iPhone下取りをお願いしたいけれど、うっかり画面割れがあると査定がどうなるのか不安ではありませんか？
この記事では、十年以上の開発経験で培った知識を生かし、損をしない下準備のコツから配送キットの梱包まで、実際に行った手順を丁寧にまとめています。修理するかそのまま出すかを判断できる費用早見表や、故障端末をテスト機に変える工夫も加え、限られた時間でも迷わず動ける内容です。
読み終えたあとは、自分の端末がいくらで引き取られ、どの方法がお得かをすぐに判断できますので、安心できる準備を始めて次のiPhoneへ気持ちよく乗り換えてください。
画面割れのiPhoneを下取りに出すやさしい準備ステップ
画面がヒビ割れているときでも、サクッと下取りに出せるように、まずは準備段階の全体像をつかんでおきましょう。
- データをまるごとバックアップ：iCloudかパソコンで写真やアプリ設定を保存しておきます。
- 画面割れの状態をチェック：ひび割れ具合やタッチ操作の反応をカメラで記録しておきます。
- クリーニング＆初期化：柔らかい布で汚れを拭き取り、設定から端末をリセットして個人情報を消します。
- 下取り申し込み：キャリアまたはApple公式サイトのフォームで必要事項を入力して手続きを進めます。
バックアップ完了前に初期化するとデータが戻せなくなるので要注意です。
Apple公式下取りを使うときの流れ
Apple公式の下取りなら、信頼度が高くて初めてでも安心です。オンラインでサクッと手続きを進められますし、送料や査定料はかかりません。
- オンライン申込の手軽さ：Appleのサイトで機種や状態を選ぶだけ
- 無料の配送キット：発送用の箱とラベルが自宅に届く
- 公正な査定：Apple純正の基準でチェックされるから安心
- Apple Storeクレジット：下取り額は次の買い物にすぐ使える
この流れなら、画面割れがあっても規定内のダメージとして扱ってくれます。プログラマー視点でいえば、公式のフローに沿うことで余計なトラブルが減り、結果的に時間も節約できます。
①iCloudで最新バックアップを作る
まずは電源ケーブルをつないで充電しながら、安定したWi-Fiネットワークに接続してください。
ホーム画面から設定を開き、画面上部のユーザー名をタップします。
「iCloud」を選び、その中の「iCloudバックアップ」をタップしてください。
「今すぐバックアップを作成」をタップすると、最新のデータがiCloudに保存されます。完了まで数分かかることがあります。
iCloudの空き容量が足りないとバックアップに失敗することがあります。
②設定アプリで探すをオフにする
ホーム画面にある歯車アイコンの「設定」をタップして開きます。
画面上部に表示されている自分の名前をタップし、Apple IDの設定画面を表示します。
「探す」をタップし、「iPhoneを探す」をオフにします。スイッチがグレーになればオフ完了です。
オフにする際に求められるApple IDのパスワードを正しく入力し、「オフにする」をタップします。
Apple IDのパスワードを忘れると切り替えできないので、あらかじめメモやパスワード管理アプリで確認しておきましょう。
③設定アプリで全データを消去する
ホーム画面から歯車のアイコンをタップして設定アプリを起動します。
「一般」を選んで画面を下にスクロールし、「転送またはリセット」をタップします。
「すべてのコンテンツと設定を消去」を選び、画面の案内に従ってパスコードとApple IDパスワードを入力します。
消去後はデータを復元できないので、あらかじめバックアップの完了を確認してください。
④AppleStoreアプリで見積もりを確認する
最新のiOS11以降を搭載したiPhoneなら、ホーム画面からApple Storeアプリを探してタップしてください。安定したWi-Fiにつないでおくと読み込みが速くなります。
画面右上の人型アイコンをタップしてアカウント画面を表示し、表示されたメニューから下取りプログラムを選んでください。サインイン済みでない場合はApple IDとパスワードを入力します。
下取り対象のモデルをリストから選び、画面割れやバッテリー状態など質問に応えていくと、すぐに見積もり金額が表示されます。この金額をメモして、次の下取り手続きに備えましょう。
画面割れの有無やバッテリーの健康度は正直に回答してください。誤りがあると実際の下取り額とずれが生じることがあります。
⑤配送キットを申し込む
キャリアやAppleの下取りページにアクセスし、先ほど確認した下取りプランを選びます。
配送キットの申し込み画面で、お届け先住所と連絡先を正確に入力してください。
