iPhoneの容量が残りわずかで、思い出の写真をどれから削除すべきか悩んでしまうことはありませんか?
このページでは、長年の実践で磨いたやり方を元に、迷わず写真を整理できる具体的な操作手順と、消した後でも後悔しない工夫を分かりやすくまとめています。写真アプリの基本操作はもちろん、クラウドを活用した安全な保管や一括削除の裏技まで扱うため、容量不足や誤削除の不安を一気に解消できます。
手順を読みながら順番に試すだけで空き容量がみるみる増えますので、今すぐiPhoneを手元に置き、安心して作業を始めてください。
iPhoneの写真を削除するやさしい手順

iPhoneの写真をうっかり溜め込むとすぐにストレージがいっぱいになりますよね。そんなときは次に紹介するやさしい4つの方法でサクッと整理しましょう。
- 手動で削除:写真アプリを開いて消したい写真を選んでゴミ箱アイコンをタップします。
- 最近削除した項目を空にする:「アルバム」→「最近削除した項目」を開き右上の「選択」→「すべて削除」で完全に消せます。
- Mac/PCで一括処理:パソコンに接続してイメージキャプチャやFinder経由でまとめて写真を削除すると効率的です。
- iCloud写真最適化を活用:設定→写真→「iPhoneのストレージを最適化」をオンにすると自動でデータ容量を抑えられます。
iCloud写真を利用中だと削除が他のデバイスにも反映されるので気をつけてください。
写真アプリで1枚だけサクッと消す

写真アプリだけで要らない1枚をさっと消せる方法です。わざわざほかのアプリを開かずに、写真をタップしてゴミ箱アイコンを押すだけで完了します。撮り直したいブレ写真や重複した写真があるときにぴったりです。
この方法のいいところは、手軽さと即時反映です。気になる写真を一枚ずつ選んで整理できるので、サクッと容量を調整したいときに重宝します。なお本当にストレージを空けたいときは「最近削除した項目」からも完全に消すのを忘れないようにしましょう。
①写真アプリを開く
iPhoneのホーム画面で青い花びらアイコンの「写真」アプリを探してタップします。ロック画面の場合は先に解除してください。
②消したい写真をタップ
写真アプリのサムネイル一覧から消したい写真を見つけたら、グリッドが見づらいときは2本指でピンチアウトして拡大すると探しやすくなります。目当ての写真がはっきり表示されたら、優しく軽くタップしてください。
タップを強くしすぎるとLive Photoのプレビュー画面になってしまうので、軽いタップを意識してください。
③右下のゴミ箱をタップ
選択した写真の画面に戻り、画面右下にあるゴミ箱アイコンを押します。
「×枚の写真を削除しますか?」と聞かれるので、間違いがないか確認しましょう。
④写真を削除を選ぶ
選択画面の右下にあるゴミ箱アイコンをタップすると「写真を削除」という項目が出てきます。
このボタンを押すと、選んだ写真をまとめて消せます。いくつか消したいときは便利です。
削除後の写真は30日間「最近削除した項目」に保存されます
写真アプリでまとめて一気に消す

大量の写真をまとめてササッと消したいときは、写真アプリの「選択」機能がおすすめです。指でスワイプしながら範囲指定できるので、いくつもタップを繰り返す手間が省けます。
- iPhoneだけで完結:追加アプリ不要でスムーズに操作できます。
- スワイプ選択が便利:指でなぞるだけで一気に範囲指定できます。
- 取り消しも安心:「最近削除した項目」から写真を復元できます。
①写真アプリでライブラリタブを開く
まずはホーム画面で写真アプリのアイコンをタップして起動します。画面下に並ぶアイコンのうち一番左にあるライブラリを選ぶと、撮った写真や保存した画像がずらりと一覧で表示されます。
②右上の選択をタップ
画面右上にある選択をタップします。これで一度に消したい写真をまとめて指定できるようになります。端末をしっかり支えて、親指で軽く押すと誤操作が減ります。
③消したい写真をタップで選ぶ
消したい写真のサムネイルを軽くタップしてください。
選択されると左下に青いチェックマークが表示されます。
続けて他の写真も同じようにタップしてチェックマークを付けていきます。
タップが強すぎると写真が開いてしまいます。軽いタッチを意識するとスムーズに選べます。
④ゴミ箱をタップ
選択が終わったら画面右下にあるゴミ箱アイコンをタップします。
確認ダイアログが表示されたら「写真を削除」をタップすると、選択した写真が「最近削除した項目」に移動します。
⑤写真を削除を選ぶ
画面下部に赤い写真を削除が表示されます。迷わずタップしてください。
タップすると選んだ写真がライブラリから消えます。大量に整理したいときはアルバム画面で先に絞り込んでおくと、親指スワイプでサクサク作業できます。
アルバムごとまるっと消す

