iPhoneeの設定画面で電話番号を探すつもりが急いでいると見つからず焦った経験はありませんか。
ここでは長くiOSと付き合ってきたエンジニアの経験を踏まえ、操作画面のどこをタップすれば確実に自分の番号を確認できるかを細かく案内し、設定の奥にある表示名の調整ポイントも触れ、ついでに友達への共有や認証コード受け取りをスムーズにする小技も紹介します。
数分の操作で不安が消え、外出先でも安心して連絡先交換ができるようになります。さっそく手順を読み進め、覚えたコツを次の会話で試してみませんか。ちょっとした設定の確認だけで、機種変更後のSIM差し替え時にも慌てず済みます。
iPhoneで自分の電話番号を探すやさしい手順

iPhoneで自分の電話番号を探すとき、どこから始めたらいいか戸惑うことがありますよね。SIMカードを入れたばかりだったり設定をいじったりしていると、自分の番号がどこにあるのか見失いがちです。
ここでは、設定アプリ、連絡先アプリ、Siriを使った3つの方法を紹介します。さくっと試して、安心して電話をかけられるようにしてみましょう。
- 設定アプリからサッと確認:設定アプリを開き「電話」を選ぶだけで、自分の番号が表示されます。
- 連絡先アプリの自分のカードで確認:電話アプリの連絡先タブから一番上にある自分のカードをタップすると、登録されている番号が見られます。
- Siriに声で聞いてみる:Hey Siriを呼びかけ「私の番号は?」と尋ねると、番号を読み上げてくれます。
エンジニアのちょっとしたコツ電波やSIM情報が反映されないときは、機内モードをオン・オフすると設定を再読み込みしてくれます。
設定アプリから確認する方法

設定アプリから確認する方法は、iPhoneに慣れていない初心者でも迷わずできる定番ルートです。
ホーム画面から設定アプリを開いて「電話」を選ぶだけで、SIMカードに登録された番号がすぐに見つかります。オフラインでも使えるので、ネット環境を気にせず何度でもチェックできるのがうれしいポイントです。
SIMを入れ替えたあとに番号が表示されない場合は、一度機内モードをオンオフするとリフレッシュされやすいので試してみてください。プログラマー視点だと、設定画面はiOSが管理する最新版の情報をそのまま参照できる安心感があります。
①ホーム画面で設定を開く

ホーム画面にある歯車マークの設定アイコンを探してタップします。もし見当たらないときは、画面を右にスワイプしてAppライブラリを表示し、上部の検索バーに「設定」と入力するとすぐに見つかります。
②電話をタップする
ホーム画面にある緑色の受話器マークを見つけてタップしてください。もし見当たらない場合は、他の画面を左右にスワイプして探すか、画面中央を下にスワイプして検索で「電話」と入力するとすばやく見つかります。
アプリがフォルダにまとめられている場合は、フォルダを開いて同じ手順で探すと効率的です。よく使うものはドックに置いておくと、いつでも迷わずアクセスできます。
③自分の番号をやさしくチェック
ホームボタンを長押しするか、画面に向かって「Hey Siri」と話しかけてみましょう。
Siriに「私は誰?」と尋ねると、登録されているマイカード情報の中から電話番号を読み上げてくれます。
もしSiriがあなたの番号を教えてくれないときは、設定→Siriと検索→マイ情報から自分のカードを選んでおくと安心ですよ。
連絡先アプリで確認する方法