内容を確認したら「送信」ボタンをタップします。数分後に確認メールが届くので、メール内のリンクで申し込み状況をチェックできます。
キット到着まで数日かかるので、発送前にiPhoneの中身をちゃんとバックアップしておくと安心です。
⑥キットが届いたら梱包して送る
到着したキットに入っているプチプチやエアパッキンを本体に巻きつけます。画面が向く面には保護シートも重ねておくと、より安心です。
ケーブルやアダプタなど、一緒に渡す付属品を箱に入れます。忘れ物がないよう、出す前にリストでチェックすると便利です。
キットに入っている配送伝票を外箱にしっかり貼り、最寄りの郵便局やコンビニへ持ち込むか、集荷依頼をします。受け取り日をメモしておくと安心です。
箱の角や底にヘコミがないか、配送前にかならず確認しましょう。
キャリアの下取りサービスを使うときの流れ
キャリアが用意している下取りサービスは、申込から回収までをまとめてサポートしてくれる心強い存在です。店頭でもオンラインでも申し込めて、段ボールや送り状を用意してくれるので、手間をぐっと減らせます。
- 申し込みがスムーズ：キャリアの会員ページやアプリから、iPhoneの機種選択と状態を入力するだけで完了。
- 梱包キットが届く：全国どこでも送料無料で回収用キットが届き、画面割れでもそのまま送れる。
- 査定後はポイント還元：査定額は買い替え時の割引やポイントに変わり、手元に現金がなくても新機種購入に使いやすい。
- 店頭なら即時受付：急ぎの人にはショップ持ち込みも便利で、その場で下取り額が確認できる。
プログラマー視点のちょっとしたコツとしては、送る前に「設定→一般→情報」画面をスクショしておくことです。これでバッテリー状態やモデル識別番号をスタッフにすぐ見せられて、査定がスムーズになります。
①iCloudで最新バックアップを作る
iCloudバックアップはWi-Fi接続が必須なので、自宅や職場の安定したネットワークに接続しましょう。バッテリー残量が50％未満なら充電器につないだまま行うと安心です。
設定アプリの一番上をタップ→iCloud→ストレージ管理で、バックアップに十分な空き容量があるか確認しましょう。足りない場合は不要なデータを整理するか、プランをアップグレードしてください。
設定→Apple ID→iCloud→iCloudバックアップを選び、「今すぐバックアップを作成」をタップします。進行状況が100％になるまでそのまま待ちましょう。
バックアップ中は他の大きなファイル転送やOSアップデートを避け、通信が安定した状態を保ってください。
②設定アプリで探すをオフにする
ホーム画面から設定アプリを開きます。
最上部にある自分の名前をタップし、「探す」を選択します。
「iPhoneを探す」のスイッチをタップしてオフにします。
AppleIDのパスワード入力を求められたら入力して、確認をタップして完了です。
③店舗かオンラインで下取り申し込みをする
店舗に画面割れのiPhoneと運転免許証やマイナンバーカードを持って行きます。
店員さんに下取りしたいことを伝え、画面割れの状態を一緒に確認してもらいます。
提示された査定額に問題なければ同意書にサインし、端末をスタッフに手渡して完了です。
公式WebサイトのTrade Inページへアクセスし、機種や画面割れの有無など質問に答えます。
下取り額が表示されたら申込み手続きを進め、配送キットか返品用ラベルを選んで注文します。
キットが届いたらiPhoneを初期化し、付属品と一緒に梱包して指定の方法で発送します。
オンラインは発送後の検品で査定額が変わることがあるので注意してください。
④スタッフの案内に沿って初期化する
スタッフが身分確認や端末チェックの流れをやさしく説明してくれます。画面のパスコード入力やApple IDサインアウトのサポートがあるので、緊張せずに進めましょう。
スタッフが最新OSの画面で「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。消去中は進行バーが表示されるので、そのまま数分待ってください。
バッテリー残量が少ないと途中で止まる場合があります。電源につないだ状態で案内を受けましょう。
⑤渡された封筒に入れて発送する
受け取った専用封筒を平らな机に置きます。クッション材で包んだiPhone本体と同封可能なケーブルや付属品を一緒に入れましょう。封筒のシール部をしっかり閉じて、バーコード部分に折れやヨレがないか確認します。軽く振って中身が動かないことを確かめたら、ポスト投函または集荷依頼で発送完了です。
下取り準備が終わったあとに広がるおトクな応用ワザ
画面割れのお手持ちiPhoneを下取りに出す準備が整ったら、ちょっとした工夫でおトク度をさらに高める応用ワザがいくつも待っています。それぞれにプログラマー視点のコツを添えてお届けしますので、気になるワザからぜひ試してみてくださいね。
