iPhoneにたまったお気に入り写真をプリントしたいのに、設定や手順が多すぎて途中であきらめそうになったことはありませんか?
ここでは家庭用プリンターでもコンビニの端末でも迷わず印刷できるように、画面のタップ位置から用紙設定までを順番に示します。プログラマーならではのちょっとした時短テクも添えるので、余計なやり直しを防げます。
読み終えるころには、数タップで写真が手の中に届く流れが頭に入ります。お気に入りをすぐ形にして、机やアルバムを彩る喜びを味わってみませんか。
iPhoneの写真をプリントする手順をぜんぶ見せます

iPhoneの写真をプリントするときは、大きく分けて4つの方法があります。それぞれの手軽さや仕上がりをざっくりと把握して、自分にぴったりの方法を選びましょう。
- AirPrint対応プリンターで自宅プリント:Wi-Fi経由ですぐに印刷できるからケーブルなしで手軽。
- コンビニのマルチコピー機:専用アプリやQRコードでアップロードしつつ、24時間どこでも利用可能。
- ネット写真プリントサービス:Webや専用アプリにまとめてアップロード、数日後に仕上がった写真が届く。
- モバイルフォトプリンター:小型プリンターでその場でチェキ風プリント、イベントや旅先で楽しめる。
どの方法も操作はかんたんですが、プリント前に写真のトリミングや解像度チェックを済ませておくと仕上がりが格段にきれいになります。
家のプリンターで直接印刷する方法

ホームプリンターを使う場合、iPhoneとプリンターが同じWi-Fiに繋がっていれば、写真アプリからAirPrint機能で手軽に印刷できます。
専用アプリのインストール不要で、余計な設定を省けるのが魅力です。高画質なまま紙に出力できるので、お部屋でアルバムを作るときにもぴったりです。
普段から自宅で印刷する機会がある方や、ちょっとだけ枚数が多いときでもカートリッジの残量を気にせずサクッと仕上げたい人におすすめです。
①WiFiでプリンターとiPhoneをつなぐ
普段使っているプリンターの電源を入れ、ネットワーク設定ボタンを長押ししてWiFi設定モードに切り替えます。機種によっては液晶画面に設定案内が表示されるので画面の指示に従ってください。
iPhoneの設定アプリをタップし、「Wi-Fi」を選びます。WiFiがオフの場合は右のスイッチをタップしてオンにします。
表示されたネットワーク一覧の中からプリンターのSSID(例:Printer_XXXX)を見つけてタップします。必要に応じてプリンターのマニュアルに記載のパスワードを入力してください。
チェックマークがSSID名の横に表示されたらOKです。プリンターとiPhoneが同じWiFiネットワークにつながっている状態になっています。
②写真アプリで印刷したい画像を選ぶ
写真アプリを開いたら、印刷したい画像を見つけてみましょう。撮影日やお気に入りマーク、アルバム機能を使うと、探す手間がぐっと減ります。
ホーム画面から「写真」をタップしてアプリを起動します。
画面下の「ライブラリ」や「アルバム」で日付やお気に入りを使うと、目的の写真をすばやく見つけられます。
右上の「選択」をタップして、印刷したい画像をタップでチェックします。枚数が多いときは、指をスライドさせると連続選択ができます。
選択前に画像の解像度を確認すると、小さいサイズの写真を大きくプリントしたときにぼやけるのを防げます。
③共有ボタンからプリントをタップ
画面左下にある四角と上向き矢印のアイコンをタップすると共有メニューが開きます。下にスクロールしてプリントアイコンを見つけてタップしてください。
プリントが表示されない場合は「その他」をタップするとリストが切り替わりやすいです。
④用紙サイズと枚数を決めてプリント開始
「プリント設定」画面が出たら画面下の「用紙サイズ」をタップして、L判やはがきサイズなど希望のサイズを選びます。
