iPhoneで撮った写真を4枚を1枚にまとめたいのに、うまく並べられず困っていませんか?
プログラミングで磨いた操作のコツを交え、標準アプリと無料ツールだけで合成する安全な手順を細かく示します。タップする場所と順番を画像付きで示すので、時間も画質も無駄にしません。
最後まで読めば、数分後にはコラージュが完成し、SNSやアルバムづくりがすぐ始められます。端末を手に取り、一緒に楽しい合成の第一歩へ進みましょう。
iPhoneで写真4枚を1枚にするやさしい手順

iPhoneで撮った写真を4枚まとめた1枚の画像にしたい場面、友だちとの思い出やSNS投稿にぴったりです。ただ、それぞれの方法には得意なところがあって、どれを選ぶか迷いますよね。
- 標準「写真」アプリのマークアップ機能:追加したい4枚を選んで配置を微調整しやすいです。
- ショートカットアプリで自動生成:ワンタップで決まったサイズ&レイアウトにまとめられます。
- サードパーティ製コラージュアプリ:フレームや背景を自由に選んでプロっぽく仕上げられます。
- メッセージやSNSのコラージュ機能:チャット画面からすぐに合成してそのまま共有できます。
どの方法にもメリットがあるので、用途や慣れに合わせて選ぶと安心です。このあと、それぞれの手順をプログラマー視点のちょっとしたコツも交えて紹介します。
ショートカットで自動合成する方法

ショートカットを活用すると、写真を選ぶだけで瞬時に4枚を1枚にまとめられます。面倒な枠線の作成や位置調整は不要で、好きなテンプレートを登録しておけばそのまま呼び出せるのが魅力です。
- ワンタップで合成:選んだ写真を自動でレイアウトしてくれるので手間ゼロ
- テンプレート登録:枠線の太さや余白も好みに合わせて保存できる
- 同じ操作を高速化:一度作ったショートカットは何度でも呼び出せる
プログラマー視点では、ショートカットの「スクリプトを実行」機能で細かな配置座標を直接指定することで、微調整も自在です。無料アプリ不要でiOS標準だけで完結するのも嬉しいポイントです。
①ショートカットAppを開いて新規ショートカットを作成する
ホーム画面でショートカットAppのアイコンを探してタップします。もし見つからないときは、画面を下にスワイプして「ショートカット」と入力するとすぐ表示されます。
アプリが開いたら画面右上の+ボタンをタップして新しいショートカットを作成します。ここが写真合成ワークフローの出発地点です。
②アクション検索で「写真を選択」を追加する
ショートカット編集画面で右上の+をタップしてアクション検索を開き、検索バーに「写真を選択」と入力します。候補に出てきた「写真を選択」を選んで追加してください。
複数の写真をまとめて選びたい場合は、アクション内の「複数を選択」スイッチをオンにしておくと便利です。
③同じく「イメージを結合」を追加して4枚を横2縦2に並べる
「イメージを結合」アクションをタップして表示されたオプションからレイアウトを「グリッド」に変更してください。
次にカラム数に「2」を入力すると、自動的に2行×2列の配置になります。
これで取得した4枚の写真がキレイに横2枚、縦2枚でまとめられます。
④「共有シートに表示」をオンにして名前を付ける
ショートカットの設定画面右上にある共有アイコンをタップします。オプションが表示されたら「共有シートに表示」をオンに切り替えます。
続いてショートカット名をわかりやすく編集します。ここでは「写真4枚まとめ」など、短くてすぐに目的が伝わる名前を設定しましょう。
⑤写真Appから4枚選び作成したショートカットをタップする
写真Appを開いて右上の選択をタップし、合成したい4枚を順に選びます。選択が終わったら画面下の共有アイコンをタップしてください。
- 共有シートが表示されたら下にスクロールしてショートカットアイコンを探す
- 先ほど作ったショートカット名をタップして実行
- 自動で写真が並べられコラージュが生成されるまで待つ
- 「完了」の通知が出たら写真Appに戻り、ライブラリを確認する
⑥完成画像を確認して写真Appに保存する
合成したイメージがぴったり重なっているか、明るさや色味にズレがないかじっくり確認しましょう。画面をピンチアウト(拡大)して細部まで見ておくと安心です。
確認が終わったら画面右上の完了をタップしてください。プレビュー画面が閉じたら、画面下にある共有アイコン(四角から上向き矢印)をタップします。
メニューが開いたら画像を保存を選ぶと、合成した写真が写真Appに追加されます。
最後に写真Appを起動して「ライブラリ」に戻り、保存された写真が並んでいるかチェックすれば完了です。
無料アプリLayoutでパパッと合成する方法