連絡先アプリを使う方法なら、自分のカードに登録してある情報をそのまま見られるから気軽にチェックできます。
電話アプリの「連絡先」タブを開き、いちばん上に出てくる自分のカードをタップすると、設定中の電話番号やメールアドレスが一覧で表示されます。iCloudで連携していれば、ほかのiPhoneやiPadにも同じ情報が反映されるので、複数端末で番号を確認したいときに役立ちます。
①電話アプリで連絡先タブを開く
ホーム画面で電話アプリをタップして起動します。画面下部にある連絡先アイコンを押すと、自分や家族、友人の情報がまとめて表示されます。
②自分のカードをタップする
「連絡先」画面のいちばん上にある自分の名前やアイコンが載っている枠を押してください。ここをタップすると自分の連絡先詳細がパッと開きます。
③番号欄をやさしく確認する
電話の設定画面にある自分の番号欄を探します。
ここに表示されている数字が、いま使っている電話番号です。
もし番号が表示されなかったり空欄だった場合は、SIMの読み込みに時間がかかっていることがあります。機内モードを一度オンにしてからオフにしてみると、番号が正しく表示されることがあります。
Siriに聞いて確認する方法

Siriに話しかけるだけで自分の電話番号をすぐに確認できます。画面をタップしなくてもいいので、両手がふさがっているときや、暗い場所でもかんたんにチェックできます。
例えば「Hey Siri 私の電話番号は?」と声をかけるだけで、Siriが登録されている番号を読み上げてくれます。数字がはっきり聞き取れるので、通知バーや設定画面を探す手間が省けます。
自宅でも外出先でも、ロック画面からSiriを呼び出せるように設定しておくとさらに便利です。設定アプリ>Siriと検索>ロック画面で「Siriを許可」をオンにしておくと、いざというときすぐ質問できます。
①HeySiriと呼びかける
ホーム画面やロック画面でiPhoneに向かってはっきり「HeySiri」と呼びかけます。周囲の音を減らすため少しマイク側を自分に向けると反応が良くなります。
②私は誰と話すか聞く
ホームボタンを長押しするか「Hey Siri」と呼びかけてSiriを起動します。
「私は誰?」と尋ねると、自分の連絡先カードに登録されている名前と電話番号を読み上げてくれます。
Siriが情報を読み上げないときは「設定>Siriと検索>自分の情報」が正しく自分の連絡先になっているか確かめてください。
③読み上げられた番号をメモする
読み上げられた電話番号を落ち着いて書き留めます。画面下のメモアプリを開いて新規メモを作成し、番号をペーストすると手間が減ります。番号がうまくコピーできないときはスクリーンショットを撮っておくと安心です。
番号がわかったら広がるちょっぴり便利な応用ワザ

番号がわかったらちょっぴり便利な応用ワザを活用してみましょう。スマホ操作に慣れてきたら、こんな使い方も楽しいですよ。
応用ワザ | どんなときに活躍? |
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自分の連絡先カードに写真を追加 | 名刺交換感覚で番号を見せたいときにアイコンが目を引く。 |
ショートカットでワンタップ発信 | よくかける相手への発信をすぐに始めたいときに便利。 |
QRコードで番号を送る | SNSやメールで簡単に番号をシェアしたいときに役立つ。 |
これらのテクニックを試すと、自分の番号をもっと気軽に、もっと楽しく扱えるようになります。
新しい友だちと連絡先を一瞬で交換

新しい友だちとサッと連絡先を交換したいときはAirDropが便利です。両者のiPhone同士を近づけてAirDropをオンにするだけで、自分の連絡先カードを一瞬で送れます。
連絡先アプリで自分のカードを開いて共有をタップしAirDropを選ぶだけなので、番号の入力ミスがなく安心です。プログラマー視点だと、iOSのバックグラウンド転送機能で高速かつ安全にやり取りできるのも嬉しいポイントです。
連絡先で自分のカードを共有する
電話アプリを起動して下の「連絡先」タブをタップすると、自分の名前で登録したカードが一番上に出てきます。
カードを選んだら画面を下へスクロールして共有アイコンをタップします。AirDropやメッセージを選べば相手に自分の連絡先情報をサッと渡せます。
共有前にWi-FiやBluetoothがオンになっているかチェックしておくとスムーズに送れます。
AirDropで番号入り名刺を送る
連絡先アプリを開いて自分のカードをタップし編集画面へ進みます。写真や氏名、電話番号が正しいか確認し、名刺として渡したい情報だけ残すと受け取る側に優しいです。
画面右上からコントロールセンターを開いてWi-FiとBluetoothをオンにします。AirDropをタップしてすべての人を選ぶと初めてでもつながりやすくなります。
連絡先カード画面の下部にある共有ボタンをタップしAirDropアイコンを選びます。シェアメニューはアイコンで見分けられるので迷いにくいです。
受信可能な相手のアイコンが表示されたらタップします。相手が承認すると自動で送信が完了し相手の連絡先に追加されます。
相手が連絡先アプリへ移動し自分のカードが追加されたか確認します。読み仮名やメモを補足すると後で検索しやすくなります。
相手のAirDrop受信設定が「連絡先のみ」だと見つからない場合があります。事前に「すべての人」にしてもらうとスムーズです。
二要素認証コードをスマートに受け取る