つぎに「枚数」をタップして印刷したい数を指定してください。指先がすべりやすいときはゆっくりタップすると失敗しにくいです。
最後に右上の「プリント」をタップすれば、お使いのプリンタに写真データが送られて印刷が始まります。
プリンタ側にセットした用紙サイズとiPhoneで選んだサイズが一致しているか必ず確認してください。
コンビニのマルチコピー機で印刷する方法

コンビニのマルチコピー機は、iPhoneに保存した写真を手軽に印刷できる方法です。お店に行けば24時間いつでも利用できて、専用アプリやAirPrintを使わずにQRコードを読み取るだけで手続きが完了します。
- 手軽さ:アプリをインストールせずにQRコード読み取りだけで操作できる
- 対応店舗の多さ:セブン-イレブン/ローソン/ファミリーマートなど全国ほぼすべての主要コンビニで使える
- スピード:店内操作から数十秒で印刷スタートできる
- コストパフォーマンス:L判1枚30円前後とリーズナブル
①専用アプリを入れて写真を登録する
まずApp Storeを開き、検索欄にプリント用専用アプリの名前を入力してください。
「入手」をタップしてダウンロードが完了したら、ホーム画面からアプリを起動します。
初回起動時に写真へのアクセス許可を求められるので、許可を選びます。これでiPhone内のアルバムから写真を選べるようになります。
画面下部の「アルバムから選ぶ」をタップし、印刷したい写真を複数タップで選択します。選び終わったら「登録」ボタンを押してください。
登録された写真は一覧でサムネイル表示されます。ここから枚数やL判/2L判などのサイズ設定に進めます。
写真を大量に読み込むと登録に時間がかかる場合があります。Wi-Fi環境で操作するとスムーズです。
②QRコードを読み取って写真を送信
カメラアプリを起動して、プリンターやコンビニ機に表示されたQRコードを枠内に収めます。
読み取り完了のポップアップが出たらタップして写真送信用の画面を開きます。
画面の「写真を選択」を押し、アルバムからプリントしたい画像をタップしてチェックを入れます。
選び終わったら「送信」ボタンを押します。送信中はアプリを閉じずにそのまま待ちましょう。
送信完了の表示が出たら、画面に表示された受付番号をメモしてプリント機へ進みます。
③マルチコピー機でプリント開始を選ぶ
画面のホームにある「プリント」アイコンをタップしてください。その後「ネットワークプリント」を選ぶと、先ほどアップロードしたジョブ一覧が表示されます。
印刷する写真の番号をタップし、サイズや用紙種類などの設定を確認したら「プリント開始」を押します。支払い方法を画面の案内に従って選ぶと、すぐに印刷が始まります。
④料金を入れてプリントを受け取る
プリンターの画面に表示された料金を確認してください。硬貨投入口や紙幣投入口に必要な金額を入れます。硬貨は1枚ずつゆっくり投入すると認識されやすいです。
用紙が排出口から出てきたら手を添えてそっと取り出します。紙が重なって出る場合があるので、くっついていたらやさしくはがしましょう。
おつりが出る機種ではおつり受け取り口も確認してから去りましょう。
写真プリントアプリで注文する方法

写真プリントアプリは自宅でも移動中でもサクッと注文できる便利な方法です。アプリを開いて印刷したい写真を選び、サイズや枚数を指定するだけで、あとは発送を待つだけ。スマホの小さな画面を使いやすくするために、指先での拡大操作やトリミングが最初から最適化されているものが多いので、誤タップも気になりません。
使いかたとしては、まずAppStoreで好みのプリントアプリをインストールしたうえで、写真に補正フィルタをかけたり、余白を調整したり。プログラマー視点で言うと、オリジナルのJPEG品質を保つアプリを選ぶと、仕上がりの鮮やかさがより生きてきます。配送先の登録も一度設定すれば次回から自動入力されるため、スピーディーに別の写真も注文できます。