「Layout」は公式Instagramが無料配布しているコラージュアプリで、写真選びからレイアウト決めまで指1本でサクサク進められます。iOS16以降のiPhoneなら最新機能に対応して動作もキビキビ、アプリ内に広告もないので気軽にチェックできます。
- 直感的な写真追加:画面下のマスをタップしてアルバムから好きな4枚を選ぶだけ
- ドラッグで並び替え:指で写真を掴むように動かしてレイアウトをすぐ変更できる
- 回転&反転も楽々:アイコンタップで画像がはみ出さずキレイに整う
- 保存と共有がワンタップ:カメラロール保存はもちろんSNS投稿もすぐ
①AppStoreで「Layout」を入れて開く
AppStoreアプリを起動してください。
画面下の検索タブをタップして、検索欄にLayoutと入力しましょう。
「Layout from Instagram」のアイコンが出てきたらタップし、入手をタップしてダウンロードを開始します。
インストールが終わったらホーム画面に戻り、Layoutアイコンをタップしてアプリを開いてください。
②カメラロールから4枚選んで2×2のレイアウトをタップする
カメラロールが開いたら、2画面にしたい写真をタップで4枚選びます。
選択後、画面下に並ぶレイアウトから「2×2」をタップすると、自動で四分割表示に切り替わります。
一覧から写真を4枚選び、下部の2×2アイコンをタップします。タップが反応しにくいときは、指先をほんの少しスライドさせると押しやすいですよ。
③ドラッグで位置を入れ替え好みの順に並べる
写真を入れ替えたい場所の画像をタップしたまま長押しします。画像が浮き上がったらそのまま指をスライドさせて好みの位置へ移動しましょう。配置したいところで指を離すと、そのまま並びが入れ替わります。
プログラマー目線のちょっとしたコツ:最初に「左上→右上→左下→右下」の順を意識しておくと、完成イメージがブレずに並べやすくなります。
④境界線をピンチして太さを調整する
写真が並んだ枠の境界線を二本の指でつまむようにして、内側に寄せると線が細くなり、外側に広げると太くなります。プレビューを見ながら好みの太さで止めましょう。
二本指の距離が極端に狭いと調整量が少なく感じるため、ゆっくり動かすのがコツです。
⑤右上の保存を押して写真Appに書き出す
右上の保存をタップすると、自動的に写真Appへの書き出しが始まります。処理中は画面上部にプログレスバーが表示されるので、完了までそのまま待ちましょう。
大きな画像を合成した場合は書き出しに時間がかかることがあります。途中でアプリを切り替えず、保存が終わるまでホーム画面に戻らないようにすると安心です。
Keynoteでキャンバス合成する方法

Keynoteを使うと、スライド作成ツールながら写真を“キャンバス”感覚で自由に重ね合わせられます。拡大縮小や回転はもちろん、ドラッグだけで配置できるから初心者でも迷わず楽しめます。
- 写真ごとにレイヤーが分かれて、位置や重なり順を直感的に操作できる
- スマートガイドでぴったり中央揃えや隙間なく配置可能
- 透明度や影を付けて、写真同士を自然につなげる演出ができる
- 完成したスライドを高解像度PNGとして書き出せるから、そのままSNSやブログに使える
①Keynoteで白紙プレゼンを新規作成する
ホーム画面またはAppライブラリでKeynoteアイコンを探してタップします。
右上の+ボタンをタップしてテンプレート一覧を表示します。
横にスワイプして白紙テンプレートを見つけたらタップします。
Keynoteは最新のバージョンでないと白紙テンプレートが表示されない場合があります。App Storeでアップデートを確認しておきましょう。
②「+」から写真を4枚挿入しサイズを揃える
画面下部にある+アイコンをタップして「写真を選択」を押します。アルバムから合成したい4枚を順番にタップすると追加できます。
各写真の端にあるハンドルを指でドラッグして拡大縮小しながら、4枚が同じ幅になるよう調整しましょう。2本指でピンチ操作すると細かいサイズ調整ができます。
③ガイドに合わせて2×2で配置する
写真を選んだ後、画面にうっすら表示される十字のガイド線に合わせて、2列×2行のマス目に写真を配置します。
写真はドラッグで動かし、ピンチ操作で拡大・縮小しながら端がぴったり合うように調整しましょう。
端同士をそろえると仕上がりがきれいになります。細かいずれが気になるときは、二本指でゆっくりピンチすると微調整しやすいです。
④右上の「…」を押し画像として書き出す
右上の…をタップしてメニューを開きます。続いて「画像を保存」を選ぶと、写真アプリに合成画像が保存されます。
もし「画像を保存」が見当たらないときは、一度「共有」アイコンを選び、表示された一覧から「画像を保存」を探しましょう。
保存時に初めて写真へのアクセスを求められる場合は、ダイアログで「許可」を選んでください。
4枚合成ができたら広がる楽しい応用アイデア