| 応用ワザ | 役立つポイント |
|---|---|
| キャリア乗り換えタイミングを狙う | キャンペーン適用で下取り額を最大化できる |
| アクセサリとまとめ売り | ケースやケーブルも一緒に査定し総額アップを狙える |
| オンライン査定と店舗査定の組み合わせ | 事前見積もりで時間を節約しつつ、交渉材料に活用できる |
| バックアップ自動化 | 次回以降の下取り準備を驚くほどスムーズにする |
| ポイントサイト経由＆クーポン活用 | 普段の支払いから下取りまでお得度を底上げできる |
どのワザもそれぞれ特徴が違うので、ライフスタイルや手間に合わせて組み合わせるとさらに効果的です。自分好みの応用テクニックで、下取りをもっと楽しく賢く進めてみてください。
自分で画面を交換してから下取り額をアップする
画面がバキバキだと下取り額がぐんと下がるけど、自分で新品画面に交換すれば“画面良好”扱いになって大幅にアップできるよ。
必要なのはiPhone専用交換キットと精密ドライバーだけ。古い画面をゆっくりはずして新しい画面とコネクターをつなぎ直す手順はそれほどむずかしくないよ。ケーブルは無理に引っ張らず、コネクターをていねいに真上に抜くのがエンジニア流のコツだよ。
交換後は必ず電源を入れてタッチ操作や顔認証をチェックすると安心だよ。小さなネジをなくさないように磁気トレイを使ったり、作業中は防静電リストバンドをつけると慌てずに進められるからおすすめだよ。
必要な工具をネットで注文する
使っているiPhoneのモデル番号を設定＞一般＞情報で確認してから、分解時に必要な「精密ドライバー」「吸盤」「ピック」などをピックアップしましょう。
Amazonや楽天市場の評価を参考に、レビュー件数が多く☆4以上のストアを選びましょう。プログラマーの経験から、発送元を国内に絞ると到着が速いです。
リスト化した工具を一つずつカートに入れ、クーポンやポイントを活用してお得に購入しましょう。ブラウザの自動入力機能を使うと住所入力がスムーズです。
購入後はマイページで配送状況を定期確認しましょう。到着予定日に工具が揃うと、スムーズに修理準備が進みます。
工具は精度が命なのでセット販売品を選ぶと、バラつきなく安心です。
公式マニュアルを見ながら画面をゆっくり取り外す
公式マニュアルを手元に置きながら、丁寧に画面を取り外していきます。細かな手順が図解で示されているので、ひとつずつ画面のねじやフレキシブルケーブルを確認しながら進めると安心です。
AppleサポートのサイトからiPhoneモデルに合った画面取り外し手順を開きます。画面のネジ位置やフレキケーブル接続箇所をしっかり確認しましょう。
ペンタローブ（星形）ドライバーで底部のネジを外します。専用吸盤を画面下部に付けて、ゆっくり引き上げるとフレームと画面のすき間がわかりやすくなります。
マニュアルの図と照らし合わせながら、画面裏のフレキシブルケーブルコネクタカバーを外します。プラスチック製のヘラを使うとケーブルに傷をつけにくいです。
ネジはサイズや長さが微妙に違うので、外した位置がわかるように順番に並べておくと組み立てがスムーズになります。
新しい画面を取り付けて動作を確認する
電源を切ったiPhoneを平らな面に置き、画面パーツのコネクタを本体のソケットにまっすぐ合わせて軽く押し込みます。均等に力をかけて、カチッと音がするまで優しく差し込んでください。
全てのコネクタを接続後に電源ボタンを長押しして起動します。画面が正常に表示されるか、タッチ操作とFace ID（顔認証）が問題なく動くかを確かめましょう。
埃や破片が残っているとコネクタ接触不良の原因になります
下取りより高く売りたいときはフリマアプリを活用
フリマアプリなら下取りの一律査定では見落とされがちなキズの少なさやカラーの人気を、自分の言葉でしっかり伝えられます。写真を工夫すれば実物の魅力がグッとアップして、思いがけず高額で売れることもあります。取引相手とのやりとりを楽しみながら「自分だけの価格設定」を試せるのも魅力です。少し手間はかかりますが、そのぶん手元に残るお金は下取りよりずっと多くなるはずです。
相場をアプリで調べて価格を決める
AppStoreから下取り相場を調べるアプリをインストールして起動します。モデルごとに評価額が一覧で確認できるので便利です。
機種、ストレージ容量、画面割れの有無や傷の程度を選択します。割れのランクを細かく設定すると、より精度の高い相場が出ます。
複数のサービスが出す金額を比べて、最高額を狙いつつも現実的な価格を決めます。迷ったら過去データもチェックしてみましょう。