そんなときは、iPhoneの自動入力ワンタイムコード機能を活用するのがおすすめです。ログイン画面でSMSを受信するとキーボード上に認証コードの候補が表示されるので、コピペいらずで一発入力できます。
さらにメッセージアプリの不明な送信者をフィルタやメッセージ転送を組み合わせると、認証系メッセージだけをまとめてチェックできます。Macでは“メッセージ転送”をONにしておくと、パソコンからもコードが受け取れて外出先でも安心です。
設定で信頼できる番号に登録する
Apple IDの二段階認証で必要な認証コードをスムーズに受け取るために、自分の電話番号を信頼できる番号として登録してみましょう。
ホーム画面から設定アプリをタップして開きます。
設定の一番上にある自分の名前をタップし、表示されたメニューでパスワードとセキュリティを選びます。
「信頼できる電話番号を追加」をタップし、自分の電話番号を入力します。認証方法でSMSを選び、「次へ」を押すと入力した番号に検証コードが届くので、そのコードを入力して完了です。
SMSが受信できる状態で登録しましょう。キャリアの通信制限があると認証コードが届かない場合があります。
コードを自動入力してサクッと完了する
Safariで「QRコードジェネレーター」を開き、「vCard作成」モードに切り替えたうえで、電話番号だけを入力します。
生成されたQRコード画像を「写真」アプリに保存しておくと、あとで何度でも使えて便利です。
カメラアプリを起動してQRコードをかざすと、画面上部に「連絡先を追加」ボタンが出現します。
タップすると自分の電話番号が自動入力された連絡先カードが開くので、そのまま「保存」を選べば完了です。
LINEや各種アプリの登録をスムーズに済ませる

LINEや各種アプリの登録で電話番号入力を求められる場面は意外と多いけれど、自分の番号を確認してすぐにコピーできれば、手打ちによるミスや時間ロスをグッと減らせます。初めて登録するサービスでも慌てずに番号をペーストできると、スムーズに先へ進めてストレスフリーです。
- 連絡先カードから直接番号をコピーして入力ミスを防ぐ
- 自分のQRコードを表示して一括招待や登録が簡単
- AirDropで自分の連絡先を他端末にパッと共有
SMS認証を迷わず進める
メッセージアプリで送信元が認証用サービス名のSMSを探してください。数字6桁のコードが届いているはずです。
コードは長押しでコピーできます。設定画面へ戻り、入力欄をタップしてペーストすると打ち間違いを防げます。
認証コードが届かない場合は電波状況やSMS受信設定を確認し「再送信」をタップしてください。
プロフィールに番号をそっと追加する
ホーム画面から「連絡先」アプリをタップして起動します。
画面上部にある自分の名前とアイコンが表示された項目をタップします。
右上の「編集」をタップして情報の変更ができる状態にします。
項目を下にスクロールし「電話を追加」をタップします。
空欄に電話番号を入力し、隣のラベルをタップして「モバイル」を選びます。ラベルをきちんと設定すると、Siriやメッセージで自動認識されやすくなります。
右上の「完了」をタップするとプロフィールに番号が追加されます。
よくある質問