こんなときにおすすめです:忙しくてコンビニに寄れないときや、自宅でゆっくり写真を選びたいとき。複数のアプリを試してみて、操作性や印刷品質の違いを比べてみるのも楽しいですよ。
①写真プリントアプリをAppStoreでダウンロード
写真を印刷するには専用アプリが必要です。ここではAppStoreから無料アプリを手に入れる流れをやさしく説明します。
ホーム画面のAppStore
アイコンをタップしてください。画面上部の検索ボックスが見つからない場合は画面を少し下にスワイプすると表示されます。
キーワードに「写真プリント」と入力すると候補が出ます。公式マーク(開発元が信頼できる企業名)を確認してから入手
をタップしてダウンロードします。
注意点アプリ名が似ているものが多いので開発元の情報を必ず確認しましょう。
②アルバムから写真を選択して注文
写真アプリを開き画面下部のアルバムタブをタップして保存先の一覧を表示します。
注文したい写真が入っているアルバム名をタップして開きます。
右上の選択をタップして写真をタップで選び、選び終わったら画面下の注文をタップします。
プリントサイズと枚数を指定して次へをタップするとお支払い画面に進みます。
③決済方法と配送先を入力
- 支払い方法を選択:クレジットカードかApple Payから好きな方法をタップします。
- カード情報を入力:カード番号や有効期限をゆっくり確実に入力しましょう。
- 配送先を登録:氏名と郵便番号を含め、建物名や部屋番号も忘れずに入れてください。
Safariの自動入力を利用すると、住所やカード情報の入力をスムーズに進められます。
④自宅に届いたら品質をチェック
明るい窓際や白いLEDライトの下でプリントを広げて、端が波打っていないかチェックしてください。
指先でそっとプリント面をなぞると、インクのかすれや盛り上がりが見つかります。
カメラロールの元画像を並べて、色味にずれがないかも確かめましょう。
最後に四隅から中心へ向かって折れや傷がないか丁寧に確認してください。
暗い場所だと微妙な色ずれが見逃しやすいので、明るい自然光や白いLEDの下で確認すると安心です。
プリントがもっと楽しくなる応用アイデア

プリントした写真をもっと楽しくするためのアレンジアイデアを紹介します。お好みの方法で写真がもっと魅力的になります。
応用アイデア | 活用シーン | 楽しさのポイント |
---|---|---|
コラージュプリント | 思い出アルバムや壁飾りに | 複数の写真を一枚でまとめて見返すとストーリー性がアップ |
特殊紙の使い分け | プレゼントやおうちギャラリーに | マット紙は落ち着いた風合い、光沢紙は色鮮やかに仕上がって選ぶ楽しさ |
QRコード付きプリント | 招待状やフォトブックに | 写真からオンラインアルバムへ飛べる仕掛けでワクワク感がプラス |
フォトブックを作ってプレゼント

旅行や記念日の写真をスマホのまま眠らせておくのはもったいないですよね。フォトブックなら、お気に入りカットだけをまとめて一冊にできるので、思い出のストーリーがグッと伝わります。
iPhoneアプリなら撮影日順に自動で並べてくれるものも多く、ページデザインの選択も画面タップだけで完了します。写真サイズやレイアウトは細かく選べるので、贈る相手の好みに合わせた仕上がりにできます。
プログラマー視点でのちょっとしたコツとして、元画像はなるべく解像度が高いままアップロードすると、印刷後のシャープさが保たれます。手軽に贈れて、感動をシェアできるフォトブックはプレゼントの新定番です。
写真を時系列で並べてストーリーを考える
プリントした写真をただ並べるだけでも、それが旅の記録や成長の足跡として輝きだします。時間の流れに沿って並べると、見返すたびにエピソードが鮮やかによみがえります。
リビングのテーブルなど広めのスペースを確保して、印刷済みの写真を裏返さずに並べておきます。