傷のアップ写真を撮り状態を説明する
明るい窓際やデスクライトの下に移動して、無地の背景（白い紙や布）を用意します。カメラレンズに指紋やホコリがないかチェックし、クリーニングクロスで優しく拭いてください。
カメラをスクラッチに近づけ、画面の傷にフォーカスを合わせます。iPhoneのマクロ対応機種なら自動でピントが合うので、ゆっくり動かしながら微調整してください。複数の角度から撮影すると状態が伝わりやすくなります。
撮影した写真に「傷位置1」「傷位置2」などのファイル名を付けて整理します。それぞれの写真に対して「右上角に小さな線状キズ」「中央近くに複数の細かな擦り傷」といった説明をテキストにまとめると業者に伝わりやすくなります。
傷の全体像だけでなく、深さや長さがわかるアップ写真を用意すると、下取り価格の評価がスムーズになります。
発送通知と評価で取引を完了する
発送が完了したらメルカリアプリの取引画面を開いて発送通知をタップしてください。配送方法と追跡番号を入力すると相手に連絡が届きます。
相手が商品を受け取ったら取引画面で受取評価を行いましょう。感謝の気持ちをこめたコメントを添えると印象アップです。
追跡番号はコピーしておくと入力ミスが防げて安心です。
壊れたiPhoneを開発用テスト機として再利用
壊れたiPhoneは画面割れでも動く機能が多いので、ちょっとした試作アプリの動作確認や操作テストにうってつけです。日常使いの端末を危険にさらさずにコストをかけずに実機テストが可能になるのが大きな魅力です。
実際にタッチの反応チェックやカメラ撮影、センサー動作の確認などを繰り返し行っても気軽に扱えます。画面の一部が押しづらいおかげで、狙ったエリアだけをピンポイントでテストするくせが身につき、結果的に開発効率もアップしました。
Xcodeで開発用デバイスとして登録する
USBケーブルでiPhoneをMacに接続します。初回はiPhone側に「このコンピュータを信頼」が表示されるのでタップして許可してください。
MacでXcodeを起動し、メニューバーからウインドウ→デバイスとシミュレータを選びます。
表示されたデバイス一覧で接続中のiPhoneをクリックし、右下の「デバイスとして登録」を押します。Apple IDでのサインインが求められたら登録済みの開発者アカウント情報を入力しましょう。
登録完了後はデバイス名の横に「登録済み」と出ます。これでXcodeから直接ビルドしたり、動作確認をしたりできるようになります。
ベータ版iOSを入れて新機能を試す
新機能をいち早く触ってみたいときはベータ版iOSへのアップデートが便利です。何度も試してきた経験から言うと、正しい手順で進めれば初めてでも安心して新機能にワクワクできます。
なお、ベータ版は不安定な場合があります。事前にiCloudやパソコンにバックアップをとってから進めてください。
SafariからApple Beta Software Programのサイトにアクセスし、Apple IDでサインインします。利用規約を読んで同意するとプロファイルのダウンロードリンクが表示されます。
設定アプリを開き、画面上部にある「プロファイルがダウンロード済み」をタップします。画面の指示に従ってインストールし、デバイスを再起動してください。
再起動後、設定＞一般＞ソフトウェア・アップデートを開くとベータ版が検出されます。Wi-Fiに接続し、バッテリー残量が50%以上あることを確認してから「ダウンロードしてインストール」をタップしてください。
ベータ版は予期せぬ不具合でデータが消えるケースもあるため、必ずバックアップを忘れずに。
社内テストやUI検証に活用する
LightningケーブルでiPhoneをMacに接続し、Mac側でXcodeを起動してください。
Xcodeの「デバイスとシミュレータ」から接続済みの端末を認識できることを確認します。
QuickTimePlayerを開き「新規ムービー収録」を選択してカメラをiPhoneに切り替えます。
録画ボタンを押すとiPhone画面の動作がそのまま記録できます。テスト操作はゆっくり行いましょう。
Xcodeのコンソールでアプリの動作ログを確認します。タップ位置のずれやUI崩れをチェックしましょう。
壊れた部分はAssistiveTouch(アシスティブタッチ)で操作領域をカスタマイズすると便利です。
画面が割れているとタッチ位置がずれることがあります。テスト中に気になる場合は、画面拡大設定やスタイラスペンを活用して操作ミスを減らしてください。
よくある質問
画面が割れていても下取りに出せますか？
- 画面が割れていても下取りに出せますか？
