出先でiPhoneeを開封しクイックスタート中にesim設定で足止めを経験したことはありませんか。
その戸惑いを解く鍵は、事前に押さえておくべき三つの流れです。旧端末の準備、新端末へのデータ移行、そして通信回線を切らさないesim転送のコツを順序どおりにこなすだけで、はじめてでも数分で通話とアプリが動き出します。プログラム開発現場でも重宝した安全策を交えて説明します。
流れをつかめば慌てる要素は消えます。読みながら手を動かして、スムーズな移行と快適な通信環境をいっしょに整えましょう。今抱えている不安を解消して、次のアプリインストールやApplePay設定も滑らかに進める自信を手に入れてください。
クイックスタートとeSIM転送を一気に終わらせる手順

初めて手続きを進めるとなると、どこから始めればいいかわかりにくいですよね。そこで、iPhoneのクイックスタートによるデータ移行とeSIM転送をまとめて3つのステップにしました。それぞれ押さえるポイントを意識して進めれば、サクッと設定を終えられます。
- 両iPhoneを最新iOSにアップデート:新旧どちらもiOS16以降にして、Wi-FiとBluetoothをオンにしてください。
- クイックスタートでデータ移行:新しいiPhoneの電源を入れ、旧iPhoneを近づけて画面の指示に従えば連絡先や写真がスムーズにコピーされます。
- データ転送中にeSIMを承認:転送画面で「eSIMを転送しますか?」を選び、旧機のサイドボタンをダブルクリックして承認すれば完了です。
Wi-Fiでサクッと転送する

Wi-Fiを使ったデータ移行は、アプリや写真をまとめて転送したいときに頼もしい方法です。ケーブルをつなぐ必要がなく、家の中やカフェなど、気軽に操作できます。
- 長いケーブル不要:Wi-FiにつながっているだけでOK
- 大容量にも強い:写真やビデオをまとめて移せる
- 高速5GHz対応:対応ルーターならもっと快適
エンジニア視点でのポイントは、両方のiPhoneを同じ5GHz帯のネットワークにつなぐことです。これで転送時間がぐっと短くなります。また、バッテリー残量が気になるときは、事前に両方とも充電しておくと安心です。
①旧iPhoneでソフトウェアアップデートを済ませる
最新のiOS16以上を適用しておくと、新しいiPhoneへの移行がスムーズになります。
- 旧iPhoneをWi-Fiに接続し、充電器に繋げておきます。
- 設定を開き、一般>ソフトウェア・アップデートをタップします。
- アップデートが表示されたらダウンロードしてインストールを選び、完了するまで待ちます。
- インストール後に自動で再起動し、ロック画面が表示されたら準備完了です。
②両方のiPhoneを充電器につなぎ並べる
新旧どちらのiPhoneも付属のケーブルやMFi認証済みのケーブルで充電器に接続してください。充電しながら操作を進めることで、バッテリー切れの心配なくスムーズにデータ転送できます。
並べる際は両機種の背面を軽く重ねないようにして、カメラやボディにキズがつかないよう注意しましょう。またBluetoothが途切れないよう、近くに置いておくと安定した接続を保てます。
プログラマー視点の小技として、Apple純正アダプターなら充電出力が安定しやすいのでおすすめです。
③新iPhoneの電源を入れて言語と地域を選ぶ
まずは側面のサイドボタンを長押しします。Appleロゴが表示されたら電源が入ったサインです。
「こんにちは」画面が出たら、リストから使いたい言語を選んでください。
続いて地域選択では居住している国や地域をタップします。日付や通貨などの設定が自動で最適化されます。
ケースが厚いとボタンが押しにくくなることがあります。反応が鈍い場合はケースを外してみてください。
④旧iPhoneに表示された続けるをタップ
旧iPhoneの画面に続けるボタンが表示されたらそっとタップします。
もしボタンが見当たらない場合はWi-FiとBluetoothがオンになっているか確認し、両方の端末をもう一度近づけてみてください。
タップ後は旧iPhoneを動かさずに置いておくと接続が安定し、スムーズに次のステップへ進めます。
⑤新iPhoneの画面に出るふわふわアニメを旧iPhoneのカメラで読む