アルバムにまとめた写真を一気に消す方法は、旅行やイベントのあと一括でスッキリさせたいときに頼りになります。アルバムを開いて「選択>すべて選択」をタップするだけで、個別に探さずにまとめて削除できるので、サクッと容量を確保できます。ユーザーが自分で作ったアルバムは、中の写真もまとめて消えるので、必要な写真はあらかじめバックアップしておくと安心です。
①写真アプリでアルバムタブを開く
写真アプリをタップして開きます。画面下に「写真」「For You」「アルバム」「検索」が並んでいるので、その中からアルバムを選んでタップしてください。
アルバムタブが見えないときは、画面を左右にスワイプして並び順を確認しましょう。
②編集をタップ
写真アプリのアルバム画面右上にある編集をタップします。これで写真の左上に選択用の丸いチェックマークが表示され、削除したい写真をタップで選べるようになります。
チェックマークは小さめなので、iPhoneを片手で持つよりもテーブルなど安定した場所に置いたほうが誤タップを減らせます。
たくさんの写真を一気に選びたいときは、最初の写真をチェックしたまま指をスライドすると連続で選択でき、操作がスムーズになります。
③赤いマイナスをタップ
アルバムの一覧で削除したい写真の左に出る赤いマイナスをそっとタップしてください。これで写真をゴミ箱に移す準備ができます。
もしキャンセルしたいときは、もう一度同じマイナスをタップすると元に戻せますので安心してください。
④アルバムを削除を選ぶ
画面を下にスクロールすると赤い文字で「アルバムを削除」が見つかります。ここをタップしてください。
確認のポップアップが出たら「削除」をタップすると、選んだアルバムが一覧から消えます。
アルバムを削除しても写真は「写真」タブに残るので、元データは消えません。
最近削除した項目を空にして完全消去

写真を消しても30日間は「最近削除した項目」フォルダに残っているため、このフォルダを空にしないかぎり容量は戻りません。ここをからっぽにすると、思い立ったその場でストレージをスッキリ解放できます。
- 30日経過前でもまとめて完全消去できる
- うっかり残した秘密の写真もきちんと消える
- 外付けツール不要で手軽に容量アップ
①写真アプリでアルバムタブを開く
ホーム画面で写真アプリをタップして起動します。画面下のメニューにあるアルバムをタップしてください。
②最近削除した項目をタップ
画面を一番下までスクロールして最近削除した項目を見つけましょう。こちらをタップすると削除済み写真の一覧が開きます。
一覧には削除から残り日数が表示されるので、まだ復元できる写真がないかさっと確認できます。
③右上の選択をタップ
画面右上の選択をタップして写真の選択モードに切り替えます。これで一度に複数の写真をまとめて処理しやすくなります。
④すべて削除をタップ
画面下部にすべて削除のボタンが現れます。このボタンをタップすると、選択中の写真やビデオを一気に消すことができます。
タップすると「すべて削除しますか?」の確認画面が出るので、もう一度すべて削除を選んで確定してください。これで選んだデータがまとめて消えます。
⑤写真を削除を選ぶ
画面下のゴミ箱アイコンをタップして「写真を削除」を押します。確認ダイアログが出たらもう一度写真を削除を選んでください。これで選んだ写真は「最近削除した項目」フォルダへ移動します。
削除すると30日以内なら復元可能ですが、このステップで「アルバムから削除」を押すと写真は「すべての写真」には残るだけなので安心です。
写真整理がもっと楽しくなる応用ワザ