写真の裏面に控えた撮影日や、写真アプリで見た日付順に並べ替えます。番号シールを貼ると扱いやすくなります。
一連の流れの中で特に盛り上がった瞬間や大切なシーンを真ん中に置いて、前後を補完する写真を配置していきます。
注意点:写真を動かすときは指の跡がつかないようコットン手袋や軽く息を吹きかけて埃を飛ばしながら扱いましょう。
アプリでテンプレートを選ぶ
ホーム画面で「テンプレート」をタップすると、デザイン一覧が並ぶページが表示されます。
画面上部の「風景」「人物」「イベント」などのタブをタップして、テーマに合ったテンプレートを探します。
気に入ったテンプレートをタップするとプレビュー画面に切り替わるので、写真を当てはめて確認してください。
テンプレートによって比率が違うため、写真が切れたり余白が出たりしないかプレビューで必ずチェックしましょう。
文字入れやレイアウトを調整する
プリントしたい写真を開き画面右上の編集をタップしてください。
編集画面下の…→マークアップ→+マーク→テキストを選び入力を始めてください。
文字をタップしてピンチで拡大縮小しドラッグで移動します。回転ハンドルを使うと好みの角度にできます。
文字を写真端に寄せすぎると印刷余白で欠けることがあります。
注文して届いたら友だちにサプライズ
プリントが届いたらまず中身をチェックして傷や汚れがないか確認しましょう。品質に問題がなければ、元の梱包のままそっと持ち帰ります。
タイミングは相手の予定に合わせると喜ばれやすいです。配達完了メールを受け取ったら日程を調整しておきましょう。
プレゼント風に包むとワクワク感がアップします。封筒に写真を入れたあと、リボンやシールでデコレーションしておくと驚きがあります。
渡すときは「ちょっと写真撮ってみたから見てみて!」など自然な声かけから始めると、サプライズ感がやわらぎます。
壁にシールプリントでデコレーション

お気に入りの写真をシールプリントにして壁にペタッと貼ると、部屋がいっきにあなたらしいギャラリーに変身します。画びょうやフレームを用意しなくても、スマホからそのまま注文できる手軽さが魅力です。
シールなら貼り直しもかんたんなので、季節ごとに写真を入れ替えたり、イベントの思い出を並べたりして楽しめます。ライトなアクセントで壁を彩りたいときにぴったりです。
シール紙対応のプリンターを用意する
プリンター背面や底面にある型番をメモします。型番がわかるとメーカーサイトで対応状況を調べやすくなります。
メーカーのサポートページにアクセスし、用紙種類に「ラベル」「シール紙」などと記載があるかチェックします。
対応しているシール紙の厚み(g/㎡)やサイズを控えておくと、購入時に迷わず選べます。
インクジェットプリンターは厚手用紙に弱い場合があるので、最大厚みギリギリを狙わず余裕をもった選択がおすすめです。
正方形にトリミングして映えさせる
プリント前に写真アプリを開いて、トリミングアイコンをタップしてください。
画面下の縦横比
ボタンから正方形
を選び、指で拡大・縮小しながら写したい部分を調整します。
位置が決まったら完了
を押して保存しましょう。
配置をプレビューで確認して印刷
写真アプリから印刷したい写真を開き、画面左下の共有アイコンをタップします。そのあと表示されるメニューからプリントを選んでください。
プリンタ選択画面で下にスクロールするとプレビューが現れます。ピンチ操作で拡大・縮小したり、向きを変えたりして印刷範囲をぴったり合わせると安心です。設定が整ったら右上のプリントをタップして完了です。
印刷範囲を拡大しすぎると用紙端が切れるので、プレビューで必ず余白をチェックしてください。
壁やノートに貼ってアレンジ
お気に入りの写真を壁やノートに貼ると、いつもの空間がぐっと素敵になります。簡単にできるコツをまとめました。
写真プリントの余白をカッターやハサミで切りそろえます。角を少し丸くするとやわらかな印象になります。