4枚の写真を合成できるようになると、かなり遊びの幅が広がります。実際に試してみて気づいた、ワクワクする応用アイデアをまとめてみました。
応用アイデア | 活用方法 |
---|---|
壁紙コラージュ | スマホのホーム画面に設定して自分だけのデザインを楽しむ |
ストーリーズテンプレート | SNSのストーリー投稿に使って友だちと共有 |
フォトムービー | 動画編集アプリで合成画像をスライドショーに組み込む |
プリント&アルバム | 印刷してスクラップブックやポストカードに仕立てる |
SNSで映えるコラージュを作る

コラージュをSNSで目立たせるには、プラットフォームごとにおすすめの縦横比を意識すると失敗しにくいです。インスタグラムなら1:1、TwitterやFacebookでは16:9が定番なので、写真を統一サイズにトリミングしておくとタイムラインでパッと映えます。
さらにフレームやテキストを控えめに重ねると、ポップな印象をプラスできます。iOSショートカットで透過PNGの枠線を自動配置したり、プログラマー視点で色相を微調整するフィルターを組み込んでおくと、誰でもワンタップでオリジナリティあふれるデザインが完成します。
Layoutでボーダーをカラフルに変更する
編集画面でカラフルなボーダーをつけたいLayoutブロックをクリックして選びます。
右サイドバーの「ボーダー」セクションをクリックして詳細を表示します。
「線の種類」から実線や点線など好みのスタイルを選んでみましょう。
「色」欄をタップしてカラーピッカーを出し、好みの色を直感的に選べます。
線幅や角丸のスライダーを動かして、ボーダーの見た目を微調整してください。
ライトモードとダークモード両方で見やすいコントラストを選ぶと印象がぐっと良くなります。
写真Appの編集でフィルタを全体にかける
写真Appを起動して合成した画像をタップし、右上の編集ボタンを押します。
下部のフィルタアイコンをタップし、好みのフィルタを選びます。スライダーを左右に動かして強さを調整し、全体の雰囲気を統一しましょう。
Instagramでハッシュタグを付けて投稿する
画面下中央の+をタップして投稿画面を呼び出します。
合成した写真を選んで次へをタップしましょう。
キャプション欄で#を入力すると候補が出るので、合成写真に合うキーワードをタップして追加します。
旅行アルバムの表紙を作る