写真を整理したらもうおしまい、なんてもったいないですよね。ちょっとした応用ワザを加えるだけで、思い出探しがグンと楽しくなるコツを集めました。
ワザ | 活用シーン |
---|---|
メモリー機能で自動ムービー作成 | 旅行やイベントの写真を短いムービーにまとめて振り返りたいときにピッタリ |
人物アルバム活用 | 顔認識で特定の家族や友達だけの思い出をサクッと集めたいときに便利 |
キーワード検索×フィルタ | 「海」や「2023年5月」などで写真を一瞬で絞り込んで探し出せる |
ライブ写真をショート動画に | 動くワンシーンをGIFや動画に変換してSNS映えを狙うときにおすすめ |
iCloud共有アルバム | 友達や家族とリアルタイムで撮りためた写真をワイワイ共有したいときに活躍 |
これらのワザを組み合わせれば、自分だけのフォトライブラリ彩り遊びがもっと楽しくなりますよ。
iCloudに残して端末からだけ削除する

iCloud写真がオンになっていると、撮った写真や動画はクラウドにしっかり保存されます。そのおかげで端末のストレージだけをすっきり空けたいときに、端末側からファイルを削除してもiCloud上に残せる方法が使えます。大事な思い出はそのままクラウドにあずけて、iPhoneの容量を軽くしたい方にぴったりです。
このやり方なら端末の空き容量を確保できるうえに、ネット接続さえあればいつでも写真を再ダウンロードできます。外出先で容量不足の不安を抱えたくないけれど、大切なデータは絶対に失いたくない場合におすすめの手段です。
設定アプリでAppleIDをタップしてiCloudを開く
ホーム画面から設定アプリを開き、最上部に表示されている自分の名前(AppleID)をタップします。画面端を避けて中央を押すとサクッと開きます。
AppleIDの詳細画面が表示されたら、「iCloud」という項目を探してタップします。ここでストレージ使用量や同期している項目をまとめて確認できます。
FaceIDやパスコードロックがかかっている場合は解除してから操作するとスムーズです。
写真を選んでiCloud写真をオンにする
ホーム画面から設定をタップして開きます。
画面上部の名前をタップしてからiCloudを開きます。
リストから写真を選んで、iCloud写真のスイッチをオンにしてください。
端末の写真を削除してもクラウドに残ることを確認する
ホーム画面からSafariを立ち上げて「icloud.com」と入力します。Apple IDでサインインして、二段階認証コードを求められたら端末に届いた数字を入力してください。
iCloudのメニューから「写真」を開いて、先ほど端末で削除した写真が表示されていれば成功です。完全に消えたら同期に時間がかかっているかiCloud写真がオフになっている可能性があります。
iCloud写真がオフの場合は端末から削除するとクラウド側にも反映されるので、設定→自分の名前→iCloud→写真で
スクリーンショットをショートカットで一括削除

ショートカットアプリを使うと、スクリーンショットだけを自動で集めて一度にゴミ箱へ送れるようになります。自分でアルバムを開いて長押しで選択する手間がなく、ワンタップでまとめて削除できるので時間の節約にもつながります。
プログラマーの視点では、フィルターで「メディアタイプがスクリーンショット」の条件を入れてから、削除アクションを設定すると誤って他の写真を消さずに済みます。後で振り返りが必要なときは、ゴミ箱内の復元機能で簡単に元に戻せるのも安心ポイントです。
ショートカットアプリで新規ショートカットを作成
ショートカットアプリを開いたら、新しいショートカットをサクッと作成する方法をご紹介します。
ホーム画面から「ショートカット」をタップしてアプリを開きます。
画面右上の「+」をタップして、空のショートカット画面に進みます。
画面上部の「新規ショートカット」という文字をタップして、わかりやすい名前に変更します。
フィルタでメディアタイプをスクリーンショットに設定
写真アプリで画面下のライブラリを開き、右上のフィルタアイコンをタップします。表示されたメニューからスクリーンショットを選ぶと、端末に保存されたスクリーンショットだけが一覧に並びます。
削除アクションを追加して実行する
画面からすぐに写真を消せるように、ショートカットアプリで共有メニューに削除アクションを追加します。まずショートカットアプリを開いて新しいショートカットを作成しましょう。
- 画面右上の+ボタンをタップして新規ショートカットを開始
- 「アクションを追加」をタップし「写真を選択」を検索して追加
- 続いて「写真を削除」を検索して追加
- 画面上部の設定アイコンから「共有シートに表示」をオンにする
- ショートカット名を「写真削除」などにして保存
次に写真アプリを開き、削除したい画像を選んで共有ボタンをタップします。リストに出てきた「写真削除」をタップすると確認ダイアログが表示されるので「削除」を選択してください。
iCloud写真がオンのままだと、ほかのデバイスからも同じ画像が消えるので気をつけてください。
Macの写真アプリと同期して大画面で整理