貼りたい場所に写真をマスキングテープで軽く留めて並びを試します。バランスを見ながら位置を決めるのがポイントです。
マスキングテープやフォトコーナーを使ってしっかり貼りつけます。ノートなら裏表紙のポケットに入れても楽しめます。
注意点:壁には跡が残りにくいテープを使うと安心です。強粘着タイプは塗装を傷めることがあります。
年賀状やポストカードをさくっと作る

年賀状やポストカードをさくっと作りたいときは、iPhone写真プリントが強い味方です。写真アプリのオリジナルテンプレートにお気に入りの写真をドラッグして文字を入力するだけで、世界にひとつだけのカードが完成します。
プリント注文はコンビニのマルチコピー機や専用アプリから簡単に行えます。夜中に急に思い立っても、すぐに発注できるので、年末年始の忙しさを上手に乗り切れます。
プログラマー的おすすめは、原稿用に写真を番号順にリネームしておくことです。これで配置を確認しやすくなり、誤発注を防げます。
写真アプリでお気に入りをL判にトリミング
iPhoneの写真アプリを起動して、プリントしたいお気に入りの写真をタップして画面いっぱいに表示します。
画面右上の「編集」をタップし、下部にあるトリミングアイコン(四角に重なる線)を押します。
右上の比率アイコンをタップし、リストから「3:2(L判相当)」を選びます。
指で写真を動かして切り取り範囲を決め、「完了」をタップして変更を保存します。
年賀状アプリで宛名と挨拶を入力
年賀状アプリをタップして起動し、下部メニューから宛名編集を選んでください。
電話帳へのアクセス許可を求められたら許可し、読み込みたい連絡先をタップして選択してください。
テンプレート一覧から好みの挨拶を選ぶか、自由文入力でオリジナルのひと言を入力してください。
プレビューで誤りがないことを確認したら、保存をタップして完了です。
住所や漢字の誤りがないかプレビューでしっかり確認してください。
コンビニプリントではがきサイズを選ぶ
画面に並ぶプリントサイズの中からはがき(100×148mm)を探してタップしてください。写真の向きに合わせて縦長か横長を選ぶと仕上がりがキレイです。
切手を貼ってポストに投函
封筒の重さに合わせた切手を右上にしっかり貼ります。もし重さがわからなければコンビニや郵便局のはかりを利用しましょう。切手のデザインで写真の雰囲気を楽しんでも◎。貼り終わったら郵便ポストへ投函すれば完了です。
よくある質問

- コンビニでiPhoneの写真をどうやってプリントできますか?
ローソンやファミリーマートのマルチコピー機を使えば、iPhoneアプリから直接プリントできます。自分のiPhoneで専用アプリを開き、印刷したい写真を選んでQRコードを発行し、コピー機にかざすとスムーズです。ケーブル不要なので手軽に使えます。
- プリントできるサイズや用紙の種類は何がありますか?
コンビニではL判やKG判、四つ切りなど多彩に対応しています。用紙は写真用紙(光沢/マット)を選べるので、写真集にしたいなら光沢、落ち着いた雰囲気が好みならマットがおすすめです。自宅プリンターでも同じサイズを設定すれば問題なく印刷できます。
- 自宅プリントとコンビニプリントはどちらがコスパがいいですか?
少量ならコンビニが手軽で安いです。L判一枚30~40円程度なので、ちょっとした枚数なら外出ついでに済ませるのがお得です。数十枚以上まとめて印刷するなら、写真用紙を箱買いして自宅プリンターで出すと1枚あたりのコストを抑えられます。
- プリント前にiPhoneで写真をきれいに編集するコツは?
明るさやコントラストを軽く調整して、色味のバランスを整えるとプリント映えします。プログラマー視点だと、露出を少し下げすぎないことが大事で、影の沈み込みを防ぎつつHDR効果でディテールを残しましょう。無料アプリの「写真」でも十分使えます。
AirPrintに対応していないプリンターでも印刷できる?