- 設定アプリで電話番号が表示されない
-
SIMカードが正しく挿入されているか確認してください。SIMを入れ直した後にiPhoneを再起動すると、キャリア設定のアップデートが走って番号が反映される場合があります。
- 連絡先アプリの「自分のカード」に番号が登録されていない
-
「電話」アプリの連絡先タブから自分のカードを開き、編集ボタンで番号を追加してみましょう。プログラマ視点では、連絡先データが空の場合は手動登録が一番確実です。
- Siriに「私は誰?」と聞いても番号を教えてくれない
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設定のSiriと検索で「連絡先へのアクセス」をオンにしておくと、自分の情報を読み上げてくれます。もしうまくいかない場合は、連絡先アプリで自分のカードに名前と番号が正しく設定されているかチェックしてみてください。
SIMなしでも電話番号は見られる?
SIMを外したままだとiPhoneは通信事業者から番号を読み取れないため、設定アプリの「電話」→「自分の番号」は空欄になります。
ただし「連絡先」アプリで自分のカードにあらかじめ番号を登録していれば、SIMなしでもそこを開くだけで確認可能です。メッセージやFaceTimeの設定に自分の番号が表示される場合もあるので合わせてチェックしてください。
番号が表示されないときはどうする?
iPhoneの「自分の番号」が空白だったり「なし」と表示されたりすると不安になりますよね。たいていは小さなズレが原因なので、ちょっとした確認でサクッと直ります。
- 設定アプリの電話画面を再チェック:番号が登録されているか確認
- iPhoneを再起動:システムの一時的なズレをリセット
- キャリア設定を更新:最新の通信設定を取り込む
- SIMカードの抜き差し:接触不良を改善
- それでも直らないとき:キャリアサポートに相談
Siriが番号を読み上げてくれない?
- Siriが番号を読み上げてくれない?
- Siriが番号を読み上げないときは、まず「設定」アプリを開いて「Siriと検索」に進んでください。そこで連絡先へのアクセス許可がオンになっているかを確認しましょう。オンになっていないと、Siriが自分のカード情報を読み取れません。それでも改善しないときは、「電話」アプリの「連絡先」タブから自分のカードを開き、電話番号に不要な+やハイフンが混ざっていないかチェックしてください。不要な文字を取り除いて登録を更新したら、もう一度「私は誰?」と尋ねると正しく番号を読み上げてくれるようになります。
家族のiPhoneでも同じ手順でいい?
家族のiPhoneでも同じ手順で問題なく電話番号を確認できます。ただし、SIMを入れ替えたばかりだったりeSIMを使っているときは、設定アプリの「モバイル通信」→「通信プラン」を確認するとスムーズに見つかります。
なお「連絡先」アプリで自分のカードが未設定だと番号が空欄になることがあります。その場合は設定アプリの「連絡先」→「自分のカードを選択」から自分の情報を登録しておくと、Siriに「私は誰?」と尋ねたときにも正しく読み上げてもらえます。
番号を非表示にしているか確かめたい?
- 番号を非表示にしているか確かめたい?
-
発信時に番号を隠しているか心配なときは設定アプリからサクッと確認しましょう。
- 設定アプリを開く:ホーム画面で歯車アイコンの設定アプリをタップ。
- 電話を選ぶ:リストから電話を探してタップ。
- 発信者番号通知:ここがオフなら番号非表示中。オンに切り替えると相手にあなたの番号が表示されます。
まとめ

iPhoneで自分の電話番号は、設定アプリの「電話」→「自分の番号」や電話アプリの「連絡先」→自分のカードでかんたんに確認できます。また「Hey Siri、私の電話番号は?」と聞くだけで必要なときにすぐ呼び出せます。
プログラマーならではのワザとして、ショートカットアプリで「電話番号を表示」する自作ショートカットを作っておくと、毎回の操作がワンタップで完了します。これで初めてでも迷わずサクッと確認できるようになります。
どの方法も数タップで完了するので、ぜひ試してみてください。自分に合ったやり方を見つけて、iPhoneライフをもっと楽しくスムーズに過ごしましょう。