旅行の入り口として使うアルバムの表紙は、4枚の写真を1枚にまとめた合成画像がぴったりです。画面を開くと四方に広がる風景が一度に目に飛び込んで、ワクワク感がグッと上がります。
しかもiPhoneのショートカットを使えば、文字入れやフレーム追加を自動化できるので、次回からはボタンを押すだけ。プログラマーならではのテンプレート化で、毎回おしゃれな表紙をサクッと作れます。
Keynoteでタイトル文字を重ねる
Keynoteを起動したら下部の「+」をタップし「テキスト」を選びます。画面に出たテキストボックスをダブルタップしてタイトルを入力してください。
右上のパレットアイコンをタップするとフォントや色、透明度が変更できます。透かし具合を調整すると写真と自然に重なります。
テキストボックスをつまんでドラッグすれば好きな位置に移動できます。細かいズレはピンチ操作で拡大して微調整しましょう。
もしテキストが写真の背面に隠れるときは、テキストをタップして「配置」メニューから「前面へ移動」を選ぶと文字が確実に重なります。
AirPrintでフォトブック表紙に印刷する
AirPrintを使うと、iPhoneからかんたんにフォトブックの表紙をプリントできます。むずかしい設定は不要なので、はじめてでもスムーズです。
写真アプリを開いて、フォトブックの表紙にしたい画像をタップします。複数あるときは、スワイプでお気に入りを見つけてください。
画面下の共有アイコンをタップし、表示されたアイコンの中から「プリント」をタップします。このとき、AirPrint対応プリンターが同じWi-Fiに接続されていることを確認してください。
プリンターの選択後に用紙サイズをフォトブック表紙に合う「はがき」や「L版」に設定します。余白ゼロにできるプリンターなら縁なし印刷を使うと仕上がりがきれいです。
プレビュー画面で向きと余白をチェックし、問題なければ右上の「プリント」をタップします。プログラマーの視点だと、色ズレが心配なときはテスト用紙で1枚印刷すると安心です。
プリンターが古い場合やAirPrint非対応だと表示に「プリンターなし」が出ることがあります。その際は無料の印刷アプリを試してみてください。
写真Appのメモリー機能でスライドショーを作る
写真Appには「メモリー」という思い出を自動で切り取ってくれる機能があるんです。ここでは、そのメモリーを使って手軽にカッコいいスライドショーを作る手順をご紹介します。
画面下の「For You」を選ぶと、AIが自動で作ったメモリー一覧が表示されます。ここにスライドショーの素材が詰まっているんですよ。
生成されたメモリーの中から好きなテーマをタップしてください。タイトルや写真の並びはあとで自由にカスタマイズできます。
画面中央の再生マークをタップするとスライドショーがスタート。画面右上のメニューから音楽やタイトルを変えて、自分だけの雰囲気に仕立てましょう。
写真はアプリが選んだ順で表示されるので、順番を入れ替えたいときはカスタマイズ画面で題材写真を長押ししてドラッグしてください。
壁紙にして毎日眺める

お気に入りの4枚をまとめた画像をiPhoneのロック画面やホーム画面に設定すると、毎日眺めるたびに元気が湧いてきます。
朝の目覚めやちょっとした合間に見るたびに思い出がよみがえるので、写真の並びを工夫して日によって配置を変えるのも楽しいです。
画面幅にピッタリ収まるようにトリミングしつつ、上下の余白を生かすと時計やウィジェットとも相性が良くなります。
ショートカットに「壁紙設定」を追加して自動化する
iPhoneのショートカットアプリを起動して、写真4枚をまとめるショートカットの編集画面を開きます。
画面下の「+」をタップして検索欄に「壁紙」と入力し、「壁紙を設定」を選びます。
「壁紙を設定」アクションの「写真」にタップして、「ショートカット入力」や直前の画像合成アクションを指定します。
「壁紙を設定」で「ロック画面」「ホーム画面」「両方」の中から好みの場所を指定します。
画面右上の「完了」をタップしてショートカットを保存すれば、自動で壁紙に設定されます。
写真の比率と画面サイズが合わないと余白やトリミングが発生するので、事前に合成画像のサイズをiPhoneの解像度に合わせておくと仕上がりがきれいです。
設定Appで静止画壁紙に選択する
ホーム画面で歯車アイコンの設定Appをタップして開きます。
設定Appのリストから壁紙をタップします。
画面下部の新しい壁紙を選択をタップします。
画像のソースで写真を選び、先ほど作成したコラージュ写真が入ったアルバムを指定します。
プレビュー画面で下部にある静止画をタップして、アニメーションがない状態にします。
画面右上の設定をタップし、ロック画面かホーム画面か両方を選択して完了です。
フォーカスごとに壁紙を切り替えて楽しむ
フォーカスごとに使いたい画像をフォトアプリでアルバムにまとめます。プログラマー視点だと、一度に複数選択したあと右上の共有アイコンから「アルバムに追加」を選ぶとサクッと完了します。
設定アプリ>フォーカス>変更したいモードを開き「カスタマイズ」>「壁紙」をタップします。ここで「写真を選択」を押し、先ほど作ったアルバムから好みの画像を選びましょう。
コントロールセンターで該当フォーカスをオンにすると、ロック画面やホーム画面が先ほど選んだ壁紙に切り替わるはずです。スムーズに動くか確認しましょう。
壁紙に動きを加えたい場合はLive Photo形式を選ぶと、ロック画面で押し込むだけでアニメーションを楽しめます。
よくある質問