旧iPhoneのカメラを使い、新iPhone画面に表示されるふわふわアニメが中央にくるように合わせます。
およそ10~20cmの距離で手を安定させると、読み取り精度が上がります。
読み取りが成功すると自動で次のセットアップ画面へ移動しますので、そのまましばらく待ちます。
⑥新iPhoneで旧iPhoneと同じパスコードを入れる
ここで新しいiPhoneにパスコード入力画面が表示されたら、旧iPhoneと同じパスコードをそっくりそのまま入力してください。
数字を一桁でも間違えるとやり直しになるので、画面をしっかり見ながら落ち着いて進めましょう。
パスコードを何度も間違えると転送がリセットされることがあるので、ゆっくり確認しながら入力してください。
⑦データ転送の方法でiPhoneから転送を選ぶ
新しいiPhoneの画面に「データ転送」の選択肢が出てきたらiPhoneから転送をタップします。これで古いiPhoneとワイヤレスでつながり、データのコピーが始まります。
わかりやすい進行バーが表示されるので、完了まで見守ってください。アプリ数や写真の量によっては時間がかかることがありますので、コーヒーブレイクを楽しみつつ気長に待ちましょう。
⑧eSIMを転送の案内で番号を転送を押す
「eSIMを転送しますか?」の案内が表示されたら番号を転送を押してください。
続いて旧iPhone側でサイドボタンを二回押して承認すると、新しいiPhoneにモバイル通信の設定が移行されます。
⑨旧iPhoneのサイドボタンを二回押して承認する
旧iPhoneに「SIMを転送しますか?」の画面が出たら、右側のサイドボタンを素早く二回連続で押してください。これだけでeSIMが新しいiPhoneへ安全に移動します。
リズムよく押すと認識しやすいです。もし反応が鈍いときは、少し力を入れて押し込むようにしてみましょう。
⑩転送完了の表示が出るまでゆったり待つ
転送バーがクルクル動いている間は、そっと待つだけで大丈夫です。
機種やデータ量によっては数分かかることもあるので、スマホから目を離してお茶を楽しむくらいの余裕を持つと気が楽になります。
転送中に画面を閉じたりWi-Fiを切ったりすると途中で止まってしまうので、そのまま触らず待ってください。
ケーブルでぐんぐん転送する

Lightningケーブルを使うと安定した回線でデータ移動できるので転送がサクサク進みます。ネットワーク環境を気にせずに大量の写真や動画を丸ごと移せるのは嬉しいですね。
特にWi-Fiが不安定な場所や大容量データが多い場合にぴったりです。プログラム開発で大きなファイルをやりとりしてきた経験からも、有線ならではの安心感は一度味わうと手放せなくなります。
①LightningUSB3カメラアダプタとUSBケーブルを用意する
Apple純正のLightning USB3カメラアダプタと、iPhoneに付属しているLightningケーブルを用意してください。アダプタの裏側にあるLightningポートにUSB電源アダプタをつなぐと、QuickStartやeSIM転送中もiPhoneを充電しながらスムーズにセットアップできます。
ケーブルはMFi認証済みのものを選ぶと通信が安定しやすいです。端子まわりにほこりがたまっていないかチェックし、しっかり差し込めることを確認しておくと安心です。
②アダプタに電源をつなぐ
まずiPhoneに付属している純正USB電源アダプタを用意します。付属ケーブルのUSB端子をアダプタの口にまっすぐ差し込んでください。次にアダプタを壁のコンセントに向かって垂直に挿し込みます。ケーブルに無理な曲げがないように、まっすぐ引き出すのがポイントです。
ちょっとしたプログラマー目線のコツとしては、隣接するスイッチや他のプラグと干渉しない向きを選ぶと安定した電源が保ちやすいですよ。
③旧iPhoneと新iPhoneをケーブルで直結する
まずは純正のケーブルを用意します。旧iPhoneがLightning端子、新iPhoneがUSB-C端子の場合はUSB-C⇔Lightningケーブルを使ってください。
ケーブルの一方を旧iPhoneに、もう一方を新iPhoneに差し込みます。接続すると両端に「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが出ることがあります。