はい、出せますが割れの程度で査定額が変わります。電源が入って操作できる状態なら安心して送って大丈夫です。ただし大きなひび割れやタッチ不良があると減額が大きくなるので注意しましょう。
画面割れの査定額はどれくらい下がりますか？
- 画面割れの査定額はどれくらい下がりますか？
モデルや割れ具合によりますが、軽度のひび割れなら数千円程度、重度だと数万円単位で下がることもあります。特に新しい機種ほど減額幅が大きい傾向があります。
修理せずそのまま送っても問題ないですか？
- 修理せずそのまま送っても問題ないですか？
はい、そのまま下取りに出すことはできます。ただし修理代と減額額を比べておくと安心です。小さなひびなら減額額が修理費を上回ることもあるので、事前に見積もりを取るのがおすすめです。
画面がバキバキでも下取り額はつく？
画面がバキバキだと「本当に値段つくのかな？」と不安になりますね。でも画面割れだけで下取り対象外になることはほとんどありません。
各下取りサービスでは本体の状態を総合的に見て、割れがある分だけ減額をします。ただし修理費を払って直してから出すよりも、割れたまま下取りに出した方が手間もお財布にも優しい場合が多いです。
- 修理しなくてもOK：割れたまま査定を受けられるので修理費不要
- オンラインで簡単査定：画面写真を送るだけでだいたいの下取り額がわかる
- 複数業者で比較可能：少しでも高い額を提示したところを選べる
下取り前に修理すると本当に得なの？
画面が割れたままだと下取りの査定額が思ったより下がってしまうこともありますが、修理してから出すと査定アップが狙えます。
- 査定額アップ：きれいな画面で提出すると数千円から1万円以上プラスになる場合があります。
- Face IDも安心：純正パーツで修理すればセンサー周りのトラブルも防げて、下取り時のチェックをスムーズにパスできます。
- 修理費用とのバランス：修理代が下取り額を上回るケースもあるので、事前に見積もりを取ってから判断すると安心です。
ひび割れが小さくて修理代が控えめなら、きれいにしてから出すのが得策です。大きな損傷で修理が高額になるときは、そのまま下取りに出す選択肢も考えてみてください。
データを消したあとでも探すがオフにならないときは？
iPhoneを初期化したあとに「探す」がオフになっていない場合は、端末の設定画面へアクセスできないトラブルが考えられます。画面が割れて操作できないときにはパソコンやほかのスマホからiCloud.comへアクセスして、端末をアカウントから削除する方法が便利です。
この方法なら画面操作の不具合に左右されずに「探す」をオフにできます。iCloud上でリモート操作するので、割れた画面でも設定変更が完了するのが魅力です。
事前にApple IDとパスワード、それに2段階認証用の確認コードを準備してください。取得済みの端末リストが反映されないときはブラウザのキャッシュをクリアしてみるのがおすすめです。
下取りキットが届かないときはどうすればいい？
下取りキットが届かないときでもあわてる必要はありません。発送状況を把握したり連絡先をチェックしたりすると、スムーズに手続きが再開できます。
- 配送状況をチェック：メールに記載された伝票番号で配送会社のサイトを確認しましょう。
- アドレス確認：登録した郵送先住所に誤りがないかマイページで再確認しましょう。
- サポートに連絡：電話やチャットでサポートに状況を伝えて、キットの再送を依頼しましょう。
エンジニアのワンポイント：追跡用伝票番号はマイページの「注文履歴」からコピーできるので、問い合わせの際に入力ミスを防げます。
バックアップが取れないほど壊れている場合は？
画面がひどく割れてタッチ操作がまったく反応しないと、いつものバックアップができなくなってしまいます。
そんなときに役立つ方法は大きく分けて二つあります。
- Apple正規サービスプロバイダで画面交換後にバックアップ：画面だけ新しい部品に交換してもらい、そのままiTunesやFinderでデータを吸い出せます。費用はかかりますが、iOSの暗号化や認証をクリアできる安心感が魅力です。
- データ復旧専門業者に依頼：修理せずに内部のメモリから直接データを抽出してくれます。プログラマーの経験から言うと、iOSのファイル暗号化を正しく処理できる業者を選ぶとトラブルが少ないです。
まとめ
画面割れのiPhoneでも、まずは大切なデータをiCloudやパソコンにバックアップしておきましょう。
次に、ケースやフィルムを外してからApple IDのサインアウトやネットワーク設定のリセットを行い、下取り業者のオンライン査定で見積もりを取ります。
見積もりに納得できたら、専用梱包キットでしっかり梱包して発送すれば手続き完了です。画面割れでもスムーズに新しいiPhoneを迎え入れましょう。