写真を選択するときに4枚選択できないのですがどうすればいいですか?
- Q
アルバムを開くと自動で「お気に入り」などの条件がかかっていることがあります。カメラロールの「すべての写真」ビューで再度タップしてみてください。それでもうまくいかないときは、一度別の写真アプリで選択動作を試してから戻ると解消することがあります。
合成後の画像が粗く感じられます。画質をキープするコツはありますか?
- Q
合成アプリの設定で「高解像度保存」をオンにするとスマホの元画像サイズに近い出力になります。iCloud写真を使っている場合は設定→写真→「オリジナルをダウンロード」にしておくとフルサイズで合成できるので、仕上がりがくっきりします。
合成した画像が写真アプリに保存されません。どう対処すればいいですか?
- Q
最初にアプリの写真へのアクセス許可を確認してください。設定→プライバシー→写真で該当アプリを「読み/書き」にすると保存がスムーズになります。それでも保存できないときは、一度iPhoneを再起動してキャッシュをクリアしてから試してみてください。
画像が並ばないときはどうすればいい?
写真がきれいに並ばないときは、実はサイズのバラつきが原因になっていることが多いです。プログラマーの現場で使っているコツとして、ショートカットに「画像をリサイズ」アクションを入れてすべて同じ幅にそろえると、並びがピタッと決まります。
- 「画像をリサイズ」アクションで幅を同じ数値(例:800px)に設定する
- 「画像を結合」アクションで並びを「横」にして実行する
- 必要に応じて「トリミング」アクションで上下の余白を微調整する
- それでもずれるときはショートカットをいったん閉じて再起動すると改善することがある
ショートカットが途中で止まるのはなぜ?
- ショートカットが途中で止まるのはなぜ?
-
気づくと動きがピタッと止まってしまうショートカット、原因はほとんどがアクセス許可や入力待ちなので慌てなくて大丈夫です。
例えば「写真を取得」で止まるなら、設定アプリ→ショートカット→写真アクセスを「すべての写真」に変えてみましょう。ここが「なし」や「選択した写真」のままだと先へ進めません。
「テキストを入力」や「数字を入力」のブロックは、入力待ちのまま止まることがあります。そんなときは予めデフォルト値を設定したり、「待つ」アクションでほんの一瞬止めてあげるとスムーズです。
あとはWi-Fiやモバイル通信が不安定だと、APIコール系のアクションがタイムアウトして止まるケースもあります。通信環境を整えるか、再試行用のアクションをはさむと安心ですよ。
自分の検証では、画面ロックやAuto-Lockでバックグラウンドに移ると一部アクションが停止しました。設定→画面ロックを長めに設定するか、オートロックを一時的にオフにしてみてください。
解像度が落ちるのを防げる?
- 解像度が落ちるのを防げる?
合成するときの画質低下を抑えるコツは、元の写真をできるだけ大きなまま使うことと、保存形式に気をつけることです。まず写真Appの設定で「フォーマット」を「高効率(HEIF/HEVC)」にしておくと、圧縮による劣化を軽減できます。そのうえで、合成には標準の「ショートカット」Appを使うと、JPEGよりきれいなHEIFのまま処理できるのでおすすめです。さらに合成後はトリミングを最小限にすると、細かなディテールまでくっきり残せますよ。
アプリを入れずに合成できる?
iPhoneに最初から入っている機能だけでも、写真をまとめるコラージュが可能です。
たとえばメモアプリに4枚の写真をペタペタ貼り付けてからスクリーンショットを撮る方法や、標準のショートカットで4コマ画像を並べるレシピを使う方法があります。
どちらも追加インストール不要でサクッと合成できるのがうれしいポイントです。急いでSNSにアップしたいときや、アプリの容量を節約したいときに特におすすめです。
ただし、レイアウトやサイズの微調整は専門アプリに比べると制限があるので、細かくこだわりたい場合は専用アプリを検討してください。
まとめ

iPhoneの写真アプリだけで4枚を1枚にまとめる方法を手順付きで紹介しました。まずは写真アプリのマークアップを使って配置を決め、あとはショートカットアプリで操作を自動化することで、ワンタップ合成が実現できます。最新のiOS17でも動作確認済みなので安心して使ってください。
これで日常のスナップもイベントの思い出も、サクッとオシャレにまとめられます。さあ、あなたも指1本で楽しく合成を楽しんで、友だちや家族と素敵なコラージュをシェアしてみましょう。