンドから接続先を選ぶ
アラームの音がBluetoothイヤホンや外部スピーカーに飛ぶと、本体のスピーカーから音が聞こえず、止まったと勘違いしやすいです。そこで時計アプリから音の送り先をiPhoneスピーカーに指定してみましょう。
時計アプリを起動して「アラーム」タブをタップし、編集したいアラームの「編集」を選びます。次にサウンドをタップしましょう。
サウンド選択画面右上のAirPlayアイコンをタップし、一覧からiPhoneを選びます。これでアラーム音が本体スピーカーから再生されます。
スピーカーの音量を事前に調整
手順を始める前に、アラーム音を鳴らすスピーカーの音量をしっかりチェックしましょう。毎朝の安心感がグッとアップします。
画面右上から下へスワイプしてコントロールセンターを開き、音量スライダーをつまんで上方向へ引き上げます。ほぼ最上部になるまで調整してください。
「設定>サウンドと触覚」へ進み、「着信スイッチと通知音量を変更」をオフにします。その上で「着信/通知音量」スライダーをお好みの大きさに調整してください。
よくある質問

- アラームが勝手に途中で止まるのはなぜですか?
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通知設定が「おやすみモード」や「集中モード」にかかっていると 着信音の扱いが後回しになり がちです。実際に端末を触らずに放置していると サイレント扱いになって止まった経験があるので 通知センターとサウンド設定をチェックすると安心です。
- バックグラウンドでアプリを閉じるとアラームに影響しますか?
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バックグラウンドで強制終了したアプリが多いと システム負荷が減るぶん 一時的に通知優先度が下がる場合があります。自分も寝る前に多数のアプリを消してから アラームが鳴らなかったことがあるので 必要なアプリはバックグラウンドに残すようにしています。
- iOSをアップデートしたらアラームの動作がおかしくなった
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アップデート直後は 設定がリセットされたり システムバグが残ったりすることがあります。実体験では 目覚ましが数分ずれて止まったことがあったので アラームをいったんオフ→再設定すると 無事に復活しました。
- 音量を最大にしてもアラームが小さく感じる
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本体の音量とアラームの音量は別ものなので コントロールセンターを開いてベルアイコンのスライダーを上げる必要があります。朝にうっかり着信音だけ上げる癖がついていたため 気づきにくかった経験があります。
- 他に試せる対処方法はありますか?
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端末の再起動や 設定から「時計」アプリの通知を一度オフ→オンに戻すのが意外と効きます。プログラマー目線だと システムキャッシュのクリア扱いになるので リセット後に正常に鳴ったケースがありました。
スヌーズが一回で切れるのはなぜ?
アラームが鳴るたびに「スヌーズ」ボタンをタップしたのに、次のアラームがすぐ止まってしまってガッカリした経験はありませんか。
iPhoneのスヌーズは選んだ着信音(アラーム音)をもう一度再生する仕組みになっています。そのため再生時間が30秒未満のカスタム音源を使うと、一度再生が終わったタイミングで音が止まり、そのまま次のスヌーズが音なしになることがあります。
特に自分で編集した短い着信音や、合成音声のファイルをアラームに設定するとこの現象が起こりやすいです。まずは30秒以上の長さがある標準のアラーム音に替えてみると、スヌーズが期待どおり何度も鳴るようになります。
マナーモードでもアラームは鳴る?
スマホ歴10年以上の経験からすると、サイレントスイッチ(マナーモード)にしても純正アラームは必ず鳴動します。
アラームはシステム側で優先的に扱われ、着信音や通知音とは別で動くためです。ただし、サードパーティ製の目覚ましアプリは集中モードの設定次第で音が抑えられる場合があるので設定画面を一度確認しておくと安心です。
寝落ちしてバッテリーが切れたらアラームは?
バッテリーが0%になるとiPhoneは電源オフになってアラームも止まってしまいます。寝落ちしそうな夜は、充電切れで起きられないリスクがあることをまず知っておきましょう。
- 枕元に充電ケーブルを常備:就寝前に必ず挿しておくと寝落ちしても安心
- モバイルバッテリーを活用:コンセントが遠い場合でも給電を続けられる
- Apple Watchのアラームを設定:iPhoneがオフでも腕時計なら振動で起きられる
プログラマー的な小技としては、ケーブルを長め(2m前後)にしておくとベッド周りでスマホ操作もラクになります。寝ぼけてケーブルを引っかけても外れにくくなるのでおすすめです。
音量が最大でも音が小さい気がするのは?
アラームの音量を最大にしても小さく感じるときは、iPhoneの設定とスピーカーの状態を見直すと効果的です。設定だけでなくハード面も確認して、しっかり鳴らせるように整えましょう。
- サウンド設定:設定>サウンドと触覚で、音量制限や着信/通知音量とのバランスを確認
- 集中モード:マナーモードやおやすみモードがアラームに影響していないかチェック
- 低電力モード:バッテリー残量節約で音量が抑えられていないか設定を確認
- スピーカー清掃:スピーカーグリルの埃やゴミをやさしく取り除いて音の通りをよくする
標準アプリ以外のアラームを使ったほうがいい?
アラームが途中で止まってしまうのがどうしても心配な人には、サードパーティ製のアラームアプリを試す選択肢があります。
市販のアプリにはフェードイン機能や音量自動調整、さらにバックグラウンドでの繰り返し通知などがついていて、標準アプリよりも多彩に工夫されているものもあります。
ただし、最新のiOSでは省電力の影響でバックグラウンドが制限されやすく、必ずしも完璧に動作するわけではありません。ヘビーユースで寝坊が命取りになる状況には頼ってみる価値がありますが、日常的には標準アプリをきちんと設定するほうが安定感があります。
こんな人におすすめです。
- 音楽やポッドキャストと連携して好みのサウンドを流したい
- アラームごとに違う繰り返しパターンを細かく設定したい
- 標準アプリの通知では不安で、もうひと押しの工夫がほしい
まとめ

iPhoneのアラームが途中で止まるトラブルは、OSバージョンや設定、フォーカスモードなどちょっとした要因で起きます。ここまで紹介した手順で、最新OSへのアップデート、睡眠モードや集中モードの見直し、サウンド設定の確認、設定のリセットなどを順番に試すことで多くが解消します。
もし何度か試しても改善しない場合は、一度バックアップを取ってから初期化を検討すると安心です。快適な朝を迎えるために、ぜひ今お使いのiPhoneでチェックしてみてください。