それぞれの端末でパスコードを入力して信頼をタップしてください。これで直接接続の準備が整います。
接続が認識されると、新iPhoneの画面に「データをケーブル経由で転送」の案内が現れます。画面の指示に従って転送を始めましょう。
転送中はケーブルを抜かずに端末を動かさないようにしてください。安定した接続のおかげで、写真やアプリの設定もサクサクコピーできます。
古いケーブルだと給電不足で転送が中断することがあるので、できるだけ新しい純正ケーブルを選びましょう。
④新iPhoneの画面で続けるをタップ
新iPhoneの画面に続けるが現れたら、そっとタップしてください。Wi-FiやBluetoothがオフだと次に進めないので、表示されないときは設定を見直しましょう。
⑤パスコードを入力し転送を開始する
新しいiPhoneの画面に、旧iPhoneで使っているロック解除用のパスコード入力欄が表示されたら、ゆっくり丁寧に数字や英字を打ち込んでください。入力が正しければ自動でデータ転送がスタートします。転送中は画面に進行状況がバーで表示されるので、完了するまで両方のiPhoneを近づけ、充電器に接続したままにしておくと安心です。
⑥eSIM転送の案内が出たら番号を転送を選ぶ
eSIM転送の案内が表示されたら、画面上の番号を転送をタップしましょう。旧iPhoneにも確認ダイアログが出るので、すぐにサイドボタンをダブルクリックして承認してください。
画面に出た「番号を転送」をタップします。ボタンが小さいので、拡大鏡アイコンが出るくらいゆっくり押すと失敗しにくいですよ。
旧iPhoneに「SIMを転送しますか?」と出たら、サイドボタンをすばやく2回押して承認します。操作が早すぎると反応しないので、リズムよく押してみてください。
一部のキャリアでは自動転送に対応しておらず、転送後にAPNを手動設定する必要があります。
⑦旧iPhoneで承認し転送が終わるまで待つ
旧iPhoneに「SIMを転送しますか?」という確認が出たら、サイドボタンをダブルクリックして承認します。その後は画面に表示されるプログレスバーが最後まで進むのを優しく見守りましょう。転送完了には数分かかることがあるので、旧iPhoneのバッテリー残量や通信状態を保っておくと安心です。
クイックスタートが終わったら広がるeSIMの楽しみ

クイックスタートで新しいiPhoneにデータもeSIMも移せたら、次はもっとeSIMを楽しく使いこなすフェーズです。最新のiOSとiPhoneならではの自由度の高さを活かして、複数回線の切り替えや海外用eSIMの追加など、これまで以上にスマホ生活が広がります。
応用テクニック | メリット |
---|---|
複数eSIMプロファイル切り替え | 仕事用とプライベート用をワンタップで切り替えられる |
海外ローミング用eSIMの追加 | 各国の通信プランを現地eSIMですぐ利用できる |
サブ回線の自動切り替え | 通信品質や料金で最適な回線を自動で選んでくれる |
Apple WatchやiPadとのeSIM共有 | 同じ電話番号を他のAppleデバイスでも使い回せる |
これらの応用テクニックを試せば、スマホの楽しみ方がぐっと広がります。次のステップでは、具体的な切り替え方法や現地eSIMの追加手順をわかりやすく紹介していきます。
海外旅行で現地eSIMを追加して節約

海外旅行先では、ローミング料金の高さにドキドキしがちですが、現地eSIMを追加すればデータ通信料を大幅に節約できます。旅行前に主要なeSIMプロバイダをチェックしておけば到着後すぐ通信環境が整い、現地Wi-Fiを探し回る手間も不要です。
現地eSIMはQRコードを読み込むだけでサクッと設定完了。使い切りプランやチャージ式プランを選べるので、自分にぴったりの容量を購入できます。プログラマー視点のコツとしては、プロファイル名をわかりやすくしておくと複数eSIMの切り替えがスムーズです。
設定アプリのモバイル通信を開く
ホーム画面で歯車アイコンの設定をタップしてください。
設定内を下にスクロールし、モバイル通信をタップすると通信設定画面が表示されます。
eSIMを追加をタップ