AirPrintに対応していないプリンターでも、メーカー純正のWi-Fi対応アプリや第三者製の印刷アプリを使えば、iPhoneから直接印刷できます。これらのアプリはプリンターの機能をiOSに橋渡ししてくれるので、AirPrintの枠にとらわれずにサクッと印刷できるのが嬉しいポイントです。
たとえばEpsonやCanonの公式アプリはWi-Fiダイレクト印刷に対応していて、プリンターをアクセスポイント代わりにiPhoneと直結できます。ほかにもPrinter Proなどのサードパーティアプリを活用すると、写真だけでなくPDFやOfficeファイルをそのまま送れるので、急ぎの資料印刷にも心強いですよ。
またMacのPrintopiaやWindowsのBonjour互換ツールを使えば、AirPrint非対応機をAirPrintプリンターとして認識させられます。開発者の立場からすると、一度設定すればバックグラウンドで動作してくれるので、デスクまわりがすっきりしてチームで共有するのにもぴったりです。
写真が暗くプリントされたときはどうすればいい?
プリントした写真が思いのほか暗いと、せっかくの思い出がくすんで見えてしまいます。実はこのトラブルには大きく分けてふたつの対応方法があるのです。ひとつはiPhone側で写真の明るさをしっかり調整してからプリントする方法です。もうひとつは印刷時の設定で明るさやコントラストを上げる方法です。どちらも手軽に取り組めるので、写真の仕上がりに合わせて選んでみてください。
- iPhoneで明るさを調整:写真アプリの編集機能で露出やハイライトを上げる
- プリント設定を見直す:コンビニやプリントアプリのオプションで明るさやコントラストを調整する
- フィルタや自動補正を活用:ワンタップで全体のトーンを明るくできる機能を使う
まずはiPhone側でサクッと補正しつつ、必要に応じてプリント時の設定もチェックすれば、「暗すぎ問題」はすぐに解消できます。
コンビニでL判と2L判どちらを選べばいい?
コンビニで写真をプリントするときは、L判と2L判のどちらかを選べます。
L判は89×127mmで、財布やアルバムへの収納にぴったりなサイズです。1枚あたり30円前後とコスパがよく、友だちへのちょっとしたプレゼントにも向いています。
2L判は127×178mmで、壁に飾ったりフォトフレームに入れたりするときに映える大きさです。L判の約2倍の面積になるので、集合写真や風景ショットを迫力ある仕上がりで楽しめます。1枚100円前後の価格設定が多いです。
大切な思い出をちょっと手軽に残したいならL判、インテリアとしてしっかり見せたいなら2L判を選ぶと失敗が少ないですよ。
アプリプリントの送料は高くない?
アプリプリントは自宅まで届けてくれるので、コンビニまで足を運ぶ手間が省けます。そのうえ送料はだいたい200~300円台とリーズナブルに設定されていることがほとんどです。
さらにまとめて注文すれば無料になるサービスや期間限定のクーポンが用意されていることもあります。プリント枚数やキャンペーンをうまく活用すれば、送料負担をほぼゼロにできるのがうれしいポイントです。
データ通信量はどれくらいかかる?
- データ通信量はどれくらいかかる?
-
印刷方法によって通信量が変わります。AirPrintやWi-Fiダイレクトでプリンタに直接つなぐ場合はネット回線を使わないのでデータ消費ゼロです。コンビニプリント用のスマホアプリを使ってアップロードするときは、L判1枚あたりおよそ1~3MB程度になります。自分で試したところ50枚まとめてアップすると約120MBでした。外出先で容量を節約したいときは、Wi-Fi接続時にまとめてアップロードすると安心です。
まとめ

iPhoneの写真をプリントするには、まず写真アプリから必要な画像を選び、AirPrint対応プリンターやUSB転送、オンラインプリントサービス、コンビニのマルチコピー機など、自分の環境に合った方法でプリントできます。解像度の調整や用紙サイズの設定をPhotosアプリや専用アプリでサクッと行えば、色味やトリミングも思い通りに仕上がります。
最初はちょっと操作にドキドキするかもしれませんが、ステップを追えば必ず上手にプリントできます。大切な思い出を手に取れる写真にして、アルバムやギフトとして楽しんでくださいね。