Macの写真アプリにiCloud写真をオンにしておくとiPhoneの写真が自動で同期されます。大きなディスプレイで一覧表示できるから指先で何度もピンチイン・ピンチアウトを繰り返さずに済んでとても快適です。
キーボードショートカットでまとめ選択したりスマートアルバムで特定の日付や場所の写真を絞り込んだりできるのが特に便利です。プログラマー視点で言うとコードレビューをする感覚で写真をサクサクチェックできるので、不要な写真を見逃しにくくなります。
同じAppleIDでMacにサインインする
Macの画面左上にあるアップルロゴをクリックして「システム設定」を開いてください。
サイドバーから「AppleID」を選び、サインイン画面が表示されたらiPhoneと同じAppleIDとパスワードを入力します。
二要素認証の画面が出たら、iPhoneに届いた確認コードをMacに入力してください。
これでMacとiPhoneが同じiCloudアカウントで連携し、写真を同期できる状態になります。
写真アプリを開いて不要な写真を選択削除する
まずは写真アプリを開いて、いらない写真を見つけてスッキリ削除しましょう。
ホーム画面の写真アイコンをタップしてアプリを開いてください。
右上の選択をタップすると複数写真を選べるようになります。
消したい写真をどんどんタップしてチェックマークを付けていきましょう。
選択が終わったらゴミ箱アイコンをタップして削除を実行します。
「写真を削除」を選ぶと選んだ写真が最近削除項目に移動します。
最近削除した項目からも完全に消したいなら、同じくアプリ下部の「アルバム」→「最近削除した項目」→「すべて削除」を忘れずに。
同期が終わったらiPhone側でも確認する
ホーム画面から写真アプリをタップして開きます。
画面下部の写真タブを選び、一番下までスクロールすると最新の同期写真が並んでいます。
同期が反映されないときはWi-Fiやモバイル通信が有効か確認してください。
パソコンにバックアップ後iPhoneの写真を一気に削除

パソコンに写真をまとめてバックアップしたあとでiPhoneの写真を一気に削除する方法は、大切な思い出をしっかり別の場所に保存しつつ一瞬でストレージを解放できるのが楽しいポイントです。
大きな画面で写真をチェックしながらフォルダ分けやリネームもできるうえ、USBケーブルで接続すれば高速転送が可能なので大量画像の移行にもぴったりです。iPhoneの空き容量不足に悩んでいるときほど、この手順が頼れる味方になります。
Lightningケーブルでパソコンに接続する
まずは手順にしたがってLightningケーブルでiPhoneをパソコンにつなぎましょう。手元にある純正またはMFi認証済みケーブルを使うとトラブルが少なくて安心です。
ケーブルが汚れていないか目でチェックします。端子部分にホコリがあると接触不良になるので、やわらかい布で軽く拭きましょう。
ケーブルのUSB側をパソコン本体の背面または側面にしっかり差し込みます。ノートPCは側面のポートがおすすめです。
Lightning端子をiPhoneへ差し込みます。パソコン画面に「このコンピュータを信頼しますか?」が表示されたら画面の指示にそって信頼を選択してください。
USBポートに差し込んでも認識しない場合は、別のポートやハブを外した直挿しを試してみてください。
写真アプリやエクスプローラーで写真を取り込む
iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続すると、写真アプリやエクスプローラーが自動で起動します。まずはロックを解除してデバイスの信頼をタップしてください。
Windowsなら「写真」アプリ、Macなら「写真」アプリを起動して、右上の〈インポート〉をクリックします。
サムネイルから写真をクリックして選択し、画面下の〈インポート〉を押すだけで取り込み完了です。
エクスプローラーで「Apple iPhone」→「内部ストレージ」→「DCIM」を開き、好きな写真をドラッグ&ドロップで移動できます。
エクスプローラーでコピーするときは、フォルダ構成を変えると写真アプリのサムネイルに反映されにくくなるので注意してください。
取り込み完了後iPhoneの写真を削除する
ホーム画面で写真アプリを探してタップします。
下部メニューのライブラリを開いて、一番上の「すべての写真」を選びます。
右上の選択をタップして消したい写真をタップでチェックします。
左下のゴミ箱アイコンをタップして、表示される確認画面で写真を削除します。
アルバム一覧から最近削除した項目を開き、右上のすべて削除で完全に消します。
削除後のストレージ反映には少し時間がかかることがあります。
よくある質問