「モバイル通信プランを追加」の画面が開いたら、画面を軽く上にスワイプしてeSIMを追加のボタンを探しタップしてください。
QRコードを読み取るか手動でコードを入力
「モバイル通信プランを追加」の画面が出たら、通信事業者から渡されたQRコードを読み取るか、必要な情報を手動で入力できます。
カメラ越しにQRコードを画面中央に合わせると自動で認識されます。明るい場所で行うとスムーズに読み取れます。
「詳細を手動で入力」をタップし、通信事業者から案内されたSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを正確に入力して追加します。
QRコードが読み取れないときは画面の汚れを拭いて明るい場所で再試行してください。
回線名を旅行用と付けてわかりやすくする
複数の回線を使うときは、それぞれにわかりやすい名前を付けておくと迷わず選べます。ここでは旅行用eSIMの回線名を「旅行用」に変える方法をご紹介します。
ホーム画面から設定をタップし、「モバイル通信」を選びます。
「モバイル通信プラン」から旅行用のeSIMをタップし、「ラベル」を選択して「カスタムラベル」をタップします。入力欄に旅行用と入力し、左上の戻るボタンで保存します。
仕事とプライベートを1台で使い分け

仕事用とプライベート用の番号を一台でまとめたいときには、iPhoneのデュアルeSIM機能がうってつけです。
それぞれのeSIMに「仕事」「プライベート」と名前をつけておけば、発信前やメッセージ送信時に使う番号をサクッと切り替えられます。
出張中は仕事用に、オフはプライベート用に設定しておくだけで着信もメッセージも迷子になりません。SIM差し替えのわずらわしさから解放される便利ワザです。
設定アプリでモバイル通信を開く
ホーム画面から歯車アイコンの設定をタップします。
設定画面が開いたら、少し下にスクロールしてモバイル通信を探してください。
「モバイル通信」をタップすると、現在のキャリア回線やeSIMの一覧が表示される画面に移ります。
eSIMを追加を選び会社用の情報を読み込む
ホーム画面の「設定」を開いて「モバイル通信」を選び、「eSIMを追加」をタップします。
会社から渡されたQRコードが手元にあることを確認し、新しいiPhoneのカメラでコードを読み取ってください。
読み込み後に表示されるプロファイル名や電話番号をチェックし、「追加」を選ぶと会社用のeSIM情報がインストールされます。
回線の主回線と副回線を設定する
転送した2つの回線をどちらをメインに使うか選べるように設定していきます。
ホーム画面から設定をタップして開きます。
「モバイル通信」をタップしたあと、下にスクロールして表示される回線の一覧からそれぞれプラン名を確認します。
「デフォルト音声回線」や「モバイルデータ通信」をタップして、どちらを主回線にするか選び、残りが副回線に自動で設定されます。
回線名をわかりやすくしたいときは、プラン名をタップして「ラベルを編集」から「仕事用」「プライベート用」などに変更しておくと使い分けがさらにラクになります。
メッセージやデータの既定回線を切り替える
eSIMを導入したあと、どの回線を使ってメッセージや通信するかを決めておくと安心です。設定でサクッと既定回線を切り替えましょう。
「設定>モバイル通信」を開き、「モバイルデータ通信」の項目をタップします。リストから使いたい回線を選ぶと、その回線でインターネット接続が行われます。
「設定>メッセージ>送信と受信>既定の回線」を開いて、iMessageやSMSに使いたい番号を選びます。会話ごとに切り替えも可能です。
注意点:キャリアメール(例@docomo.ne.jpなど)を使う場合は、追加設定が必要になることがあります。
よくある質問

eSIMの転送がうまくいきません
- eSIMの転送がうまくいきません
-
まずは新旧のiPhone両方でWi-FiとBluetoothがオンになっているかチェックしてください。それでもダメな場合は、旧iPhoneのコントロールセンターで機内モードを一度オンオフするのがおすすめです。実際に私も試したところ、これだけでスムーズに転送できた経験があります。
転送後に旧iPhoneでeSIMを使う方法は?
- 転送後に旧iPhoneでeSIMを使う方法は?
-
eSIMを転送すると旧iPhone側では無効になります。再利用したい場合は、キャリアサイトやアプリからeSIMの再発行手続きをすると簡単です。手続き後にプロファイルをダウンロードすれば、旧iPhoneでまた使えるようになります。
どのキャリアがeSIM転送に対応していますか?
- どのキャリアがeSIM転送に対応していますか?
-
大手キャリアではソフトバンク、ドコモ、楽天モバイルがiOSのクイックスタートによるeSIM転送に対応しています。ただしプランや時期によって対応状況が変わることがあるので、転送前にキャリアの公式サイトで最新情報を確認すると安心です。
クイックスタートが始まらないときはどうする?
QuickStartが始まらないときは、次の方法を試すと安心です。
- iPhoneを再起動:古いiPhoneと新しいiPhoneをいったん電源オフ→オンにすると、システムのちょっとしたもたつきが解消します。
- Wi-FiとBluetoothを再設定:設定画面でいったんオフにしてからオンに戻すと、接続が安定しやすくなります。
- 手動でeSIM移行:古いiPhoneの「設定」→「モバイル通信」でeSIMをエクスポートし、新しいiPhoneでインポートすると直接転送できます。
eSIM転送を押しても番号が表示されないのはなぜ?
転送ボタンをタップしたのに番号が空欄に見えると心配になりますよね。でも落ち着いてチェックすれば、意外とすぐ解決できます。
- Wi-FiやBluetoothがオフになっている
- 旧iPhoneがロック状態で承認できない
- 通信事業者のeSIM転送非対応
- iOSバージョンが最新でない
- 機内モードやVPNが干渉している
いずれも設定画面からサクッと確認・調整できます。
振り出しに戻った場合は、iPhoneを再起動してから再度トライすると番号が現れることが多いです。
旧iPhoneは転送後に使えるの?
転送が終わると旧iPhoneのeSIMは無効になるのでモバイル通信はできなくなります。
ただしWi-Fiにつなげばアプリや写真、音楽再生などは問題なく使えますしテスト機として開発環境に残すのもおすすめです。
旧iPhoneを他の人に譲る場合はApple IDのサインアウトと初期化を忘れずに行いましょう。
デュアルSIMで通信を切り替える方法は?
iPhoneのデュアルSIM機能を使うと、物理SIMとeSIMを同時に有効にして、好きなタイミングで回線を切り替えられます。
一番サクッとできる方法はコントロールセンターから「モバイル通信」を長押しして、使いたい回線をタップするだけです。仕事用とプライベート用の番号を瞬時に切り替えたいときや、海外でeSIMに切り替えてお得なデータプランを使いたいときにとても便利です。
もうひとつの切り替え方法は設定アプリ内の「モバイル通信」で回線を選ぶ方法です。「主回線にする」をタップすれば、システム全体がそちらの回線を優先して使い始めます。忙しい朝や外出先でも慌てずに回線を切り替えられるのがうれしいポイントです。
まとめ

これまで、新しいiPhoneを手にした瞬間からクイックスタートを使ったデータ移行、さらにeSIMのスムーズな移し替えまでをご紹介しました。
新iPhoneの電源を入れて旧iPhoneを近づけ、「続ける」→画面のアニメーション読み取り→パスコード入力→データ転送スタート、そして表示された「eSIMを転送しますか?」には「番号を転送」をタップ。旧iPhoneでサイドボタンダブルクリックして承認すれば完了です。
これで旧iPhoneのeSIMは新iPhoneに移行され、あとは設定完了の表示を待つだけ。通信事業者の対応状況にもよりますが、ほとんどの場合そのまま自宅や外出先でも快適に使い続けられます。
新しいiPhoneでのスタートはこれでバッチリ。撮影もゲームも仕事も、思いのまま楽しんでくださいね。