- 削除した写真は本当に消えるの?
-
写真アプリで削除するとまず「最近削除した項目」に移動して30日間そのまま残ります。完全に消したいときは「アルバム」→「最近削除した項目」を開いて「すべて削除」を選ぶとすっきり消せます。
- 削除しても空き容量が増えない気がする…どうすれば反映される?
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「最近削除した項目」を空にしても容量が戻らないときは、iPhoneを再起動するとストレージ表示がリフレッシュされやすいです。もしまだ変わらなければ少し時間を置くか、iCloud写真を一度オフ→オンにしてみてください。
- 大量の写真をまとめて消すコツは?
-
編集モードで最初の写真を長押しし、そのまま指をスライドすると連続選択できます。指を離したら画面下のゴミ箱マークをタップすると一気に削除可能です。大規模な整理はMacの写真アプリを使うとさらにスムーズですよ。
削除した写真は何日で自動的に消える?
「写真」アプリで写真を削除すると、自動的に「最近削除した項目」アルバムに移動します。そこでは30日間はデータが残るため、そのあいだならいつでも復元が可能です。30日が経過すると自動的に本体から消えて、容量が解放されます。
- 削除すると「最近削除した項目」へ移動
- 保存期間は30日間です
- 期間内に「復元」をタップで元に戻せます
- 30日後に完全消去されて容量が空きます
ゴミ箱から戻したいときはどうする?
写真アプリの「最近削除した項目」を開くと削除から30日以内の写真が一覧で表示されます。戻したい写真をタップして「復元」を選べば元のアルバムに戻るので、誤って消した時でも安心です。プログラマー視点では、iOSアップデート後にサイドバーの項目配置が変わることがあるので、表示場所が分からなくなった場合は画面下の「アルバム」タブから探してみてください。
写真を消したのに容量が増えないのはなぜ?
- 写真を消したのに容量が増えないのはなぜ?
写真アプリで「削除」を選んでも、すぐには容量が戻りません。端末はまず「最近削除した項目」フォルダに移動させる仕組みで、ここに30日間残り続けます。この中身を手動で空にしないとストレージに反映されない点に注意が必要です。
さらにiCloudフォトライブラリの「ストレージ最適化」を使っている場合、低解像度版が端末に残り、高解像度データがクラウドにある状態です。通信状況や同期タイミングによっては、容量表示の変化が遅れることがあります。
最後に、iOSはバックグラウンドでキャッシュや写真データベースの整理を行います。この処理も空き容量の反映タイミングに影響するので、写真を完全削除したあとは端末を再起動するか、しばらく時間を置いてから空き容量を確認してみてください。
iCloud写真をオンにしていると削除の動きは変わる?
iCloud写真をオンにすると、iPhoneで写真を消すとそのままクラウドにも反映されます。アルバムから削除すると、手元のiPhoneだけでなくiPadやMacにある同じ写真もまとめて消えてしまうので注意してください。
この設定のおかげでどこからでも同じ写真を見られるメリットがあります。そのかわりに、うっかり消すとすべてのデバイスから消えるリスクもあるので、消したあとは「最近削除した項目」をチェックして復元や完全削除の操作をするひと手間を覚えておくと安心です。さらに、設定>写真>「iPhoneのストレージを最適化」を使えば端末の空き容量を節約しつつ、オリジナルデータはiCloudに残せます。
パソコンなしでまとめてバックアップしてから消す方法は?
パソコンを使わずにiPhoneだけでまとめてバックアップしてから写真を消したいなら、クラウドサービスが強い味方になります。
- iCloud写真:設定画面で「iCloud写真」をオンにすると、自動でクラウドに保存しつつ端末からも一括削除できるので手間がかからない
- Googleフォト:アプリをインストールして「バックアップと同期」を有効にすると容量無制限(高画質)で保存でき、「デバイスの空き容量を解放」でまとめて削除できる
どちらもiPhoneだけで完結するから、パソコンの前に張り付かなくてもサクッとバックアップ&整理を進められますよ。
まとめ

写真アプリから不要な写真を選んで削除し、「最近削除した項目」を空にすると、ストレージにすぐ反映されて容量が増えます。
設定の「iCloud写真」から「iPhoneストレージを最適化」をオンにすると、高画質データはクラウドに預けてローカルを節約できます。
定期的に写真整理と最近削除フォルダのクリーンアップを続けると、容量不足に悩まされることがなくなります。
この記事の手順を実践して、サクサク動くiPhoneと快適な写真ライフを楽しんでください。